月2回の定例活動など、緑のダム北相模のさまざまな活動を紹介しています。
定例活動報告 第474回 (嵐山の森)
 定例活動前日の28日土曜日は、小原地区運動場で「体験学校」が開催され、今回は地元の生徒さんたちは見えなかったが、学芸大附属小金井中学の生徒を中心に20名以上集まり、午前中は竹藪整備を行い、大竹を5〜6本伐採した。3本は午後からの「そうめん流し」の樋に加工し、2本は「小原の郷」の管理人さんに頼まれたので、建物横の自販機前に運んだ。「そうめん流し」は水道も完備していたので、水はけを注意しながら企画できたので怪我もなく無事終了することができた。
 定例活動当日の森林整備では、神奈川県立深沢高等学校のインターンシップ生を9名受入れ、林業への関心を持ってもらうため、理論と実践を実施した。午前中は樹木や草花の説明を行いながら嵐山登山
を行った。サッカー部の学生は体力を余す態度であるが、そうでない学生は苦労していたが流石は高校生で体力があり余裕で山頂に登頂した。山頂で景色を見て全体写真に収まり、下山は東海道自然歩道沿いに下り丁度12:00に嵐山基地に到着した。昼食の後はスギの間伐体験を実施した。高校生は二班に分かれ手鋸で伐採作業を行い、中学生は慣れた手つきで間伐作業を行った。杉の傾きで思った方向とは異なる側に伐倒する事態も起こったが、林業の大変さを身に染みて感じられたのか、また森林活動に個人で参加したいとする高校生もいた。猛暑が続く今年の夏の中では、両日とも比較的凌ぎやすい日和であったことに感謝。(報告:小林 照夫)
 今回は県の助成で行う体験学校とも並行しての活動だったので、午前中調査の続き、午後は森林整備班のお手伝い(になるかどうかは謎ですが)で間伐体験の支援をさせていただきました。午前の調査では第1日曜日の調査の結果、これまでの3つの区画で行ってきた施業の違い(間伐する、枝打ちする、何もしない)の違いのあるなしがわかってきましたので、新しいデータを取ることにしました。それは樹冠投影面積というもので、その木が枝を広げた面積を地面に落としたもので、これと区画の面積を比較し、成長量とも関連して説明しようとする目的でした。確かにいろいろな成長のトチノキがあるなかで、枝を広げられるところまで広げて成長が止まっているように見えなくもない、感触があったのでそれを根拠を持って説明できるようにする、という調査を行いました。結果は、、、近々発表の場、でということにしますがトチノキの育樹法についてはこれで一つ説を確立できそうです。(報告:宮村 連理)
| kitasagami | 森をつくる、定例報告(相模湖・嵐山の森) | 00:16 | - | - |
経営運営会議 議事録
【1】定例活動                                    
A 相模湖・嵐山の森                                             
(1)8月19日(第3日曜日):定例活動予定
◎定例活動
[1]森林整備班:体験学校、午前山歩き、午後間伐、深沢高校10名参加予定
[2]花畑班:従来通り
[3]木工班:物置解体活動は参加者次第
[4]地球環境部: 間伐体験補助に入る
[5]フォレストノバ、1人: 間伐体験補助に入る
[6]生命の森宣言東京数名

B 小原本陣の森
(1)8月5日(日):新しい物置の場所の確認を行った
下草を刈って、整地する予定
既存物置の設置について、大小の目処はついた
(2)8月12日(日):孫山の登山道整備、地元の方と
(3)9月2日(日):12日の活動次第で決定

C 知足の森(長福寺): 地球環境部(三鷹第二中学、小金井中)
(1)8月5日(日):森林整備、嵐山でトチノキ毎木調査
(2)9月2日(日):申請次第では間伐を検討

D ForesTo Class(森と暮らす) 活動、参加費の徴収方法の検討必要

E 麻布大学との基本協定:知足の森、GPS記録、宮村

【2】イベント&地域活動 
A 報告
 長福寺で活動報告会、契約について打ち合わせ、保安林の範囲を確認、沢沿いを業者が伐採するので可能なら立会う
B 予定
(1)8月11日(土)パタゴニア積み木、午前午後で担当分担、10時集合、まな板試作販売、映像記録を次の活動のプレゼン材料に
(2)8月18日(土)小原の流しそうめん大会、食材発注済み、テントのレンタルも発注
(3)8月14日から16日、小菅村にて地球環境部合宿
(4)相模原サポセンにてリユースPC、授与式8月25日(土)
(5)8月25日(土)、26日(日)環境教育学会にてメッセ発表、学芸大小金井中
(6)小原本陣祭の手伝い(フォレストノバ)の打診について

【3】理念活動、会議、補助金 他          
(1)報告:相模原市のボランティア保険の内容確認
(2)報告:セブンイレブン報告書提出済み
(3)予定:9月1日グッドライフアワード受賞者ミーティング
(4)予定:国土緑推報告、積水ハウス中間報告必要

【4】関連組織                       
1.森・モノ 研:[1]積み木 [2]製材所 [3]集成材について
2.WB(ウッドバンク(株)) 

【5】事務局・組織・会計の体制
会計:
ニュースレター原稿(宮村):若者の森[1]知足の森[2]フォレストノバ[3]フォレストクラス

| kitasagami | 経営運営会議事録 | 23:18 | - | - |
定例活動報告 第473回 (知足の森)
 8月の知足の森の活動は臨時で嵐山の望星の森で活動を行いました。地球環境部で高校3年生になる生徒が学校の卒業論文でトチノキの調査のとりまとめに挑戦しています。これまでのデータに加え、ここで一度、これまでの取り組みをまとめて、何かしらの発表を行う、というところまで検討しています。そんな中、今回も樹高と胸高直径を測定するわけです。トチノキは3年間にわたって植樹されています。その3年間による違いはすでに学芸大学の研究紀要に投稿済みですので、今回はそれをベースにどのような施業をすれば広葉樹の育樹として妥当か、をテーマにしました。これまでの300本近いトチノキの全量調査ではどうしても誤差を生じてしまいがちな生育の悪い木がデータに混じってしまい、結果、傾向が読み取りづらくなってしまっていました。データの精度をより高めるために全量調査から10m四方の対象区3年間の植樹場所に設定し、その中での本数や各データを集め直し、これまでのデータと比較する活動としました。そうすると、データとしてあまり整合性がなかったりするものは現地では大きく曲がっていたり、他の木より勢いがないため、空を他のトチノキに覆われさらに生育が落ち、という精度を落としている個体が明らかになっていき、データとしてかなり信頼性が上がったと思われます。今後はさらに精査を進め、2つのデータから形状比や成長率のデータを計算し、より効果的な、妥当な育樹方法について報告ができそうです。別欄で報告します環境教育学会での報告中に森林総研の方から3月の森林学会で報告を、ということになりそうですので、卒業論文をまとめた生徒を中心に成果を報告できれば、と考えています。                       宮村 連理(本会、副理事長)
| kitasagami | 森をつくる、定例報告(知足の森) | 00:15 | - | - |
定例活動報告 第473回 (小原本陣の森)
 今日は小原の新基地構想を固めるため、早朝より小林宅を訪問した。川田、丸茂、石井、小林、今日は地域の本陣祭りの準備ため沢山の方が提灯を吊り下げたり道路の整備などされていた。今日も地上では32.5度と猛暑で、なにもしなくとも汗が噴き出してくる。宮村さんと粟田さんと中学生10名は嵐山の栃の木の測量並びに伐採計画作成を兼ねた草刈りを行った。森林内では29.0度と3.5度の差がある。涼しいのはスギのフィトンチッドによるものなのか判ら無いが全然涼しいのだ。我々小原班は小林氏の所有する畑に行き、新しい基地の構想について議論した。結局小屋は木の伐採と草刈りをして奥の方の歩道から目立たない場所にすることとなった。
 歩道と基地の周りには竹で垣根をこさえモッコウバラを植えて散歩をする方の目を楽しませる構想とし、長福寺までの歩道をバラ通り(小原だけにオバラで)に仕立てたい。新基地の自慢は、何と言っても景色にある。相模湖から延びる相模川と相模湖大橋の景観は絶景である。ここに腰かけて一服して景色を眺めたあと散歩を続けられたい。
 午後から嵐山にゆき宮村さん達と合流、石井さんが収穫してくれたスイカを切って皆さんで頂いた。水分が身体に浸みてとてもうまかった。小原に設置が決まれば、運ぶ小屋の選択だが、森林整備のスチール小屋をメインにするため、まず小屋内部を空にして分解することとした。小屋内部の道具をNOVAの小屋に移す作業を行った。次回は体験学習と深沢高校のインターンシップが予定されているため、9月第1週が小屋の解体になるだろう。ともかく暑く作業が大変もたついた。
| kitasagami | 森をつくる、定例報告(小原本陣の森) | 00:14 | - | - |





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