月2回の定例活動など、緑のダム北相模のさまざまな活動を紹介しています。
定例活動報告 第470回 (嵐山の森)
 梅雨の合間で一雨来そうな空だったが、一日中持ってくれたので一変活動日和だった。前日までの雨で土が泥濘転倒者が出ないことを願うまでだった。
 森林整備班は、午前中基地周辺の草刈を行った。原田先生や石村さん、川田さん、角田さん、岡田さん、石原さん、薄井さん、二年ぶりに参加の白石さんも加わって頂き捗った。
 石井さんが畑の都合で活動には参加できなかった分、キュウリを沢山持ってきてくれたので、学生たちは「家にお土産ができた」と喜んでいた。
 午後からが、本日のメインテーマの基地の三画小屋の解体作業を行った。4時から交流センターで総会があるので、遅くとも3時にはキッカリ終わらければいけないのだが・・トタン板は頑丈に釘で止められていたため想定以上に時間を費やしてしまった。躯体の解体はもっと頑丈でバールや木槌、鉄パイプなどを振り回し危ない状態だった。構造が現れる毎に解体ポイントが見えてきた。横屋根は乗せてワイヤーで縛ってあるだけだと見破り、皆で横にスライドさせて落とすことに決め、引き始めた途端、思わぬ方向の柱が倒れたため一瞬にして小屋が潰れるという惨事が起きた。運よく誰もいない角度で怪我人は出なかったものの、現場監督としては皆に責められる運びとなった。
 ヒヤリハット危機管理をもう少し徹底しないと、事故が起きてからは取り返しがつかないことだ。今後は十分な注意を怠ら無いよう活動を指揮するべく反省させられた。お陰で、解体作業は思った以上に進み、時間内に予定の作業を終わらせることができ、4時からの総会に全員が間に合うことができた。
 総会決議はスムースに進み、懇親会も「危機一髪の話」でもりあがった。無事終わって良かった。精神的に久々疲れがでて帰りの電車も寝過ごす始末でした。(報告:小林 照夫)

 地球環境部は昨年雨が続いて完了しなかった植生調査を行った。これまで東海大高輪台高校がSSHのリベラルサイエンスとして行ってきた範囲に3つのコドラートを作っており、そこでの継続調査。もちろん我々だけでは心もとないので、学芸大の小柳准教授に指導してもらうことになった。事前に小柳先生の研究室にお邪魔して、調査の計画、準備などなどを進め、かつ今回からiPad数台を持ち込み、私のスマートフォンからテザリングし、千葉県の植物図鑑にアクセスしながら同定を行う試みを行った(通信量がどれくらいになったかは教えられません)。さらに特徴的な植物については学校に持ち帰り、標本作りにも取り組むことになった。今回の調査は8月の環境教育学会でのメッセ発表(NPOや企業がPRできるスペース)を行うことになり、生徒たちもそのつもりで眼差しは真剣そのもの。午後からは初参加の生徒も多くいたため、間伐を2本。この区画はこの3月までだがまだまだ欠頂木や曲がってしまった木が多い。なんとか期日までには作業が終わりました、と言いたいが、焦って怪我や事故をしては意味がないので、焦らず、ぼちぼちと、と行きたい。今後も活動を継続する望星の森はまたしても林床が暗くなってしまい、追加の間伐が必要だと思われる。この辺りのペースや間隔が針葉樹林とは違うのではないだろうか。(報告:宮村 連理)
 今回は、主に植生調査と木を切る作業をしました。植生調査では、1平米の範囲に、たくさんの植物が生えていることがわかり、驚きました。中には、全く知らなかったような植物もたくさんあったので、面白かったです。
 午後は、皆で大きな木を数本切りました。みんなで頑張り、息を合わせて綱を引き、木が倒れた時にはとても感動しました。また、切った時に残った破片の皮をはぐと、そこがとても湿っていて冷たかったです。これは、切ったばかりでないと、こうならないそうなので、とても貴重な体験ができたと思いました
 これからも、このような体験をたくさんしたいです。
| kitasagami | 森をつくる、定例報告(相模湖・嵐山の森) | 00:08 | - | - |
経営運営会議 議事録
【1】定例活動                                    
A相模湖・嵐山の森                                             
(1)6月17日(第3日曜日):定例活動予定 
◎定例活動
[1]森林整備班:片付け続き
[2]花畑班:先月の続き
[3]木工班:片付け続き
[4]地球環境部:10人、植生調査、小柳先生+間伐
[5]フォレストノバ:3人プラスα
[6]生命の森宣言東京数名
[7]フォレストクラス未定

(3)その他
[1] 活動後に定期総会、例年通り
[2] 望星の森活動報告を提出する予定、作業区画の打ち合わせ

B小原本陣の森
(1)6月3日(日)活動報告
 畑作業中心、地主さんとの打ち合わせ
(2)7月1日(日)


C知足の森(長福寺): 地球環境部(三鷹第二中学、小金井中)
(1) 6月3日(日)活動報告
 広葉樹の除伐、初参加の中学生7名高校生1名を含め計13名
(2)7月1日(日)
 入り口の丸太橋が怪しいので補修

D ForesTo Class(森と暮らす) 活動、参加費の徴収方法の検討必要

E麻布大学との基本協定:知足の森、GPS記録、宮村

【2】イベント&地域活動 
A報告
(1)狛江市環境イベント、積み木、NPOこがねい環境ネットワーク仕切

B予定
(1)積み木、積水ハウス9日、10日でさいたまスーパーアリーナ
(2)積み木、パタゴニア16日土曜日、フォレストノバ中心で運営3人
(3)相模原市環境まつり24日日曜日、フォレストノバ、ボーノ相模大野
(4)体験学校の日程18日19日、深沢高校インターンは8月の嵐山
(5)小菅村の合宿は大学生中心で計画

【3】理念活動、会議、補助金 他
(1)報告:サポセン
(2)報告:森づくりフォーラムチラシ
(3)打ち合わせ:セブンイレブンと打ち合わせ、ビデオの確認
(4)総会資料の確認

【4】関連組織                       
1.森・モノ 研:[1]積み木 [2]製材所 [3]集成材について
2.WB(ウッドバンク(株)) 

【5】事務局・組織・会計の体制
会計:国土緑推の報告が近い
ニュースレター原稿(宮村):若者の森[1]知足の森[2]フォレストノバ[3]フォレストクラス
| kitasagami | 経営運営会議事録 | 23:17 | - | - |
定例活動報告 第469回 (知足の森)
 今年度、私が勤務する東京学芸大学付属小金井中学校で展開する「実際に取り組む環境問題」の受講者が多く参加した。例により、なんだかよくわからないまま森に連れてこられ、今からここからここまでの雑木を整理する(切ってきれいに並べていく)から、とまずは作業から。これも例により都会っ子丸出しの本校生徒は何をどうしていいかわからない。そもそも斜面を登り、そこに静止することに精一杯。それに対して慣れている中高生は次々と切っては並べを繰り返しどんどん森が明るくなっていく。見よう見まねで切っていく本校生徒もあれやこれやと小言のように言われながらもだんだん手つきがよくなっていく。この適応力の高さはさすがと言うべき。半日終わる頃にはなんだか楽しそうで、次はどれやりますか?という感じにこの森に通っている生徒の顔になっていた。今回はこの活動の直後にNHKで九州での焼畑で有名なドキュメンタリー、クニ子おばばと不思議の森を見ることになっていたので、無用な説明はしなかった。案の定、後日皆でそれを見てみると、今回参加した生徒の顔つきが、まだ森に来たことのない生徒と全然違う。こういうことだったのか、萌芽更新、一生忘れない単語になりそうな予感がする活動となった。
| kitasagami | 森をつくる、定例報告(知足の森) | 00:08 | - | - |
定例活動報告 第469回 (小原本陣の森)
 宮村先生達地球環境部の学生さんは「知足の森」の草刈に出かけた。フォレストノバの学生と我々は、旧小原の基地へと向かった。目的は旧小原基地にあったトイレの撤去に係る調査と現状把握。
 久しぶりに基地に着くとトイレが無ければ元基地であったことが判ら無いくらい自然に覆われていた。しかし、基地周辺の土留めのお陰でしっかり環境を守っている様子であった。
 その後、畑に寄り、石井さんが用意してくれたサツマイモの苗を50本ほどフォレストノバの学生と共同して作業し、周辺の草取りをした。ネギ坊主が育ち、ホウレンソウも塔が立ち収穫遅れになっている。
 カドヤ食堂に持っていったら喜んで頂き、つまみをサービスして頂いた。次はジャガイモの収穫ヤーコンや麦の収穫が続く。
 午後から、小林校長先生の自宅に伺い今後の基地問題について相談させて頂いた。大変親身になって相談に乗って頂いたお陰で、今までの心配・不安が消えた大事な日となった。
 ForesTo Classの二藤君と高橋君が三十三曲りから孫山コースへの登山入口を案内してほしいとのことで、入山から登山道までを案内した。その後二藤君たちは孫山まで登った。
| kitasagami | 森をつくる、定例報告(小原本陣の森) | 00:05 | - | - |





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