月2回の定例活動など、緑のダム北相模のさまざまな活動を紹介しています。
定例活動報告 第441回 (嵐山の森)
 3月19日の森林整備班と木工斑の活動報告から。今日は麗らかな春の陽気を思わせる気候の中で始まった。セブンイレブン記念財団の松井事務局次長とスタッフで高尾の森自然学校の三瓶氏が朝礼でご挨拶された。緑のダム参加者は今までで一番少ないのではないかと思った。20人くらいの参加者であった。

 午前中は林内で水源を含め偵察に回る、水源の水が全く枯れていることが気になり、獣道を含む中で水流に変化が起こった可能性を探った。水源周辺の雑木の処理などを行い水路を確保した。木工班のほうでもう一本の棟上げを手伝ってほしいとの要望があり、ノバ、セブンイレブン、にもお手伝い頂き棟上げを完了した。昼食中は、セブンイレブン記念財団の松井、三瓶両氏と20分ほど話が出来た。ウッドバンクで木製容器を作る計画を話すと大変興味を示され是非お手伝いをしたいとの強い言葉を頂いた。セブンでも弁当容器の木製化は初めているところで試作は行っている。緑のダムはNPOだが、その会員をコアにした事業展開ができることを他のNPO団体の方たちに訴え、頑張ってもらいたいと伝えていただきたい。そんな話をさせて頂いた。午後からは、嵐山集会場の元炭焼き小屋の躯体の柱が腐って倒れて怪我人が出る前に解体したいとの以前からの要望を実行した。以外に簡単に解体出来たので、丸太を並べ休憩場所に仕上げた。今日は、カブトムシの幼虫を取りに来られた団体があったが、どの牧場にもカブトムシの幼虫は存在しなかった事件があった。クヌギの葉だけではだめで、発酵させる要素が必要で石灰などを葉になじませておくのが良い。斎藤氏に指導いただいてカブトムシ牧場を作った年は相当の幼虫が育った。相模原市のさくら祭りの準備として丸太切り競争に使う丸太2mを3本確保した。(小林照夫、本会理事)

 Forest Nova☆ は、宮村先生がお休みだったので地球環境部の中学生たちと活動を行いました。今回は、ノバの新入生を入れるためのオリエンで使う炭作りとカブトムシ牧場の整備、木工作品用に木材の準備を行いました。炭には桜の木を使いました。炭として焼いたときにほんのりいい香りがするからだそうです。正直、うまくできるとは思っておらず、最悪なしの方向で行くつもりだったのですが、短時間でうまくできたので本当にうれしかったです。ちなみにオリエンでは焼き芋を作るつもりです。おいしく作れるといいのですが・・・。カブトムシ牧場では、落ち葉だけで土がなかったので土を追加しました。また土をかき混ぜて下の方にも腐葉土ができるようにしたのですが、その時カブトムシの幼虫が1匹もいないということが判明しました。その後来た子供たちが必死に探したのですが、結局見つからず子供たちに申し訳なかったです。カブトムシが来年はいっぱいいるような牧場を目指したいです。また、それに合わせてもう少し暖かくなったら、生態調査をやってみたいと思いました。今、嵐山にはどんな生物がどれぐらいいるのかを知ってみたいと強く感じました。木工作品の方は、年輪がきれいな木を使いました。オリエンでは年輪を通して森の魅力を語る予定でいます。新入生には森の魅力を感じそのままの気持ちで嵐山に来てもらいたいです!また、さくら祭りのお箸も少し作りました。中学生たちが丁寧に細く切ってくれてとても助かりました。また、中学生たちと共に作業していく中で、今まであまり話をしたことがなかった中学生たちのことを少し知られたような気します。昼頃には木工班のお手伝いをさせていただきました。木工班で作っている木材の乾燥小屋が着々と出来上がっているのを見て、時間の流れの早さを改めて感じました。(五味輝史、Forest Nova)

 お花畑班は連休・卒業等のシーズンからか参加者が少なく、花畑班も3人。基地から見えた花畑の淡い紫色のクロッカスの群生が息をのむほど美しかった。作業内容はスイセン、チューリップ、ムスカリなどの球根が植えてある花畑の周囲に前回からの竹の生垣づくりを3人で始める。今回は道路面からの修景を考え、半割りの竹を前面に被せる作業と高さを揃える作業を主に行った。4つ目垣で使用する格好いい「男結び」にチャレンジしつつも断念。瀧澤さんがいたので女結びでごまかした。次回の石原さんに期待しようと言う事になった。午後からは、淵上さんの娘さん親子とその仲間総勢15人程が青根キャンプ場から来訪。カブトムシの幼虫を欲しいとの事で、基地内の「カブトムシ牧場」3箇所の腐葉土を花畑班他が手伝い、期待に心躍らせつつ掘ったが1匹もいなかった。毎年持ち切れない程取れたのに、面目まるつぶれであった。「モグラに食べられちゃったのかなー」とぼやく。キャンプ場で使う焚き木が欲しいと言う事で、梅の剪定木を持っていっていただいた。お詫びに?子供たちに、「かどや」自慢のカレー味のシチュウを振舞った。いつもは野菜を食べないのにたくさん食べていた子供たちにお母さんたちが驚いていた。(丸茂喬、本会理事)
| kitasagami | 森をつくる、定例報告(相模湖・嵐山の森) | 09:10 | - | - |
経営運営会議 議事録
【1】定例活動
A相模湖・嵐山の森
 (1)3月19日(第3日曜日):定例活動予定
◎定例活動:
 [1]森林整備班:(林内整備)
 [2]花畑班:整備。・養蜂班(花畑班・フォレストノバ・生命の森共用の袋を設置(混合ガソリン+オイル購入)
 [3]木工班:。梁の上架(1本)。その他。
 [4]地球環境部:6人、顧問欠席、フォレストノバと合流
 [5]フォレストノバ:10人
 [6]生命の森宣言:数人
◎グッドライフアワード:取材(三軒茶屋ファクトリーの寄本氏)→4月に延期
◎戸山の狐崎氏木工班に参加予定。
 (2)4月16日(第3日曜日):定例活動予定
  [1]通常通り
 (3)その他
  [1]嵐山使用契約書締結完了(鈴木典子様:石村)
  [2]参加者のヘルメットに名札添付としたい。

B小原本陣の森
 (1)2017年3月1日(水)実績
3月1日(水)倉庫内の道具運搬(永井広紀さん倉庫へ)
 (2)3月5日(第1日曜日)実績
  [1]倉庫解体(屋根解体は次回)
 (3)小原の4月以降の活動予定:
4月2日(日)桜まつりで小原の作業は中止(相模原市役所第2駐車場)
5月7日(日):基地周りの木材で土止め作業。(杭材は永井倉庫の細丸太?)

C知足の森(長福寺):地球環境部(三鷹第二中学)
 (1)3月5日(第1日曜日)実績
 竹林・沢整備

DForesToClass(森と暮らす)活動。
 (1)3月5日(第1日曜日)小原定例(萩山)実績
◎萩山の整備は一段落した。次回以降の活動の相談(3月12日石村事務所)
◎入山については、森林組合の長期受委託制度との関連などの確認が必要。
◎二藤君:作業委託内容確認、4月からの活動を確認
◎滝澤君

E麻布大学との基本協定:(知足の森、GPS記録)(宮村)
◎施設使用協定書(会議室)の提出:石村⇒原田⇒麻布大
◎環境大臣賞の件が神奈川新聞に掲載、麻布大ウェブで成果報告している

F報告・その他
(1)2月14日弁天島:県と打合せ。その後、まだ連絡なし。
(2)2月14日午後、津久井銀森林組合と情報交換。
(3)2月28日長谷川主水さん、三鷹第二中学校木工指導、ベンチづくり、校長室に設置予定
(4)3月4日麻布大学、環境カフェに参加(石村、川田)

【2】イベント&地域活動
 (1)桜まつり:参加団体決定。配置図(案)作成
  [1]フォレストノバ:箸の制作
JFIKのネイチャークラフト講習会3月17日(金)18時参加費:500円。場所:神奈川県民活動サポートセンター/横浜駅から徒歩5分
  [2]ForesToClass:緑のダムブース内で展示。成立〜活動紹介(3月12日石村事務所で資料家捜し)

【3】理念活動、会議、補助金他
 (1)サプライチェーン:相模川流域〜下流(鎌倉)(石村)
 (2)補助金申請(TOTOは落選、積水ハウス、年賀助成は審査中)、国土緑推は検討中

【4】関連組織
 1森・モノ研:[1]積み木[2]製材所[3]集成材
 2WB(ウッドバンク(株)):出資者を募集
  [1]弁当箱:(⇔能代)桜まつり:斎藤能代市長来場予定。
  [2]3次元計測:データ利便性の向上改良した(⇔森林総研)。

【5】事務局・組織・会計の体制
◎ニュースレター原稿(宮村):若者の森[1]知足の森[2]フォレストノバ[3]ForesToClass。会費振込用紙を同封。
 [1]定款改定(案)作成済。予算(案)の作成検討:石村・川田
 [2]内野さん事務引継ぎ(→誰か?)

【6】継続案件
◎会員募集:会員名簿の整備未払い催促
[1]会員名簿(会員の定義の見直し必要:定款改訂準備中.会費
[2]メーリングリスト整備(宮村):リスト登録基準をどうするか?会費振込者だけ?
[3]HP改訂(宮村)
| kitasagami | 経営運営会議事録 | 08:57 | - | - |
定例活動報告 第440回 (知足の森)
 3月5日の知足の森では長福寺、野呂さんから依頼されていた沢沿いの作業を進めています。前回までで勢力をふるっていた竹を一通り刈ってしまっていたので、今回は中学生、高校生でも自力で間伐できるようなスギ、ヒノキを作業しました。受験が終わった3年生が多く参加してくれたので、20名近くを3つに分け、順番に作業して行きました。受け口をつくり、大人が確認をして追い口を入れて倒す、倒した木を駐車場まで引き上げ玉切りにして整理する。花粉もまさにトップシーズンでマスクに保護メガネにフル装備の生徒も多かったです。スギを倒すと黄色い粉がぶわっと広がって、それを見ただけでも体中かゆくなるような活動日でしたが、そんなことにもめげずに計6本の間伐を無事に終えました。3年生はこれまでの活動の集大成だったと言える手際のいい、見事な仕事をしてくれました。来月から高校生として、どんな新入生の指導をしてくれるか今から楽しみです。
| kitasagami | 森をつくる、定例報告(知足の森) | 09:09 | - | - |
定例活動報告 第440回 (小原本陣の森)
 3月5日の作業は、従来は森の入口から10分ほど林道を登ったところの基地周辺での作業であったが、最近は基地の入口付近や、小原の他の地区での作業が中心となったので、基地を移すことになり、使わなくなった倉庫は撤去することになった。2月5日に倉庫内を片付け、3月1日に道具類を搬出し、倉庫周辺を片づけた。今回、倉庫本体の解体作業を行ったので報告する。安全作業の為に、屋根はそのままの状態で四本柱とともに倒し、地上で解体することにした。まず、入口の扉と壁の窓を取り外した。側面壁の解体は、柱の蟻溝に嵌め込まれた壁板を、側壁ごとに4側壁取り外した。柱の蟻溝をチェーンソーで切断除去加工してから羽目板を内側に取外した。屋根が四方柱のみで支えられた状態で倉庫を倒壊させ、屋根を着地させた。屋根上を清掃し屋根仕舞を確認した。屋根はスレート葺きで、スレートを止めている釘を引き抜き、1枚づつ剥離除去した。3月5日の作業は、ここまでとした。次回は、屋根板の解体と材木の搬出作業をする予定。
| kitasagami | 森をつくる、定例報告(小原本陣の森) | 09:08 | - | - |





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