月2回の定例活動など、緑のダム北相模のさまざまな活動を紹介しています。
定例活動報告 第439回 (嵐山の森)
 嵐山活動報告です。わたしたちForest Nova☆は、さくら祭りでお箸づくりをするので、そのための木材処理を行いました。また、Forest Nova☆以外にも林さんという初参加の方がお手伝いをしてくれました。
 私たちは、モマハウスの木材置き場にあった木材をのこぎりで切り、それを鉈で細長い木の棒にしてカッターで角を取りました。カッターが一つしかなかったのでローテーションで作っていきました。カッターで角を取ると四角だった、木の棒が鉛筆のような形になり、これがお箸になっていくのだと改めて認識しました。お箸を作ってもらう人たちには、長くこのお箸を使ってもらいたいなと思いが自然に沸き上がりました。さくら祭りでは、この手間をかけたお箸をぜひ作っていただきたいです。
 また、木工班の作業もお手伝いさせていただきました。鳥居が完成し、着々と木材置き場が完成してきており、初めて嵐山に時からかなり時間が経過したんだなと感じました。
 鳥居の近くにも時の経過を知らせるものがありました。タラの木の芽が少し緑色に色使い始めていました。冬が終わり春に近づいてきていると身をもって感じました。
 もう少し暖かくなったら、山菜取りを定例活動でやってみてもいいかもしれません。(報告:五味輝史)
 その木工斑は柱2本の根本を加工し、それぞれコンクリート土台との嵌合を確認。森林整備班の応援を得て、小梁を鳥居に組み、両柱同時に建てた(鳥居が3組完了)。
 既に加工済みの長梁1本を加工場から運び、3組の鳥居の上に乗せ、反工房側のホゾに無事に組込みが終了した。ようやく乾燥小屋の骨組みが見えてきた。次回3月は、残り1本の長梁(工房側)の上架を予定。(報告:川田浩)
 森林整備班は川田晃氏、岡田繁氏、石井明夫氏、小林の4名。少し寒さは残るが、好天に恵まれた朝であった。季節が春めいて来て芽吹き始めると、本格的な森林整備の仕事が始まる。2月初旬であり本日はサポート隊として活動することとした。
 井伊氏の葬儀の関係もあり、お花畑班の方や木工班の方の参加が少なく、森林整備班は木工班とお花畑班のサポートに分かれて行うこととした。木工班は長谷川大工の参加もあるので、資材置き場の建設ピッチを速めるため何としても本日梁を上げることを目標に飛び入り参加も含め全員の力を結集して作業に入った。お花畑班は、本格的に竹で柵を作りシュロ縄は「男結び」にこだわり職人感満載の花畑作りに没頭した。特に今回は「男結び」の徹底を行ったようである。
 午後から、地球環境部の要請で、かかり木の処理を頼まれたので、一旦森林整備班を集め全員で架り木処理に向かった。スギの上部の1/5くらいの広がった枝が同じようなスギの枝にしつこく絡んでなんとも厄介な状況になっていた。午前中はチルホールを使い引っ張ってみたり、幹の下部のダルマ切りを試したりしたが、むしろ強く絡んだ結果になっている。
 基本的にダルマ切りした幹が土に深く埋まって抜けない状態に固まっているので、引き続き幹の下部をもう一段ダルマ切りし今度は土に潜らない様にうちゃることを考え、玉切りで木が落ちる時に跳ね上がらないように固定した。後は、5mくらいの処にロープを掛け東側に引き、2mくらいの処にロープを掛け西に引く体制を取り、チェンソーで徐々にダルマ切りに入り、最後の芯が残った当たりでチェンソーを止め、東側と西側で「ヨイショ!ヨイショ!」の掛け声を合わせ左右に揺さぶると芯がメキメキと音を立て始めたため、跳ね上げ固定のロープを強く引くと、ゆっくりとダルマ落としが完成し、かかり木がスッと抜け落ち倒すことができた。今回の作業で得た教訓は多少芯を残し安全を確保しながらロープで揺さぶり徐々に枝を抜くという作業を習得できた様に思う。約30分の作業時間で処理できたのも参考にしたい。
 その後、午前の持ち場のサポートを続けた。木工班の念願の梁の棟上げも皆さんの恊力を借り完成できた。(報告:小林照夫)
 生命の森宣言東京の参加者は2名(午後は1名)でした。人数が少ないこともあり、木工班の作業に参加させていただきました。木工班の丁寧なものづくりは、たいへん楽しく興味あるものでした。午後は、地球環境部の作業で発生したかかり木の処理のお手伝いをしました。天候に恵まれ、楽しい1日となりました。(報告:田崎泰生)
 地球環境部は今月は試験前ということもあり参加者少なめの11名。ただし今月は私が学生時代にお世話になっていた損保ジャパンの社員の方が東京に戻ってこられたということで参加。なんとも心強い。地球環境部もその方が所属されていた部署の名前から頂戴している。木を植えるより、木を植える人を育てよう、という同社の思想を受けついでいる我々地球環境部が活躍するところをぜひ見せたい、という心意気はあったものの、先月の掛かり木がちっとも外れず。滑車、チルホールなども使ってあっちに引いて、こっちに引いて。がっちりと木の先が喰い込んでしまっている。午後から森林整備班のみなさまに手伝ってもらうと外すことができた。様々な道具の使い方、引っ張る方向などは間違っていなかったが、やはり根本的なパワー不足。タイミングが合わないという大きな課題が残る。しかし外れてからはあっという間に玉切り、集材が終わり森もきれいな姿に。来月から電話線周りの間伐を再開していきたいと思います。(報告:宮村連理)

 報告編集はForest Nova☆五味が担当させて頂きました。来月こそは、朝の体操を立派に果たして見せます!
| kitasagami | 森をつくる、定例報告(相模湖・嵐山の森) | 21:58 | - | - |
経営運営会議 議事録
【1】定例活動
A相模湖・嵐山の森
(1)2月19日(第3日曜日)定例活動予定
◎定例活動:
 [1]森林整備班:(林内整備)
 [2]花畑班:整備。・養蜂班(花畑班・フォレストノバ・生命の森共用の袋を設置(混合ガソリン+オイル購入)
 [3]木工班:材の刻み継続。
 [4]地球環境部:高井戸中、三鷹第二中10人、望星高校5人
 [5]フォレストノバ3人、製材、チェーンソーの扱いはどうするか
 [6]生命の森宣言:数人
◎グッドライフアワード取材(三軒茶屋ファクトリーの寄本氏)4月に延期
◎戸山高校OBが木工班に参加予定。

(2)3月19日(第3日曜日)定例活動予定
通常通り、地球環境部活動なし

(3)その他
 [1]嵐山使用計画書の確認(石村)
 [2]エコ紙食器:使用について(嵐山の食器の衛生管理、有料化としてエコ食器使用の提案、サンプル提示)

B小原本陣の森
(1)2017年2月5日(第1日曜日)実績
 [1]AM:小原の基地撤去準備:倉庫内片付け&トイレ調査(移転先、作業方法・作業量の検討)(川田)
 [2]PM:「弁天橋調査(川田)」
 [3]15時〜:萩山でフォレストクラスの活動に参加
 [4]17時30分〜懇親会(ごん兵衛)
◎2月13日(火)10時に津久井合同庁舎で打合せ。(石村、宮村、川田)

(2)3月5日(第1日曜日)定例活動日予定
 [1]基地撤去開始、道具類移動(軽トラ使用)3月1日に作業開始
 [2]トイレの撤去、業者を検討

(3)以降の活動予定
4月2日(日)桜まつりで中止(相模原市役所第2駐車場)
5月2日(日)基地周り退去仕上げ

C知足の森(長福寺)、地球環境部
(1)2月5日(第1日曜日)
竹林整備
(2)3月5日(第1日曜日)予定
◎竹林・沢整備

Dフォレストクラス(森と暮らす)
2月5日(第1日曜日)小原定例(萩山)
◎萩山の整備は3月に終了予定(あと2回程度)入山の作業内容と合わせて打合せ。
◎入山については、森林組合の長期受委託制度との関連などの確認が必要。(2月14日13時津久井郡森林組合と情報交換)
◎二藤氏、作業委託内容確認。

E麻布大学との基本協定(知足の森、GPS記録)(宮村)
施設使用協定書(会議室)の提出:石村⇒原田⇒麻布大


【2】イベント&地域活動
(1)桜まつり:参加団体決定。
 [1]フォレストノバ:参加内容、担当者が決定。
 JFIKとの協働は?(参考:JFIKのネイチャークラフト講習会3月17日(金)18時参加費:500円)
 ・場所:神奈川県民活動サポートセンター/横浜駅から徒歩5分
 [2]フォレストクラス:参加内容は?成立〜活動紹介?緑のダムのブース内?
 [3]積み木対応、三鷹二中から学芸大へ
 高さ2m、2t車で2階に上げられるか

(2)1月28日小原宿活性化協議会。小原ファンドの御礼。
(3)長谷川さん木工指導、三鷹二中で2月28日
(4)2月12日流域協議会打ち合わせ

【3】理念活動、会議、補助金他
(1)サプライチェーン:相模川流域〜下流(鎌倉)(石村)
(2)補助金申請3月下旬にかけて結果通知

【4】関連組織
(1)森・モノ研:[1]積み木[2]製材所[3]集成材
(2)WB(ウッドバンク)
 [1]3次元計測:再計測/データ利便性の向上作業中(⇔秩父)
 [2]弁当箱:(⇔能代)

【5】事務局・組織・会計の体制
(1)ニュースレター原稿(宮村)
若者の森原稿をシリーズ化[1]知足の森[2]フォレストノバ[3]フォレストクラス
(2)定款改定(案)作成済。予算(案)の作成検討:石村・川田
| kitasagami | 経営運営会議事録 | 22:00 | - | - |
定例活動報告 第438回 (小原本陣の森)
 午前は小原本陣の森の基地移動の為、倉庫内の道具の片付けを行った。小原の森の活動区域が移り、倉庫の位置が活動に不便なため、倉庫を移すことにした。倉庫の新しい位置は、今後の活動の様子を見て決める。
 午後は弁天島の調査を行った。弁天島の廃屋の撤去について、地元と行政から打診があったので、現地視察調査した。
| kitasagami | - | 21:57 | - | - |
定例活動報告 第438回 (知足の森)
 今回も前回に引き続き、長福寺すぐ下の沢の斜面の整備をしました。前回まででかなりきれいになってきましたが、まだまだ竹が多く見通しが悪かったので、まずは竹をすべて刈り払ってみて、その後間伐するものを決めよう、ということになっていました。当日は夕方から雨の予報も出ていたので、少し焦る気持ちもありましたが作業に取りかかりました。
 普段から学校の近くの国立天文台で竹林整備をしているとあって、竹の作業には慣れたもので、竹を切り出して道路脇に出す生徒、それの枝を払い、ある程度の長さに切っていく生徒、それらをきれいに並べていく生徒と分担ができ、どんどん見落としがよくなってきました。この日は長福寺で地域の方の集まりがあったようで、参加されている方から自分の畑の資材にしたいので、と竹の太さ、長さを指定してのリクエストがあり、有効に活用してもらえるなら、と中学生も頑張って作業をしていまいした。

 お昼を挟んで作業は進み、もう一歩というところで雨がぱらぱらとしてきました。しかし、本当にあと一歩というところでしたので、中高生たちに気合いを入れて、一気にやってしまいました。そのかいもあって沢の斜面の手前から対岸の斜面まで見通しがよくなり、長福寺の住職さんも喜んでおられました。来月からはいよいよ間伐を始めたいと思います。まずはシュロなどの雑木を整理し、見通しがよくなりそうなものから選木して作業したいと思います。

 またこの日は7、8年前に望星高校の生徒として森に参加し、社会人になった岡田さんとその中学のときの友人も参加してくれて、にぎやかな活動になりました。中学のときの友人は東京都の環境局に勤められているということで、中学生の環境活動に興味が会って、という参加でした。フィールドは東京にないのですが、参加する生徒はみな都民ですので、そんなつながりを今後は深められたらと思います。
| kitasagami | 森をつくる、定例報告(知足の森) | 21:54 | - | - |





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