2017.01.15 Sunday
定例活動報告 第437回 (嵐山の森)
今回の編集もForest Nova☆五味が担当いたします。一年間参加させていただき、やっと顔と名前くらいは覚えて頂けたように思います。今年も楽しく活動できるよう頑張ります。
まずはForest Nova☆活動報告です。今回は桜まつりのための材木の処理で皮むきと、カブトムシ牧場作りの続きです。皮むきでは木が凍っていて、かき氷を作っているようでした。カブトムシ牧場は木の葉がちゃんと分解されるかどうか少し心配。ビニールシートを掛けて様子を見ることにした。今年は森の活用をテーマに、切った木から落とした枝で炭づくりなどを計画しています。乾燥した杉の葉は焚き付けに利用できるかも。
ForestNova☆の活動は最近停滞ぎみ・・・。今年はもっと活動を盛り上げていけるように頑張ります。
生命の森宣言東京は1月の参加者は4名でした。冷気と静けさに包まれた嵐山A地区は、数年前に比べてスギ・ヒノキが一回り以上も大きくなった印象です。雪害で穴が空き、欝閉(森林で隣り合う林木の樹冠が相接してすき間がなくなった状態のこと)が破れた部分もありますが、将来は広葉樹が埋め合わせしてくれて針広混交林になるのでしょうか。樹下に植栽されたトチノキの冬芽が輝いていました。春を待つ若木に参加者全員が元気付けられました。今月の作業は、昨冬の雪で曲がり木になり回復できなかったヒノキ一本を間伐、枝払い、玉切り。4人で入口付近の沢の橋まで運搬しました。丸太の重さは身体の奥に眠っている力を引き出してくれました。歩道を巡回し来月の修理を予定して作業を終えました。(報告:菅原修)
木工斑は、人数が足りないため、午後から森林整備班に応援に来てもらい作業した。柱の根元を加工し、コンクリート土台に嵌め込む部分を削ったが、材の外側が腐り始めていた。腐った部分を除去し、硬い心材部分を土台の穴に合わせた大きさまで削り、作業を終了とした。来月はもう一本の柱の根元を削り、柱2本を建て、梁を上架する予定である。(報告:川田浩)
地球環境部は、今月からいよいよ電話線周りの間伐に取りかかった。伐倒方向を誤って電話線を切ってしまわないためにはチルホールによる誘導が必須である。そこで、フォレストクラスのプロ2名から指導をいただいた。1本目はつきっきりで教えてもらい、2本目は自力でともに無事に狙った方向に倒すことができた。3本目は狙った方向に倒れたものの、少しずれて掛かり木になってしまった。木廻しベルトを使ってチルホールを使ったが滑車が引っ掛かっていることに気づかず中学生が無理に力をかけてしまったのでロープが切れ、外れた滑車が生徒の足に当たってしまった。大きなケガにはならなかったが、いわゆるヒヤリハットであった。望星の森を始めて12年、地球環境部として7年活動して初めてのことだった。中高生という判断力や想像力が未熟なメンバーを多く抱えている我々にとってどれだけ危険を予測できるか、大きな課題として残った。(報告:宮村連理)
恒例の新年の安全祈願から平成29年度の活動が始まる。森林整備班の本日の取組みは、電線近くの立木を電線に架らぬよう伐倒する方法を中高生に教えること。午後からは木工班で、資材小屋建築の柱立てを手伝う。さらにお花畑班では竹垣造りの手伝いをするなど、人員不足を補うための助っ人が本日の作業となった。電線近くの立木の伐倒作業は、絶対に電線に架ることの無いよう注意して伐倒することが最重要であり、電線と反対側に伐倒するためにチルホールと滑車を今回使用した。使用方法を森林組合上がりのプロ二人に指導してもらいながら進めた。電線に対し、90度方向の立木の根元に滑車を掛け、そこから約45度方向の立木にチルホールをセットし、電線に90度方向で架り木の心配ない方向にチェンソーを入れる。この場合、ロープが架った三角形の中には決して人を入れないこと、滑車の近くやチルホールの周辺から人を遠ざけることが肝要である。一方チルホールのセットに関しては危険があるため生徒さんには教えなかった。午後からのお花畑周辺の竹垣作りについてはシュロ縄の「男結び」に最も関心があったようだ。木工班への作業手伝いは柱を基礎コンクリートに建てるためのホゾ切であった。柱になる材が長期間野外に放置してあったため、材の外側が腐りかけておりホゾを切るのが大変難しかったが、1本何とか仕上げた。森の中で安全に伐倒するための作業手順を何度も繰り返し、実践的に教えてこそ安全教育につながるものと確信した。柱立てる時カケヤで何度も強烈にたたいたため、翌日は筋肉痛がいたく残った。
東北地区では例年に無い大雪と寒波の西高東低の典型的な冬型気候の中、嵐山では寒気も緩くその後に開催した毎年恒例の「新年会」も和気あいあいのうちに楽しく終えることが出来ました。(報告:小林照夫)
お花畑班は今回の活動で、花壇の周りの竹垣作りをされていました。竹を材に加工されている様子が印象的でした。竹に切れ込みを入れて割る作業を、手際よく行っているのを見て感動しました。ヤーコンの栽培や竹垣作りと、色々なことをされていて、ForestNova☆も見習わなくては、と思いました。
まずはForest Nova☆活動報告です。今回は桜まつりのための材木の処理で皮むきと、カブトムシ牧場作りの続きです。皮むきでは木が凍っていて、かき氷を作っているようでした。カブトムシ牧場は木の葉がちゃんと分解されるかどうか少し心配。ビニールシートを掛けて様子を見ることにした。今年は森の活用をテーマに、切った木から落とした枝で炭づくりなどを計画しています。乾燥した杉の葉は焚き付けに利用できるかも。
ForestNova☆の活動は最近停滞ぎみ・・・。今年はもっと活動を盛り上げていけるように頑張ります。
生命の森宣言東京は1月の参加者は4名でした。冷気と静けさに包まれた嵐山A地区は、数年前に比べてスギ・ヒノキが一回り以上も大きくなった印象です。雪害で穴が空き、欝閉(森林で隣り合う林木の樹冠が相接してすき間がなくなった状態のこと)が破れた部分もありますが、将来は広葉樹が埋め合わせしてくれて針広混交林になるのでしょうか。樹下に植栽されたトチノキの冬芽が輝いていました。春を待つ若木に参加者全員が元気付けられました。今月の作業は、昨冬の雪で曲がり木になり回復できなかったヒノキ一本を間伐、枝払い、玉切り。4人で入口付近の沢の橋まで運搬しました。丸太の重さは身体の奥に眠っている力を引き出してくれました。歩道を巡回し来月の修理を予定して作業を終えました。(報告:菅原修)
木工斑は、人数が足りないため、午後から森林整備班に応援に来てもらい作業した。柱の根元を加工し、コンクリート土台に嵌め込む部分を削ったが、材の外側が腐り始めていた。腐った部分を除去し、硬い心材部分を土台の穴に合わせた大きさまで削り、作業を終了とした。来月はもう一本の柱の根元を削り、柱2本を建て、梁を上架する予定である。(報告:川田浩)
地球環境部は、今月からいよいよ電話線周りの間伐に取りかかった。伐倒方向を誤って電話線を切ってしまわないためにはチルホールによる誘導が必須である。そこで、フォレストクラスのプロ2名から指導をいただいた。1本目はつきっきりで教えてもらい、2本目は自力でともに無事に狙った方向に倒すことができた。3本目は狙った方向に倒れたものの、少しずれて掛かり木になってしまった。木廻しベルトを使ってチルホールを使ったが滑車が引っ掛かっていることに気づかず中学生が無理に力をかけてしまったのでロープが切れ、外れた滑車が生徒の足に当たってしまった。大きなケガにはならなかったが、いわゆるヒヤリハットであった。望星の森を始めて12年、地球環境部として7年活動して初めてのことだった。中高生という判断力や想像力が未熟なメンバーを多く抱えている我々にとってどれだけ危険を予測できるか、大きな課題として残った。(報告:宮村連理)
恒例の新年の安全祈願から平成29年度の活動が始まる。森林整備班の本日の取組みは、電線近くの立木を電線に架らぬよう伐倒する方法を中高生に教えること。午後からは木工班で、資材小屋建築の柱立てを手伝う。さらにお花畑班では竹垣造りの手伝いをするなど、人員不足を補うための助っ人が本日の作業となった。電線近くの立木の伐倒作業は、絶対に電線に架ることの無いよう注意して伐倒することが最重要であり、電線と反対側に伐倒するためにチルホールと滑車を今回使用した。使用方法を森林組合上がりのプロ二人に指導してもらいながら進めた。電線に対し、90度方向の立木の根元に滑車を掛け、そこから約45度方向の立木にチルホールをセットし、電線に90度方向で架り木の心配ない方向にチェンソーを入れる。この場合、ロープが架った三角形の中には決して人を入れないこと、滑車の近くやチルホールの周辺から人を遠ざけることが肝要である。一方チルホールのセットに関しては危険があるため生徒さんには教えなかった。午後からのお花畑周辺の竹垣作りについてはシュロ縄の「男結び」に最も関心があったようだ。木工班への作業手伝いは柱を基礎コンクリートに建てるためのホゾ切であった。柱になる材が長期間野外に放置してあったため、材の外側が腐りかけておりホゾを切るのが大変難しかったが、1本何とか仕上げた。森の中で安全に伐倒するための作業手順を何度も繰り返し、実践的に教えてこそ安全教育につながるものと確信した。柱立てる時カケヤで何度も強烈にたたいたため、翌日は筋肉痛がいたく残った。
東北地区では例年に無い大雪と寒波の西高東低の典型的な冬型気候の中、嵐山では寒気も緩くその後に開催した毎年恒例の「新年会」も和気あいあいのうちに楽しく終えることが出来ました。(報告:小林照夫)
お花畑班は今回の活動で、花壇の周りの竹垣作りをされていました。竹を材に加工されている様子が印象的でした。竹に切れ込みを入れて割る作業を、手際よく行っているのを見て感動しました。ヤーコンの栽培や竹垣作りと、色々なことをされていて、ForestNova☆も見習わなくては、と思いました。