2016.12.18 Sunday
定例活動報告 第435回 (嵐山の森)
今月の嵐山の報告です。今回はフォレストノバ五味が担当します。森林整備班は3名で活動。今回は石村理事長からの要請もあり、山のコンサートクリスマスバージョンVol1を川田晃氏、伊藤女史、小林で「ギターでクリスマスソングをみんなで歌おう!」を準備したが、山主の鈴木氏が15日亡くなられたとの訃報に中止を判断した。夕方よりの通夜に参列することになった。
活動は、午前中はお正月を迎えての主要経路の整備活動とし、午後は下草刈り用の大鎌20本の刃の研磨並びに普通の鎌10本の研磨を終了し、春からの活動に支障が生じないよう準備する。基地の周りの道路を中心とした落葉の片づけの補助という目標で活動した。午前中の主な作業は水源林の鬱蒼としたハリギリの大倒木が前から気になっていたので、今回一気に取り除く作業を行った。森林整備班以外にNOVAの学生2名の手伝ってもらい見違えるような景色になった。昼食時間はForesToClassの若者による丸太ストーブや空中ハンモッグの実演があった。
午後は、命の森宣言の2名に加わってもらい大鎌の砥石を使った研磨を行った。100円均一で購入できる砥石を使ってケガをしない研磨技術を伝え、手分けしてかなりのスピードで多量の鎌の研磨を終えた。水を使うので日が落ちてくると手の冷たさがいささか堪えたが皆さんが楽しそうにやってくれたので良かった。来春鎌を使う人は切れ味のいい鎌で作業ができることを想像しながら作業したそうです。(感謝)チェーンソーもそうですが、使用後には整備して道具を片付ける習慣を根付かせたいと思います。
(報告:小林照夫)
木工班は先月に引き続いてのホゾ加工である。長谷川さんの指導を受け、2本の丸太柱のホゾと太鼓梁のホゾ穴をそれぞれ合わせて仕上げ加工を行った。柱の基礎部の四角加工までは進めなかったため、残念ながら年内には柱全部を立てることが出来なかった。太鼓梁に入れてあった墨の線が不明瞭になったため、長谷川さんは「ちょうな(釿・手斧)」で墨入れ面を、気持ち良いリズムできれいに再仕上げして、芯墨を入れ直した。
(報告:川田浩)
生命の森宣言東京では今月の参加者は3名でした。引き続きA地区の除伐を行いました。作業をすすめていると、トチノキを下木に植栽している上部にもスギ・ヒノキが少なくなった凹地があるのに気付いたので、トチノキを植えて混交林にするのも一案?と会話が弾みました。ところで、A地区のスギに不思議な皮剥がありました。動物が人の背丈位の高さのところをいたずらするでしょうか?
(報告:菅原修)
お花畑班は班長の丸茂さんが急用で不参加となり、岡田、滝澤、石原の3名で活動。
まず、小原の畑から届けられたヤーコンのうち小粒のものを、来春の植え付けに備えて仮植えした。その他の立派なヤーコンは、多数の持ち帰り希望者に配られた。その後はもっぱら道路の落ち葉掃きを中心とした清掃作業に取り組んだ。集めた落ち葉の一部は、カブトムシ牧場(堆肥作り)に積み込む。
午前中はお花畑と基地の間の道路、午後は県道と県道から基地への上り道を清掃。県道についてはこの間に行政による道路清掃が行われたらしく、落ち葉の量は昨年と比べると格段に少なくて楽だった。作業はおもに熊手と竹箒で行うが、さらに今回はハンディなブロワーを使用することもできたので、少人数ながら作業が捗った。
(報告:石原邦雄)
ForesTo Classは12月18日は「森の体験型イベント開催」として、森で楽しむ実践間伐を行いました。スタッフ含めて参加者は13名となりました。相模湖(嵐山)のフィールドを主体とした森林整備体験に楽しさをプラスして活動の動機付けを行い、活動の輪を広げることを目的とし、以下のプログラムを内容としました。
[1]間伐の説明、[2]間伐体験、[3]スウェディッシュトーチ料理(※スウェーデン式の丸太ストーブの意味)、[4]森でハンモック体験、[5]ワークショップを2班に別れて、各班1本ずつ間伐を行い、昼には丸太ストーブを使いビーフシチューを堪能していただきました。午後は森林浴を兼ねてハンモック・ハンモックチェ ア専門店すさびの方とコラボ企画として、森でハンモック体験を組み込み、新しい森の楽しみ方を演出しました。参加者の声として、漢字一文字で感想をいただいております。
初:すべて初めての体験づくしで良い経験となった。
森:森林の事を掘り下げて知ることができた。
共:森林と人間が共生していることを改めて実感できました。
活:今回の活動で得たことを活かせるようにしていきたい。
倒:実際に木を伐る迫力に圧倒されて感動した。
戻:子供の頃、自然で遊んでいた感覚に戻り楽しめた。
今後も森林の価値向上と新しい価値を見つけられるようなイベントを行っていき、森の仲間を増やせるような入口としていきたいです。(報告:滝澤康至)
今月の地球環境部は三鷹二中に加え、高井戸中の卒業生の高校生、東海大高輪台高校でSSHの現地実習から興味を持ってくれた生徒さん2名と大所帯での作業となりました。年末ということもあり、林内を一通り整理しながら、動滑車による掛かり木の処理について検討することにしました。まずは先月倒したところで終わっていた2本の枝払い、玉切りを行いました。今月ばかりは年内で整理するという目標があったのでやれるところはチェーンソーで作業しました。人数も多く、時間のかかる玉切りも動力を使ったのであっという間に終わり、さらに間伐を続けることになりました。1本目、2本目と順調に倒し、動滑車の出番はないかと思いきや、3本目が掛かってしまいました。高校生数人で引っ張りましたがなかなか動かず、予定通り(?)動滑車をかますと、これがあっけなく倒れ、そのパワーに高校生もあっけにとられました。掛からないことが一番ですが、今後チルホールもフォレストクラスのみなさんにご指導いただき、組み合わせれば懸案だった電話線周りの木も間伐できそうです。来年から取り組んでみたいと思います。(報告:宮村連理)
さいごにForestNova☆活動報告。午前中は参加者が少なく、森林整備班のお手伝いをさせていただきました。午後には今回の参加メンバーが無事に全員集まり、カブトムシ牧場の作業に移りました。午後の大掃除で集まった落ち葉を木の囲い一杯に詰めました。かけやが壊れていたため囲いの修復に時間がかかりました。もっと定期的に整備しておけば、こんなに大変じゃなかったんじゃないかな・・・と思いました。
活動は、午前中はお正月を迎えての主要経路の整備活動とし、午後は下草刈り用の大鎌20本の刃の研磨並びに普通の鎌10本の研磨を終了し、春からの活動に支障が生じないよう準備する。基地の周りの道路を中心とした落葉の片づけの補助という目標で活動した。午前中の主な作業は水源林の鬱蒼としたハリギリの大倒木が前から気になっていたので、今回一気に取り除く作業を行った。森林整備班以外にNOVAの学生2名の手伝ってもらい見違えるような景色になった。昼食時間はForesToClassの若者による丸太ストーブや空中ハンモッグの実演があった。
午後は、命の森宣言の2名に加わってもらい大鎌の砥石を使った研磨を行った。100円均一で購入できる砥石を使ってケガをしない研磨技術を伝え、手分けしてかなりのスピードで多量の鎌の研磨を終えた。水を使うので日が落ちてくると手の冷たさがいささか堪えたが皆さんが楽しそうにやってくれたので良かった。来春鎌を使う人は切れ味のいい鎌で作業ができることを想像しながら作業したそうです。(感謝)チェーンソーもそうですが、使用後には整備して道具を片付ける習慣を根付かせたいと思います。
(報告:小林照夫)
木工班は先月に引き続いてのホゾ加工である。長谷川さんの指導を受け、2本の丸太柱のホゾと太鼓梁のホゾ穴をそれぞれ合わせて仕上げ加工を行った。柱の基礎部の四角加工までは進めなかったため、残念ながら年内には柱全部を立てることが出来なかった。太鼓梁に入れてあった墨の線が不明瞭になったため、長谷川さんは「ちょうな(釿・手斧)」で墨入れ面を、気持ち良いリズムできれいに再仕上げして、芯墨を入れ直した。
(報告:川田浩)
生命の森宣言東京では今月の参加者は3名でした。引き続きA地区の除伐を行いました。作業をすすめていると、トチノキを下木に植栽している上部にもスギ・ヒノキが少なくなった凹地があるのに気付いたので、トチノキを植えて混交林にするのも一案?と会話が弾みました。ところで、A地区のスギに不思議な皮剥がありました。動物が人の背丈位の高さのところをいたずらするでしょうか?
(報告:菅原修)
お花畑班は班長の丸茂さんが急用で不参加となり、岡田、滝澤、石原の3名で活動。
まず、小原の畑から届けられたヤーコンのうち小粒のものを、来春の植え付けに備えて仮植えした。その他の立派なヤーコンは、多数の持ち帰り希望者に配られた。その後はもっぱら道路の落ち葉掃きを中心とした清掃作業に取り組んだ。集めた落ち葉の一部は、カブトムシ牧場(堆肥作り)に積み込む。
午前中はお花畑と基地の間の道路、午後は県道と県道から基地への上り道を清掃。県道についてはこの間に行政による道路清掃が行われたらしく、落ち葉の量は昨年と比べると格段に少なくて楽だった。作業はおもに熊手と竹箒で行うが、さらに今回はハンディなブロワーを使用することもできたので、少人数ながら作業が捗った。
(報告:石原邦雄)
ForesTo Classは12月18日は「森の体験型イベント開催」として、森で楽しむ実践間伐を行いました。スタッフ含めて参加者は13名となりました。相模湖(嵐山)のフィールドを主体とした森林整備体験に楽しさをプラスして活動の動機付けを行い、活動の輪を広げることを目的とし、以下のプログラムを内容としました。
[1]間伐の説明、[2]間伐体験、[3]スウェディッシュトーチ料理(※スウェーデン式の丸太ストーブの意味)、[4]森でハンモック体験、[5]ワークショップを2班に別れて、各班1本ずつ間伐を行い、昼には丸太ストーブを使いビーフシチューを堪能していただきました。午後は森林浴を兼ねてハンモック・ハンモックチェ ア専門店すさびの方とコラボ企画として、森でハンモック体験を組み込み、新しい森の楽しみ方を演出しました。参加者の声として、漢字一文字で感想をいただいております。
初:すべて初めての体験づくしで良い経験となった。
森:森林の事を掘り下げて知ることができた。
共:森林と人間が共生していることを改めて実感できました。
活:今回の活動で得たことを活かせるようにしていきたい。
倒:実際に木を伐る迫力に圧倒されて感動した。
戻:子供の頃、自然で遊んでいた感覚に戻り楽しめた。
今後も森林の価値向上と新しい価値を見つけられるようなイベントを行っていき、森の仲間を増やせるような入口としていきたいです。(報告:滝澤康至)
今月の地球環境部は三鷹二中に加え、高井戸中の卒業生の高校生、東海大高輪台高校でSSHの現地実習から興味を持ってくれた生徒さん2名と大所帯での作業となりました。年末ということもあり、林内を一通り整理しながら、動滑車による掛かり木の処理について検討することにしました。まずは先月倒したところで終わっていた2本の枝払い、玉切りを行いました。今月ばかりは年内で整理するという目標があったのでやれるところはチェーンソーで作業しました。人数も多く、時間のかかる玉切りも動力を使ったのであっという間に終わり、さらに間伐を続けることになりました。1本目、2本目と順調に倒し、動滑車の出番はないかと思いきや、3本目が掛かってしまいました。高校生数人で引っ張りましたがなかなか動かず、予定通り(?)動滑車をかますと、これがあっけなく倒れ、そのパワーに高校生もあっけにとられました。掛からないことが一番ですが、今後チルホールもフォレストクラスのみなさんにご指導いただき、組み合わせれば懸案だった電話線周りの木も間伐できそうです。来年から取り組んでみたいと思います。(報告:宮村連理)
さいごにForestNova☆活動報告。午前中は参加者が少なく、森林整備班のお手伝いをさせていただきました。午後には今回の参加メンバーが無事に全員集まり、カブトムシ牧場の作業に移りました。午後の大掃除で集まった落ち葉を木の囲い一杯に詰めました。かけやが壊れていたため囲いの修復に時間がかかりました。もっと定期的に整備しておけば、こんなに大変じゃなかったんじゃないかな・・・と思いました。