2016.07.17 Sunday
定例活動報告 第425回 (嵐山の森)
夏の花々が咲き競っている。オオバギボウシ、ノカンゾウ、フジカンゾウ。そして神奈川県の花であるヤマユリが基地周辺のそこかしこに重そうな頭をもたげている。以前は盗掘の憂き目に合っていたヤマユリだが、このところずいぶんと増えたようだ。参加41名。
この季節、雑草の勢いは凄まじい。スギナ、ツユクサ、クワクサ、ヤブガラシ、ハルジオン、イノコヅチ、イヌワラビ、カヤツリグサ、オオニシキソウなどなど。お花畑班はしばらくこれらのつわものと四つに取り組まなければならない。しかし、よいこともある。以前に播いておいたヤーコンが大きな葉を広げ、つるなしインゲンがたわわに実っているではないか。収穫は午後に回すとして、まずは草採りと風で倒れたグラジオラスを立て直す作業に取り掛かる。 木工班には加賀谷さんという初参加の女性が加わった。加賀谷さんは金沢美術工芸大学卒。環境デザインが専門とのこと。名前からして石川県出身のように思えるが、実は北海道生まれだそうである。いま働いている都会の緑の少なさにストレスを感じ、ここ嵐山に来たとのこと。濃い緑の中で、今日は桐の下駄づくりに励むよう。川田さん率いる他のメンバーは引き続き柱材のほぞ加工。長谷川大工さんはお休み。
斉藤体験学校長のお顔を見るのは何か月ぶりだろう。しばらくご無沙汰していただけに懐かしい。樹名板用の材選びのため、仲間3名を引き連れての来訪である。樹名板は練馬区にある石神井公園に設置されるらしい。
昼食時、いつものかどや特製スープに加え、森林整備班・石井さんが対岸にある小原本陣の畑で早朝に採ってきたキュウリが振る舞われた。どのキュウリにも立派なトゲトゲが。すなわち新鮮な証拠。乾いた喉をうるおしてくれる。
午後、お花畑班はいよいよインゲンの収穫。短時間で袋一杯ほど採れたものの、どう分けようか? みんなに配るほどはないし。「そうだ、いつもお世話になっているかどやさんに届けよう」とのメンバーの鶴の一声で話は決まり。
若者たちの数はいつになく少ない。フォレストノバは8月10日に予定されている木工教室用の材選びと製材を行うが、チェーンソーの切れ味が芳しくなく、少し手こずっている様子。地球環境部には森林整備班の小林さんがつき、午前午後で計4本の伐倒。掛かり木の処理や材運び、材の皮むきまで行う活躍ぶりだ。
終礼時、これまた石井さんが採って来てくれた野菜の数々が並ぶことになる。キュウリの他、ニラ、オクラ、ミニトマト、ズッキーニ、インゲン、モロッコインゲン、間引きしたハクサイ等々。これらはもちろん参加者のお土産に。中学生たちも持ち帰っている。これはうれしい。
解散後はお花畑のインゲンを抱えながら大勢でかどや食堂へ。通称「かどや会議」。会議といえば聞こえはよいが、単なる懇親の場、平たくいえば飲み会である。しばしの語らいのさなか、差し上げたはずのインゲンが何と天ぷらに化けてテーブルにのぼってきた。これには皆びっくり。文字通り花も実もある夏の一日となった。
この季節、雑草の勢いは凄まじい。スギナ、ツユクサ、クワクサ、ヤブガラシ、ハルジオン、イノコヅチ、イヌワラビ、カヤツリグサ、オオニシキソウなどなど。お花畑班はしばらくこれらのつわものと四つに取り組まなければならない。しかし、よいこともある。以前に播いておいたヤーコンが大きな葉を広げ、つるなしインゲンがたわわに実っているではないか。収穫は午後に回すとして、まずは草採りと風で倒れたグラジオラスを立て直す作業に取り掛かる。 木工班には加賀谷さんという初参加の女性が加わった。加賀谷さんは金沢美術工芸大学卒。環境デザインが専門とのこと。名前からして石川県出身のように思えるが、実は北海道生まれだそうである。いま働いている都会の緑の少なさにストレスを感じ、ここ嵐山に来たとのこと。濃い緑の中で、今日は桐の下駄づくりに励むよう。川田さん率いる他のメンバーは引き続き柱材のほぞ加工。長谷川大工さんはお休み。
斉藤体験学校長のお顔を見るのは何か月ぶりだろう。しばらくご無沙汰していただけに懐かしい。樹名板用の材選びのため、仲間3名を引き連れての来訪である。樹名板は練馬区にある石神井公園に設置されるらしい。
昼食時、いつものかどや特製スープに加え、森林整備班・石井さんが対岸にある小原本陣の畑で早朝に採ってきたキュウリが振る舞われた。どのキュウリにも立派なトゲトゲが。すなわち新鮮な証拠。乾いた喉をうるおしてくれる。
午後、お花畑班はいよいよインゲンの収穫。短時間で袋一杯ほど採れたものの、どう分けようか? みんなに配るほどはないし。「そうだ、いつもお世話になっているかどやさんに届けよう」とのメンバーの鶴の一声で話は決まり。
若者たちの数はいつになく少ない。フォレストノバは8月10日に予定されている木工教室用の材選びと製材を行うが、チェーンソーの切れ味が芳しくなく、少し手こずっている様子。地球環境部には森林整備班の小林さんがつき、午前午後で計4本の伐倒。掛かり木の処理や材運び、材の皮むきまで行う活躍ぶりだ。
終礼時、これまた石井さんが採って来てくれた野菜の数々が並ぶことになる。キュウリの他、ニラ、オクラ、ミニトマト、ズッキーニ、インゲン、モロッコインゲン、間引きしたハクサイ等々。これらはもちろん参加者のお土産に。中学生たちも持ち帰っている。これはうれしい。
解散後はお花畑のインゲンを抱えながら大勢でかどや食堂へ。通称「かどや会議」。会議といえば聞こえはよいが、単なる懇親の場、平たくいえば飲み会である。しばしの語らいのさなか、差し上げたはずのインゲンが何と天ぷらに化けてテーブルにのぼってきた。これには皆びっくり。文字通り花も実もある夏の一日となった。