2016.06.19 Sunday
定例活動報告 第423回 (嵐山の森)
梅雨に入っての活動日。野の花こそ少ないが、天気には恵まれた。参加46名。
今日はフォレストノバOBの滝沢さん、二藤さんたちが加わった。彼らの作業現場はここ嵐山から少し離れた小原の永井さんご兄弟の所有する森となるが、終礼にはまた駆けつけてくれるそうである。
お花畑班はこの季節は毎年のこと生い茂る雑草との戦いに明け暮れることになる。手でむしったり、刈り払い機で一掃したり。それでも、雑草たちの生命力はすさまじく、作業は秋まで続くことになるだろう(写真上から三番目)。だが、うれしいこともある。5月に播いたヤーコンやつるなしインゲンが元気に葉を広げているではないか。ヤーコンはともかくインゲンは来月には収穫できそう。ラズベリーも赤紫色の実をつけていたが、こちらは量が少ないため、食べることのできたのはお花畑班のメンバーのみ。ちょっと残念。来年に期待しよう。
森林整備班は水源地近くの倒木処理。木工班は柱のほぞの刻み作業(写真上から二番目)。生命の森宣言東京は8月に予定されている森林体験イベントのための経路整備。
一方、フォレストノバは先月アナグマに倒されたスギの切り株の処理に取り掛かる(写真一番上)。が、ひと月経ったとはいえ、根はまだ地中深くにくいこんだままでなかなか抜けない。この作業に半日を費やした。樹木の逞しさを改めて実感した次第である。
お昼にはいつものかどや特製スープが待っていた(写真上から五番目)。野菜たっぷり。中の具はトマト、マメ、タマネギ、ジャガイモ、ズッキーニ、それに短く刻んだパスタなど。これをミネストローネというのだろうか。この季節にはぴったりの、疲れのとれるさわやかな味に満足。と、ここで桜井先生のお孫さんである省吾君がお父さんと一緒に到着。狙いはもちろん昨夏に引き続いての昆虫採集。さて、成果はどうなるか。
昼食後、地球環境部は寺跡の上部で午前に引き続き間伐と材運び、皮むき作業に取り組む(写真上から四番目)。森林整備班のベテランたちがサポートしてくれているので心強い。その現場にクモキリソウという珍しいランを数株発見した。長く嵐山に通っている私だが、ここで見たのは初めて。おそらく過去のデータにも記載されていないだろう。決して華やかなランではないが、貴重ではある。大事に見守りたい。
さて、省吾君が捕まえたのはコバネヒメギス(雌)一匹のみ。ちょっと寂しそう。だが、基地でセンチコガネを見つけてようやく満足の様子。代わりにヒメギスは放してあげることに。
終礼時、小原で活動していたノバOBたちが戻ってきた。10本ほどのスギの枝打ちを完了したとのこと。プロも混じっているだけに森は見違えるほど美しくなったようだ。後で永井さんご兄弟に仕事後の写真を送付する予定。大学を卒業してもなお嵐山に足を運んで来てくれる若者たちの心意気が何よりうれしく、頼もしい。彼らのような存在を支えていくのが私たちの役割だと思う。その後の総会、懇親会での語らいも和やかな雰囲気の中に各メンバーの思いが熱く伝わってくるものであった。
今日はフォレストノバOBの滝沢さん、二藤さんたちが加わった。彼らの作業現場はここ嵐山から少し離れた小原の永井さんご兄弟の所有する森となるが、終礼にはまた駆けつけてくれるそうである。
お花畑班はこの季節は毎年のこと生い茂る雑草との戦いに明け暮れることになる。手でむしったり、刈り払い機で一掃したり。それでも、雑草たちの生命力はすさまじく、作業は秋まで続くことになるだろう(写真上から三番目)。だが、うれしいこともある。5月に播いたヤーコンやつるなしインゲンが元気に葉を広げているではないか。ヤーコンはともかくインゲンは来月には収穫できそう。ラズベリーも赤紫色の実をつけていたが、こちらは量が少ないため、食べることのできたのはお花畑班のメンバーのみ。ちょっと残念。来年に期待しよう。
森林整備班は水源地近くの倒木処理。木工班は柱のほぞの刻み作業(写真上から二番目)。生命の森宣言東京は8月に予定されている森林体験イベントのための経路整備。
一方、フォレストノバは先月アナグマに倒されたスギの切り株の処理に取り掛かる(写真一番上)。が、ひと月経ったとはいえ、根はまだ地中深くにくいこんだままでなかなか抜けない。この作業に半日を費やした。樹木の逞しさを改めて実感した次第である。
お昼にはいつものかどや特製スープが待っていた(写真上から五番目)。野菜たっぷり。中の具はトマト、マメ、タマネギ、ジャガイモ、ズッキーニ、それに短く刻んだパスタなど。これをミネストローネというのだろうか。この季節にはぴったりの、疲れのとれるさわやかな味に満足。と、ここで桜井先生のお孫さんである省吾君がお父さんと一緒に到着。狙いはもちろん昨夏に引き続いての昆虫採集。さて、成果はどうなるか。
昼食後、地球環境部は寺跡の上部で午前に引き続き間伐と材運び、皮むき作業に取り組む(写真上から四番目)。森林整備班のベテランたちがサポートしてくれているので心強い。その現場にクモキリソウという珍しいランを数株発見した。長く嵐山に通っている私だが、ここで見たのは初めて。おそらく過去のデータにも記載されていないだろう。決して華やかなランではないが、貴重ではある。大事に見守りたい。
さて、省吾君が捕まえたのはコバネヒメギス(雌)一匹のみ。ちょっと寂しそう。だが、基地でセンチコガネを見つけてようやく満足の様子。代わりにヒメギスは放してあげることに。
終礼時、小原で活動していたノバOBたちが戻ってきた。10本ほどのスギの枝打ちを完了したとのこと。プロも混じっているだけに森は見違えるほど美しくなったようだ。後で永井さんご兄弟に仕事後の写真を送付する予定。大学を卒業してもなお嵐山に足を運んで来てくれる若者たちの心意気が何よりうれしく、頼もしい。彼らのような存在を支えていくのが私たちの役割だと思う。その後の総会、懇親会での語らいも和やかな雰囲気の中に各メンバーの思いが熱く伝わってくるものであった。