2016.01.17 Sunday
定例活動報告 第413回 (嵐山の森)
お花畑の梅の花が咲き始めている。県北の地、しかも北斜面に位置する基地周辺にしては例年になく早い。参加41名。新年初の活動なので、まずは皆で山の神様へのご挨拶に。今年も事故なく充実した活動ができますよう。二礼二拍手一礼。
今日はフォレストノバOBの二藤さんが地球環境部に合流し、間伐材の皮むき、枝打ちの指導にあたる。三重県で鍛えた林業のベテランぶりを存分に発揮してもらおう。
お花畑班は先月に引き続き剪定した梅の枝の片づけ、そしてモッコウバラのアーチ補強。翌日に大雪のあるとの予報に備えてである。先々月に播いたカキ菜の生長が思わしくない。播種した時期が遅かったことが最大の原因のようだが、果たして3月の収穫に間に合うだろうか。木工班は先月に続き材のひかり付け、ほぞの合わせに専念。今日は家具づくりを職業としているメンバーも加わっているため、作業はいつになくはかどっている。森にノミやカケヤの音が心地よく響く。
一方、森林整備班精鋭部隊は「森の積木」用のヒノキ材の搬出に向かう。玉切りしてあるとはいえ65年生のヒノキなので森から出すのもひと苦労だったが、めでたく今年の初出荷。午後は径路整備の予定。生命の森宣言東京はボサ刈り、つる伐り、除伐、間伐と忙しい。少し遠くにイイギリの実がこの季節になっても梢に赤く色づいていた。
昼食時、振る舞われるかどや食堂の特製スープがいつもより具沢山だ。ずん胴鍋にはダイコン、ネギ、ハクサイ、ニンジン、ゴボウ、エノキタケ、豚肉、鶏肉だんご。正月ということで大サービスをしてくれたのかも知れないな。ふと見ると、その湯気のそばでフォレストノバの釜谷君と地球環境部の中学生が何かを焼いている。鶏のから揚げ(地球環境部持参)、全国森林インストラクター神奈川会からの揚げ物(前日の懇親会の余りもの。私が提供)、フォレストノバOB・淺野君のアンパン、そして小屋裏にたまたま生えていたシイタケなど。煙が立って何だか燻製になりそうな感じだが、こんな遊び心もいいですね。
と思っているとノバやお花畑班のメンバーが食事もそこそこに基地周辺のクリやカシワの葉を集め始めた。カブトムシ牧場の準備のためだ。私も少しお手伝いのふり。
その後、フォレストノバの世持さんと間伐材の選木に向かう。地元・桂北小の環境学習のためだ。スギ2本を選んだのはいいが、ここ数年、多くのイベントで間伐作業が実施されているため伐る木がだんだん少なくなってきたこともあり嬉しいような、そうでもないような。
ところで、地球環境部は二藤さんの指導のもと間伐材25本の皮むきと9本の枝打ちを完了した模様。おまけに何とキイロスズメバチの大きな巣までゲットした。これは三鷹二中に運ばれ、もしかしたら学校に展示されることになるかも知れない。
終礼時、この巣と参加者の愛らしい娘さんたちのホオノキをまとった妖精のような姿が披露された。皆、拍手喝采。突然お花畑に現れたハクビシンもびっくりしたのか、かけ登った桐の枝先からじっとこちらを眺めていた。作業内容もさることながら、思いがけない事柄も加わって、里山交流の場ならではの心温まる新年にふさわしい一日となった。
今日はフォレストノバOBの二藤さんが地球環境部に合流し、間伐材の皮むき、枝打ちの指導にあたる。三重県で鍛えた林業のベテランぶりを存分に発揮してもらおう。
お花畑班は先月に引き続き剪定した梅の枝の片づけ、そしてモッコウバラのアーチ補強。翌日に大雪のあるとの予報に備えてである。先々月に播いたカキ菜の生長が思わしくない。播種した時期が遅かったことが最大の原因のようだが、果たして3月の収穫に間に合うだろうか。木工班は先月に続き材のひかり付け、ほぞの合わせに専念。今日は家具づくりを職業としているメンバーも加わっているため、作業はいつになくはかどっている。森にノミやカケヤの音が心地よく響く。
一方、森林整備班精鋭部隊は「森の積木」用のヒノキ材の搬出に向かう。玉切りしてあるとはいえ65年生のヒノキなので森から出すのもひと苦労だったが、めでたく今年の初出荷。午後は径路整備の予定。生命の森宣言東京はボサ刈り、つる伐り、除伐、間伐と忙しい。少し遠くにイイギリの実がこの季節になっても梢に赤く色づいていた。
昼食時、振る舞われるかどや食堂の特製スープがいつもより具沢山だ。ずん胴鍋にはダイコン、ネギ、ハクサイ、ニンジン、ゴボウ、エノキタケ、豚肉、鶏肉だんご。正月ということで大サービスをしてくれたのかも知れないな。ふと見ると、その湯気のそばでフォレストノバの釜谷君と地球環境部の中学生が何かを焼いている。鶏のから揚げ(地球環境部持参)、全国森林インストラクター神奈川会からの揚げ物(前日の懇親会の余りもの。私が提供)、フォレストノバOB・淺野君のアンパン、そして小屋裏にたまたま生えていたシイタケなど。煙が立って何だか燻製になりそうな感じだが、こんな遊び心もいいですね。
と思っているとノバやお花畑班のメンバーが食事もそこそこに基地周辺のクリやカシワの葉を集め始めた。カブトムシ牧場の準備のためだ。私も少しお手伝いのふり。
その後、フォレストノバの世持さんと間伐材の選木に向かう。地元・桂北小の環境学習のためだ。スギ2本を選んだのはいいが、ここ数年、多くのイベントで間伐作業が実施されているため伐る木がだんだん少なくなってきたこともあり嬉しいような、そうでもないような。
ところで、地球環境部は二藤さんの指導のもと間伐材25本の皮むきと9本の枝打ちを完了した模様。おまけに何とキイロスズメバチの大きな巣までゲットした。これは三鷹二中に運ばれ、もしかしたら学校に展示されることになるかも知れない。
終礼時、この巣と参加者の愛らしい娘さんたちのホオノキをまとった妖精のような姿が披露された。皆、拍手喝采。突然お花畑に現れたハクビシンもびっくりしたのか、かけ登った桐の枝先からじっとこちらを眺めていた。作業内容もさることながら、思いがけない事柄も加わって、里山交流の場ならではの心温まる新年にふさわしい一日となった。