2015.09.20 Sunday
定例活動報告 第406回 (嵐山の森)
暑かった夏も過ぎ、今日は山仕事にはこれ以上ない爽やかな日和だ。ツルボやフジカンゾウといった秋の花々が笑顔で迎えてくれている。高井戸中OBと三鷹二中で編成される地球環境部はテスト週間のため参加は少なめ。どうやら望星高グループと合同で作業を行うようである。集まったのは総勢50名。
お花畑班にはこの季節でも雑草との闘いが待っていた。クワクサ、イノコズチ、コセンダングサ、オオニシキソウ…。たった1本だけ残ったトウガラシとワタ、少し減ってしまったラズベリーを守るべく、やっかい極まりないこれら草たちを前に少ない人手で応戦しなければならない。と思っていると、班長の丸茂さんから「柿がなっているから、まず収穫から始めよう」との指令が出た。なるほど、木は小さいものの柿はたわわに実っている。まだ色付いていないものもあるが、来月までは待てない。ということで私も参加。このところ各班の取材ばかりで実労働から離れっぱなしなので、久しぶりに新鮮な気分を味わうことができた。小鳥さんたちの分を少しだけ残しておこう。
その後、木工班を中心とする材の仮置き場建設現場に移動。そこではフォレストノバの学生も加わり、柱材のほぞ切りが行われていた。精密さが要求される作業だけに大工の長谷川さんの指導のもと作業は慎重にも慎重を期して進められている。私はずうずうしくもここでもお邪魔した次第。手ノコで材を切る感触は心地よい。だが、気をつけないと墨付けのラインから反れてしまう。しかも角材ではなく丸太材なので、表を正確に切ったと思っても裏側に付けたラインからずれる場合がままある。釘を使わない伝統工法の難しさだ。途中まで何とか進めたものの、だんだん疲れてきたので後はノバの川崎さんにバトンパス。といえば聞こえはいいが、途中で仕事を投げてしまったというのが正直なところ。ここで時計は12時を指す。
お昼にはかどや食堂のいつものスープに加え、季節の栗を甘く煮たいわゆるマロングラッセが振る舞われた。栗は基地の周りにたくさん植えられている。森林整備班の石井さんが朝礼前に集めてくれた沢山の栗の実も先ほどの柿と合わせ皆さんのお土産に。ノバの釜谷君は食菌であるタマゴタケをゲット。
午後からは取材に専念した。生命の森宣言東京は男女4名でA地区の間伐。平均年齢75歳というが、とてもそうとは思えない活躍ぶりで伐倒、枝払いを精力的に行っている。今年11月8日に開催される「川崎ネイチャーフェスティバル」の主催者メンバーも「ノコ引き体験」に使う材の搬出に余念がない。地球環境部と望星高チームはスギ2本を間伐したが、1本がテイカカズラのつるに引っかかってしまい少し苦労している。お花畑班はカツラ、ドウダンツツジの剪定と雑草採り。
ところで、この日は森林整備班の取材をすっかり忘れていた(すみません)。後で聞くと整備班はどうやら沢源頭部・水源地で頑張っていたようである。石ころだらけ、湧き出す水でぐずぐずになりがちな径路に木の橋を渡し、歩きやすくしてくれた。感謝多謝。これはどうやら「水源橋」と名付けられることになりそうだ。
ときどき犯す私のポカはとは反対に各班の作業ぶりはいつも通り見事なもの。おまけに柿、栗のお土産つきと、秋色をも満喫した一日であった。
お花畑班にはこの季節でも雑草との闘いが待っていた。クワクサ、イノコズチ、コセンダングサ、オオニシキソウ…。たった1本だけ残ったトウガラシとワタ、少し減ってしまったラズベリーを守るべく、やっかい極まりないこれら草たちを前に少ない人手で応戦しなければならない。と思っていると、班長の丸茂さんから「柿がなっているから、まず収穫から始めよう」との指令が出た。なるほど、木は小さいものの柿はたわわに実っている。まだ色付いていないものもあるが、来月までは待てない。ということで私も参加。このところ各班の取材ばかりで実労働から離れっぱなしなので、久しぶりに新鮮な気分を味わうことができた。小鳥さんたちの分を少しだけ残しておこう。
その後、木工班を中心とする材の仮置き場建設現場に移動。そこではフォレストノバの学生も加わり、柱材のほぞ切りが行われていた。精密さが要求される作業だけに大工の長谷川さんの指導のもと作業は慎重にも慎重を期して進められている。私はずうずうしくもここでもお邪魔した次第。手ノコで材を切る感触は心地よい。だが、気をつけないと墨付けのラインから反れてしまう。しかも角材ではなく丸太材なので、表を正確に切ったと思っても裏側に付けたラインからずれる場合がままある。釘を使わない伝統工法の難しさだ。途中まで何とか進めたものの、だんだん疲れてきたので後はノバの川崎さんにバトンパス。といえば聞こえはいいが、途中で仕事を投げてしまったというのが正直なところ。ここで時計は12時を指す。
お昼にはかどや食堂のいつものスープに加え、季節の栗を甘く煮たいわゆるマロングラッセが振る舞われた。栗は基地の周りにたくさん植えられている。森林整備班の石井さんが朝礼前に集めてくれた沢山の栗の実も先ほどの柿と合わせ皆さんのお土産に。ノバの釜谷君は食菌であるタマゴタケをゲット。
午後からは取材に専念した。生命の森宣言東京は男女4名でA地区の間伐。平均年齢75歳というが、とてもそうとは思えない活躍ぶりで伐倒、枝払いを精力的に行っている。今年11月8日に開催される「川崎ネイチャーフェスティバル」の主催者メンバーも「ノコ引き体験」に使う材の搬出に余念がない。地球環境部と望星高チームはスギ2本を間伐したが、1本がテイカカズラのつるに引っかかってしまい少し苦労している。お花畑班はカツラ、ドウダンツツジの剪定と雑草採り。
ところで、この日は森林整備班の取材をすっかり忘れていた(すみません)。後で聞くと整備班はどうやら沢源頭部・水源地で頑張っていたようである。石ころだらけ、湧き出す水でぐずぐずになりがちな径路に木の橋を渡し、歩きやすくしてくれた。感謝多謝。これはどうやら「水源橋」と名付けられることになりそうだ。
ときどき犯す私のポカはとは反対に各班の作業ぶりはいつも通り見事なもの。おまけに柿、栗のお土産つきと、秋色をも満喫した一日であった。