2015.02.15 Sunday
定例活動報告 第392回 (嵐山の森)
昨年2月の活動日は思いがけない大雪のため中央線高尾駅までしか電車が行かず、近くの公民館で勉強会を開くこととなった。そんな悪条件をものともせずに多くの参加があり、会員の森への熱い思いを改めて強く感じた記憶がある。今日はその時とは打って変わっての素晴しい晴天。参加57名の力が思い切り発揮できることだろう。
嵐山の玄関口であるお花畑ではこれから降るかもしれない雪に備えてモッコウバラのアーチの修復・補強を行っている。班長である丸茂さんの指導のもと作業は着実に進む。春の花景色がいまから楽しみである。森林整備班は先月に引き続き間伐材降ろし。どういう訳かいつもは活動の受付を担当している伊藤さんが加わっている。力の要る作業ではあるものの、楽しそうな笑顔が印象的。一方、班長の川田さんは日がな一日、チェーンソーの点検・整備に黙々と取り組んでいた。まさに縁の下の力持ちである。
さて、いつもは多い高井戸中の参加はOBを入れて5名と今回は少なめ。しかし、フォレストノバは総勢27名。早稲田大、法政大、学芸大、東京農大の学生たちも加わって賑やかである。来月の定例活動日が麻布大学の卒業式に重なるため、4年生は最後の参加となる。作業の前、その4年生たちに卒業記念のプレゼント(写真を貼ることのできるコルクボード)贈呈があった。例年の行事だそうだが、心温まる光景である。その後は森林散策、間伐、木工、カブトムシ牧場用の落ち葉集めを行った模様。
昼食時には5月に開催される「相模原市若葉まつり」に出展予定の長瀬さん作「潤ちゃん号」が披露される。小さな子供が乗るこの木製三輪車の周りには何名ものメンバーが興味深そうに集まっていた。完成はこれからのよう。
午後。木工班のMOMA工房からはトントントンという心地よい槌の響きが森に響く。柱材のほぞ穴を彫るノミの音。その音に誘われるように各班の作業は進んでいく。森林整備班は32本もの材降ろし。高井戸中は望星高校と協力してスギを2本間伐。生命の森宣言東京も下刈りと間伐を完了。このところ実労働をしていない私も久々にノバの木工班に加わりコルクボードの額づくりに専念することができた。
ノバの卒業する先輩たちへの思いが槌の音と重なり、いつまでも心の中に響いていた一日であった。
また、今回の地球環境部作業データはこちらのGISシステムから。
地球環境部作業データ
嵐山の玄関口であるお花畑ではこれから降るかもしれない雪に備えてモッコウバラのアーチの修復・補強を行っている。班長である丸茂さんの指導のもと作業は着実に進む。春の花景色がいまから楽しみである。森林整備班は先月に引き続き間伐材降ろし。どういう訳かいつもは活動の受付を担当している伊藤さんが加わっている。力の要る作業ではあるものの、楽しそうな笑顔が印象的。一方、班長の川田さんは日がな一日、チェーンソーの点検・整備に黙々と取り組んでいた。まさに縁の下の力持ちである。
さて、いつもは多い高井戸中の参加はOBを入れて5名と今回は少なめ。しかし、フォレストノバは総勢27名。早稲田大、法政大、学芸大、東京農大の学生たちも加わって賑やかである。来月の定例活動日が麻布大学の卒業式に重なるため、4年生は最後の参加となる。作業の前、その4年生たちに卒業記念のプレゼント(写真を貼ることのできるコルクボード)贈呈があった。例年の行事だそうだが、心温まる光景である。その後は森林散策、間伐、木工、カブトムシ牧場用の落ち葉集めを行った模様。
昼食時には5月に開催される「相模原市若葉まつり」に出展予定の長瀬さん作「潤ちゃん号」が披露される。小さな子供が乗るこの木製三輪車の周りには何名ものメンバーが興味深そうに集まっていた。完成はこれからのよう。
午後。木工班のMOMA工房からはトントントンという心地よい槌の響きが森に響く。柱材のほぞ穴を彫るノミの音。その音に誘われるように各班の作業は進んでいく。森林整備班は32本もの材降ろし。高井戸中は望星高校と協力してスギを2本間伐。生命の森宣言東京も下刈りと間伐を完了。このところ実労働をしていない私も久々にノバの木工班に加わりコルクボードの額づくりに専念することができた。
ノバの卒業する先輩たちへの思いが槌の音と重なり、いつまでも心の中に響いていた一日であった。
また、今回の地球環境部作業データはこちらのGISシステムから。
地球環境部作業データ