2014.12.21 Sunday
定例活動報告 第389回 (嵐山の森)
今年を締めくくる師走の活動日。ではあるが、参加はいつもより少なめの44名。フォレスト・ノバのメンバーの多くが学生対象の環境イベントであるエコ・コンテストに出場していることがその大きな理由。前日がエコ・コンの予選であり、今日、メンバーが揃っていた場合は予選落ちということになる。ノバの参加わずか3名ということはめでたく本選出場したことの証ではあるが、寂しいような嬉しいような何となく複雑な気分である。
さて、本日は東京学芸大の大学院生5名が樋口先生とともに嵐山にやってきた。彼らはふだん環境保全を中心に学んでいるが、教室内の勉学だけではなく植生調査の手伝い、間伐などの実地を体験させてあげたいというのが樋口先生の考え。午前中はノバ・治田君の案内で嵐山の森林散策、午後に予定している間伐についての説明などを受けている。その間、お花畑班は栗の落ち葉をカブトムシ牧場へ集め、米糠を投入。これには乳酸発酵を促す狙いがある。来年もたくさんのカブトムシが生まれますように。森林整備班は先月に引き続き木道を使っての間伐材降ろしを行っている模様。
午後、MOMA工房付近では材の仮置き場建設に使う柱のほぞ穴づくりと墨付けが進行中。ニューヨーク出身のアロンさんが加わっている。アロンさんは建築学を学んでいるのだが、ここ数年は日本で修行の旅をしているとのこと。梁用の太い材を相手にひたすらほぞ穴づくりに取り組んでいる。作業をするなかで様々イメージが湧きあがり、日本の伝統工法に瞑想的なものを感じとったという。建築家ならではの感性だろうか。
学芸大は予定通りスギ1本を伐倒。森林整備班は10本ほどの材降ろしを完了。高井戸中は丸一日、総勢15名ほどで枝打ちを行った。何と一人一本ぶんの作業をこなした由。これにはサポ−トについたベテランの面々も感心することしきり。中学生パワー、恐るべし。
終礼後には石村夫人からお汁粉が振る舞われた。恒例の催しではあるが、有り難い。陽が陰り、冷えた身体には何よりのご馳走。皆の心もさぞかし温まったことだろう。
帰途、お花畑班が基地から山の神様までの積もる落ち葉をきれいに清掃してくれた道を降りる。神様の前で手を合わせ、この一年の無事を感謝。来年も実り多き年となりますように。
さて、本日は東京学芸大の大学院生5名が樋口先生とともに嵐山にやってきた。彼らはふだん環境保全を中心に学んでいるが、教室内の勉学だけではなく植生調査の手伝い、間伐などの実地を体験させてあげたいというのが樋口先生の考え。午前中はノバ・治田君の案内で嵐山の森林散策、午後に予定している間伐についての説明などを受けている。その間、お花畑班は栗の落ち葉をカブトムシ牧場へ集め、米糠を投入。これには乳酸発酵を促す狙いがある。来年もたくさんのカブトムシが生まれますように。森林整備班は先月に引き続き木道を使っての間伐材降ろしを行っている模様。
午後、MOMA工房付近では材の仮置き場建設に使う柱のほぞ穴づくりと墨付けが進行中。ニューヨーク出身のアロンさんが加わっている。アロンさんは建築学を学んでいるのだが、ここ数年は日本で修行の旅をしているとのこと。梁用の太い材を相手にひたすらほぞ穴づくりに取り組んでいる。作業をするなかで様々イメージが湧きあがり、日本の伝統工法に瞑想的なものを感じとったという。建築家ならではの感性だろうか。
学芸大は予定通りスギ1本を伐倒。森林整備班は10本ほどの材降ろしを完了。高井戸中は丸一日、総勢15名ほどで枝打ちを行った。何と一人一本ぶんの作業をこなした由。これにはサポ−トについたベテランの面々も感心することしきり。中学生パワー、恐るべし。
終礼後には石村夫人からお汁粉が振る舞われた。恒例の催しではあるが、有り難い。陽が陰り、冷えた身体には何よりのご馳走。皆の心もさぞかし温まったことだろう。
帰途、お花畑班が基地から山の神様までの積もる落ち葉をきれいに清掃してくれた道を降りる。神様の前で手を合わせ、この一年の無事を感謝。来年も実り多き年となりますように。