2014.07.20 Sunday
定例活動報告 第379回 (嵐山の森)
夏休み前の日曜日。先月は期末試験のため姿の見えなかった高井戸中の生徒たちも大勢参加している。フォレストノバ、望星高校、里山農学校の若者、そして「国木会」からのメンバーも加わり総勢70名。
「国木会」とは工務店の立場から国産材の流通を促進させたいと考えている団体。緑のダムとは林業サプライチェーンの関連でつながっている。今日は活動の視察が目的。
里山農学校の若者はカブトムシ牧場の堆肥を使用している須藤農園さんが率いてきた。ふだん手入れをしている畑とは趣の違う森を味わいたいということで、多忙な斎藤体験学校長に代り私が嵐山を案内することに。せっかくだから山の天辺に行きましょう。ということで望星の森の脇から尾根にいたる道なき道を辿る。途中、「森はいったん成立すると生活するための養分は自らまかなうことができる。これを自己施肥能力といいます」などと畑と森との違いを話しながら山頂へ。山頂からの眺めはいまひとつではあったが、それでも眼下に相模湖、遠くに北都留三山の百蔵山を望むことができた。若者たちは満足してくれただろうか。
その間、お花畑班は暑さの中での除草や剪定、水やり、森林整備班は3〜4mの丸太を30本ほど運び出す。生命の森宣言東京も整備班に加わりつつ、今後の活動計画を練っている模様。
一方、若者たちは…。フォレストノバは材降ろしと植生調査、午後からは基礎ゼミの学生を嵐山山頂へ案内したようである。望星高校は午前午後とも樹高、胸高直径測定のための下準備、樹々のナンバリング。高井戸中はスギ4本を間伐して木の長さ、直径を測っている。
さて、このところ注目の木工班であるが、こちらも大忙し。材の仮置き場建設のため、伐って2ヵ月ほどたった10m以上の丸太を数人で持ち上げて作業台に乗せたり、柱用の材の皮むきを行ったりともっぱら肉体労働が続く。基礎の位置も決まり、来月にはいよいよ棟あげ式とあいなるか。皆の期待はふくらむばかり。
夏の暑いさなかではあったが、今日もまた事故もなく各班、若者も年配者も元気に作業に取り組んでいる。傍らでオカトラノオやオオバギボウシの白く清楚な花が見守っていた。
また、今回の地球環境部作業データはこちらのGISシステムから。
地球環境部作業データ
「国木会」とは工務店の立場から国産材の流通を促進させたいと考えている団体。緑のダムとは林業サプライチェーンの関連でつながっている。今日は活動の視察が目的。
里山農学校の若者はカブトムシ牧場の堆肥を使用している須藤農園さんが率いてきた。ふだん手入れをしている畑とは趣の違う森を味わいたいということで、多忙な斎藤体験学校長に代り私が嵐山を案内することに。せっかくだから山の天辺に行きましょう。ということで望星の森の脇から尾根にいたる道なき道を辿る。途中、「森はいったん成立すると生活するための養分は自らまかなうことができる。これを自己施肥能力といいます」などと畑と森との違いを話しながら山頂へ。山頂からの眺めはいまひとつではあったが、それでも眼下に相模湖、遠くに北都留三山の百蔵山を望むことができた。若者たちは満足してくれただろうか。
その間、お花畑班は暑さの中での除草や剪定、水やり、森林整備班は3〜4mの丸太を30本ほど運び出す。生命の森宣言東京も整備班に加わりつつ、今後の活動計画を練っている模様。
一方、若者たちは…。フォレストノバは材降ろしと植生調査、午後からは基礎ゼミの学生を嵐山山頂へ案内したようである。望星高校は午前午後とも樹高、胸高直径測定のための下準備、樹々のナンバリング。高井戸中はスギ4本を間伐して木の長さ、直径を測っている。
さて、このところ注目の木工班であるが、こちらも大忙し。材の仮置き場建設のため、伐って2ヵ月ほどたった10m以上の丸太を数人で持ち上げて作業台に乗せたり、柱用の材の皮むきを行ったりともっぱら肉体労働が続く。基礎の位置も決まり、来月にはいよいよ棟あげ式とあいなるか。皆の期待はふくらむばかり。
夏の暑いさなかではあったが、今日もまた事故もなく各班、若者も年配者も元気に作業に取り組んでいる。傍らでオカトラノオやオオバギボウシの白く清楚な花が見守っていた。
また、今回の地球環境部作業データはこちらのGISシステムから。
地球環境部作業データ