月2回の定例活動など、緑のダム北相模のさまざまな活動を紹介しています。
望星の森、PhotoSphere写真にて公開
望星の森をGoogleMapの機能の一つであるphotosphere写真で
公開しています。
写真をクリックし、をさらにクリックしますと360度回転する画像をご覧いただけます。




作業道、頂上に向かって左上が望星の森です。
望星の森の看板が確認できます。



こちらは望星の森で2005年に最初に植樹したトチノキと2009年に植樹したスギとの境界線付近です。トチノキが5m近くなり、林床が暗くなり始めていることがわかります。
| kitasagami | 森をつくる | 21:55 | - | - |
定例活動報告 第375回 (嵐山の森)
 今回の参加人数は何と110名。もしかしたら過去最高かもしれない。森林総研、神奈川県自然環境保全課、鎌倉・明月荘、東京農大・吉野先生(林業サプライチェーン研究が専門)など参加団体も多く、そのぶん活動内容も盛り沢山。このレポートを書くのもだんだん大変になってきた。
 さて午前中、石村さんが明月荘の方々を森に案内している間、私は東京学芸大の学生さん達とちょっとワイルドな山歩きを敢行。踏み跡程度の急な斜面をたどって山頂まで。樋口、原子、神村の三先生の引率があるため少し緊張気味。途中、森林生態系や森の働きなどについてお話したつもりだったが、果たしてしっかりできたかどうか。大菩薩連嶺、南アルプスを望む山頂での記念写真は送付済み。
 昼食時は本日のハイライトである山の音楽会。滝澤会員のご子息のお嫁さんとその息子さん、ご友人との三者で奏でられた演奏が森に響く。「山の音楽家」「オブラディ・オブラダ」「風の通り道」「夏の思い出」…。チェロ、フルート、クラリネットの音色に誘われてか、普段はなかなか姿を見せることのないガビチョウ夫妻(?)もやってくる。石村さんは感動の涙をこらえるのに大変だったとか。
 午後、身体が自由になったので各班の活動を取材。北都留森林組合の重機が積み重なった材を運んでいる。その近くでは仮置き場建設に使う柱材に墨入れを施し、中心を決める作業が進行中。麻布大の原田先生や生命の森宣言の佐藤さん、フォレストノバのメンバー数名の眼差しも真剣そのものだ。在来工法をぜひ多くの方々に体験してもらいたいとは体験学校長・斎藤さんの弁。
 フォレストノバには前述の原田先生のゼミ学生、ノバOBの前川さん、東農大の学生も加わっていつになく賑やかだ。森林散策、材降ろし、自然乾燥のための材の井桁組みに取り組んだ模様。
 高井戸中の半数はなみすけの森付近の間伐、掛かり木処理を森林整備班とともに行っている。他の半数は学芸大生と一緒に仲良くボサ刈り。アオキの除伐やつる切りが主な仕事である。学芸大諸先生の指導のもと、鬱蒼としていた森が見る間にきれいになっていく。きれいになるのはよいのだが、悪い森の見本がなくなってしまう。体験学校での解説を考えると嬉しいような、困ったような、何だか複雑な心境…。
 今日はかつてない大勢の参加者があったため、事故や怪我が懸念されたが、各班それぞれ何事もなく整然と事を進めることができた。これは見事のひとことに尽きるだろう。石村さん、ここでもまた感動を抑えきれなかったようである。

| kitasagami | 森をつくる、定例報告(相模湖・嵐山の森) | 22:30 | - | - |
経営運営会議 議事録
【1】定例活動

A相模湖・嵐山の森
(1)5月18日(第3日曜日):定例活動

◎体験学校:学大・環境教育センター神村先生15人(内野)。明月荘小林紘子代表と&県の斎藤様6人(石村)小林紘子代表、有里公徳、黒柳文子、内山一彦、島田&県の斎藤東吾さんの6人
東農大・吉野先生

◎定例活動
 [1]森林整備班:林内整備(木林士の伐倒材の材下し)
(国際認証のための記録必要:フォレストノバの協力要望)
北都留森林組合が重機のデモ
5月18日(定例活動日に北都留森林組合が機械搬出実施の予定?)
 [2]花畑班:整備。
 [3]木工班:間伐材仮置き場/全体が傾斜地の為改造が必要か?
 [4]望星の森・なみすけの森:高井戸中30人
 [5]フォレストノバ・・・20人
 [6]生命の森宣言・・・5人
 [7]カブトムシ牧場:
 [8]養蜂班:(黒川)

◎報告・その他
 [1]5月18日昼休み:滝沢さん家族演奏会予定
 [2]5月28日(水)練馬緑化協力員樹名板作成活動15名(斉藤)
 [3]5月31日:嵐山・夜/女子美ナイトウォーク(宿泊:小原集会場)(フォレストノバ)
 [4]フォレストキッズ(親子体験学校)開催:5月16日打合せ/環境情報センター(8月1泊2日:嵐山&藤野。内野、斉藤奈美様)。(JFIK・環境情報センター/開催費分担:環境情報センターと緑のダム北相模?)
 [5]5月4日嵐山午後。Forestinfo:スキャナー入荷テスト実施。(治田・小林)
 [6]5月25日上智大オールソフィアンズフェスティバルに積み木で参加。

(2)2014年6月18日(第3日曜日):定例活動
 ○昼休み:草笛講習会(JFIK瀬尾様)
 ○高井戸中は試験で休み。国際認証のための植生調査、内野、宮村で担当。

B小原本陣の森
(1)5月6日(日)報告
  1班:四阿周りの仕上げ(間伐1本+ゴミの片付け)完了。(永井忠男さんより謝意)
  2班:基地から先の林道・作業道の倒木処理。基地周り整備(高井戸中)
(2)6月1日(日)予定
  [1]基地の小川向岸の掛木処理1本
  [2]基地から先の倒木処理、作業道整備、ハイキングコース整備

C麻布大学との基本協定
 (1)小原本陣の森の国際認証取得:原田先生、研究室のテーマ。篠田さんと折衝進捗は?。
 (2)小原集会場で、緑のダム・麻布大学・フォレストノバのプレゼン(6月目標)。「立入り許可の覚書」を取り交わす予定。

D報告・その他
 (1)作業報告書フォーマット:作業班ごとの作業報告、間伐材については別紙を用いて統一的に管理、徹底して行う。

【2】イベント&地域活動

 (1)地元からの緊急依頼:プレジャーフォレスト内キャンプ場の階段60段(4月27,28日完了。森林整備班有志対応)
 (2)地元からの依頼:サンタ丸太制作500個・納期11月?クヌギ(材料支給@50円)(チェーンソー練習と兼ねる?)
| kitasagami | 経営運営会議事録 | 21:37 | - | - |
定例活動報告 第374回 (小原本陣の森)
 緑が濃くなり、小原本陣の森に温かく心地よい風がそよそよと吹く中行われた五月の小原本陣の森での定例活動は、Forest Nova☆からは計十一名の参加者が集まりました。六名は小原本陣の森に、五名は小原地域の四阿近くの林に足を運び、各々の活動に取り組みました。
 小原本陣の森では、まだ大雪の爪痕が道に多く残っており、道に掛かっている倒木の処理を行い、午前中だけの活動で計三本処理をしました。そのうち二本は根元から折れていましたが、折れてしまった木も径路の材料として使えるように玉切りを行いました。玉切りした木は階段状に設置し、枝打ちした枝や葉を敷き詰め歩きやすいように施したり、径路途中にある橋の補強に用いたりしました。
 小原の丸太橋の奥の整備された地点の木々は、なぜか倒木が見当たりませんでした。逆に整備されていない川の向こう側の木々は倒れているもの、折れているもの、曲がっているものが多く…。整備した地点は被害が少ないのは嬉しかった反面、整備されてない地点の被害が多かったのは残念でした。自然の力は人間には到底及ばないという自然の恐ろしさを感じながら、僕たちの活動によって自然を、森をしっかりと整備していきたいと改めて思いました。

 また、四阿周りの景観伐採の続きも行いました。この日は、前回、作業途中で終えることができなかった間伐と、伐採した枝の処理をしましたが、ノコギリを一引きする度に、枝を一束運ぶ度に、心に森の感覚が染み込んでくるようです。この木を植えたときはどんな景観だったんだろうか、この土地に足を運んだ人は何を感じるのだろうか……様々な思いと情景が胸の奥で交差します。永井忠男様から許可をいただき、この土地に立ち入らせていただいてから、既に半年以上が経ちます。何度も何度も足を運んでいるうちに、ある種の愛情が湧いてくるものですね。
 普段の人工林内の活動では、木を伐り、加工し、それを搬出していくことによって、森林の循環を促すことが命題となりますが、ここ四阿での活動は訪れる人が見る風景をイメージしていくという一味変わった活動目的だと感じています。これは、私たちが目指す「森と人との共助共生社会」には必ず必要な要素です。
 一つ一つの経験と出会いを大切にし、常に視界に森を捉え、これからも活動を続けていきたいと思います。
| kitasagami | 森をつくる、定例報告(小原本陣の森) | 22:30 | - | - |





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