2014.03.16 Sunday
定例活動報告 第372回 (嵐山の森)
中央線・ホリデー快速の車窓からは遠く雪をかぶった富士や丹沢の山々が見える。だが、空気は確かに春のものだ。山の木々の冬芽こそまだ堅く閉じているものの、基地周辺の梅の花はほころび、フキノトウも雪の残った地面から顔を出している。
先月は大雪のため嵐山での活動はあきらめたが、うって変って今日は絶好の日和。参加52名。2ヶ月が空いたこともあり、作業量は多くなるだろう。
お花畑班はせっかく苦労して造りあげたモッコウバラのアーチが無残にも雪に押し潰されてしまったため、その修復に取り掛かる。幸いバラは折れていなかったが、メンバーのひとり井伊さんの心が折れたとか。
森林整備班は数グループに分かれた。班長・川田さんは県との協力協約に従って間伐された材の数をチェック。なんと120本ほどもあったとのこと。これらは林内乾燥後に材として利用する由。残りのメンバーは雪の重みで掛かり木となったコナラの玉切り(シイタケを育てるという)、高井戸中の枝打ち作業の補助、さらにこれも雪の影響でNTTの電線に掛かったスギの処理と大忙し。ちなみに、地面にまで垂れ下がっている電線や我々が手をつけるべきでない掛かり木も多く、これらはNTTに任せる予定。
さて学生陣であるが、こちらも今日は盛り沢山だ。高井戸中は2班編成。午前、午後に交代で間伐、倒木処理とまな板づくりを実施。後者には「アラスカン」という製材機を使用しなければならず、危険を伴うため、チェーンソー講習を受講済みのベテラン斎藤さんとフォレストノバの望月さんが付ききりで指導。材を切断するかん高い機械音。飛び散るおがくず。その向こうに厚く長い一枚板が徐々に姿を現してくる。これを適当な長さに切り、自動カンナをかければ立派 なまな板の完成だ。仕上げは学校に持ち帰ってから。
一方のForestNova。午前中は選木作業、午後は径路の補修や桜祭りの準備に追われていたようだ。山田君、釜谷君、世持さんの3名は私と一緒に自然観察勉強会。ForestNovaの森からなみすけの森、望星の森、寺跡へとつづくコースを歩きながら1時間半。真面目に取り組んだつもりだったが、解説者が解説者故、話はいつも行き当たりばったり。仕舞いにはコースとは関係ない熱帯雨林にまで及んでしまった。これでよかったのだろうか?
いつもなら各班、グループに分かれての作業になるところ、今回は異なるグループのメンバーが入り混じり、助け合い、様々な活動を展開できた。互いの交流、活動の様子を知るよい機会。雪で森は荒れていたが、思わぬ収穫も手に入れた。
先月は大雪のため嵐山での活動はあきらめたが、うって変って今日は絶好の日和。参加52名。2ヶ月が空いたこともあり、作業量は多くなるだろう。
お花畑班はせっかく苦労して造りあげたモッコウバラのアーチが無残にも雪に押し潰されてしまったため、その修復に取り掛かる。幸いバラは折れていなかったが、メンバーのひとり井伊さんの心が折れたとか。
森林整備班は数グループに分かれた。班長・川田さんは県との協力協約に従って間伐された材の数をチェック。なんと120本ほどもあったとのこと。これらは林内乾燥後に材として利用する由。残りのメンバーは雪の重みで掛かり木となったコナラの玉切り(シイタケを育てるという)、高井戸中の枝打ち作業の補助、さらにこれも雪の影響でNTTの電線に掛かったスギの処理と大忙し。ちなみに、地面にまで垂れ下がっている電線や我々が手をつけるべきでない掛かり木も多く、これらはNTTに任せる予定。
さて学生陣であるが、こちらも今日は盛り沢山だ。高井戸中は2班編成。午前、午後に交代で間伐、倒木処理とまな板づくりを実施。後者には「アラスカン」という製材機を使用しなければならず、危険を伴うため、チェーンソー講習を受講済みのベテラン斎藤さんとフォレストノバの望月さんが付ききりで指導。材を切断するかん高い機械音。飛び散るおがくず。その向こうに厚く長い一枚板が徐々に姿を現してくる。これを適当な長さに切り、自動カンナをかければ立派 なまな板の完成だ。仕上げは学校に持ち帰ってから。
一方のForestNova。午前中は選木作業、午後は径路の補修や桜祭りの準備に追われていたようだ。山田君、釜谷君、世持さんの3名は私と一緒に自然観察勉強会。ForestNovaの森からなみすけの森、望星の森、寺跡へとつづくコースを歩きながら1時間半。真面目に取り組んだつもりだったが、解説者が解説者故、話はいつも行き当たりばったり。仕舞いにはコースとは関係ない熱帯雨林にまで及んでしまった。これでよかったのだろうか?
いつもなら各班、グループに分かれての作業になるところ、今回は異なるグループのメンバーが入り混じり、助け合い、様々な活動を展開できた。互いの交流、活動の様子を知るよい機会。雪で森は荒れていたが、思わぬ収穫も手に入れた。