2013.01.20 Sunday
定例活動報告 第346回 (嵐山の森)
新年にふさわしい快晴に恵まれた。中央線の車窓からはいつも見慣れた山並みが白く雪をまとってさらに神々しい。春の新緑、夏の花々、秋の紅葉、そして冬の雪。四季折々に異なった表情を見せる日本の森は美しい、といつも思う。今回の参加者は72名。
さて、本年初の定例活動ということで、何を置いても山の神様にご挨拶。「本年も無事に、楽しく活動ができますように」と二礼、二拍手、一礼。その後、鈴木史比古さんから新年のご挨拶を賜った。嵐山の山主さんである鈴木さんのご理解、ご支援があってこその我々の活動である。このことを忘れてはならない。 今日も若者が過半。フォレストノバの呼びかけで日大や千葉大、法政大、東京学芸大の学生が加わったことが大きい。学芸大からは樋口先生が二度目の来訪。嵐山を気に入っていただけたようである。相模原市環境情報センター、トレカーサ工事(国産材、地元材を使うことに重きを置く工務店)の取材陣も加わり、賑やかな滑り出し。滑り出しといえば、何日か前に積もった雪がカチカチに凍っている場所がある。こちらで滑るのは危ないので要注意!
森林整備班は森の見回りだ。崩れている箇所はないか、径路の土留めの補修が必要か、こまめに歩いてチェックしている。地味な作業、しかし縁の下の力持ち。
高井戸中は「なみすけの森」で木を一本伐り倒し、今年も頑張りましょうとますます意気盛ん。望星高校は植樹したトチノキのナンバーを確認。月日が経つとナンバーを記したテープがとれてしまったりするので、これからはもっとよい方法に切り替えたいとのこと。そのトチノキもいまでは人
の背丈をはるかに超えるほどに生長している。
フォレストノバのメンバーは他大学の学生を前に森、特にスギ・ヒノキの人工林についての解説。担当の淺野君が熱く語っている(いいですね、若いって。私にもそういう時期がありました)。午後には間伐の予定だが、前回、前々回と掛かり木をつくってしまった実績(?)がある。今度こそ。
午後。ノバは前回からの宿題である径路を横切って倒れた掛かり木の処理、そして間伐体験。掛かり木はメンバーの知恵と力と気合いで何とか無事に完了して、ガッツポーズだ。これですっきりとした気分で新年のスタートが切れる。一方、間伐陣は―。初体験の学生たちに木の伐り方、倒し方を説明した後、いよいよ伐倒にかかる。「うまくいってくれ!」。そんな切なる願いも空しく、スギの木はまたしても掛かり木に。大勢でロープを引っぱったり、緩めたりしてあおるものの、なかなか思うようにはいかず、ついに時間切れ。これで昨年末から三連敗となってしまったが、今回はこのことあるを予想していたとは淺野君の弁。次も頑張ろう。
活動終了後は相模湖交流センターに移動してお楽しみ新年会。「トンビ班」「スッポンタケ班」「ハナオチバタケ班」などと書かれた紙が机の上に置かれている。くじで班分けし、老若男女偏りのないようにとの伊藤女史の配慮。さすがは緑のダム宴会部長。ノバの瀬戸君との名コンビ司会で会が盛り上がるなか、各自それぞれに出身地や趣味、今後の夢、等々を語り合う。普段はなかなか知ることのできない才能や経歴、愉快な話。和やかな雰囲気にも森に込める熱い思いが感じられる交流の場となった。
それにしても、森に関わる人たちはいつも本当に気持ちがよい。森が人の心を浄化してくれるからだろうか。それとも、浄化された心を持つ人が森に集まってくるのだろうか。
今月から活動の様子を動画でご覧頂けるようになりました。
今月は朝礼〜森の神様への新年の挨拶〜森林整備班(杉の雪下ろし)〜ForestNova(掛かり木の処理)
〜高井戸中学校地球環境部(受け口作り、玉切り)〜東海大望星高校(ナンバーの確認)
の様子を紹介します。
さて、本年初の定例活動ということで、何を置いても山の神様にご挨拶。「本年も無事に、楽しく活動ができますように」と二礼、二拍手、一礼。その後、鈴木史比古さんから新年のご挨拶を賜った。嵐山の山主さんである鈴木さんのご理解、ご支援があってこその我々の活動である。このことを忘れてはならない。 今日も若者が過半。フォレストノバの呼びかけで日大や千葉大、法政大、東京学芸大の学生が加わったことが大きい。学芸大からは樋口先生が二度目の来訪。嵐山を気に入っていただけたようである。相模原市環境情報センター、トレカーサ工事(国産材、地元材を使うことに重きを置く工務店)の取材陣も加わり、賑やかな滑り出し。滑り出しといえば、何日か前に積もった雪がカチカチに凍っている場所がある。こちらで滑るのは危ないので要注意!
森林整備班は森の見回りだ。崩れている箇所はないか、径路の土留めの補修が必要か、こまめに歩いてチェックしている。地味な作業、しかし縁の下の力持ち。
高井戸中は「なみすけの森」で木を一本伐り倒し、今年も頑張りましょうとますます意気盛ん。望星高校は植樹したトチノキのナンバーを確認。月日が経つとナンバーを記したテープがとれてしまったりするので、これからはもっとよい方法に切り替えたいとのこと。そのトチノキもいまでは人
の背丈をはるかに超えるほどに生長している。
フォレストノバのメンバーは他大学の学生を前に森、特にスギ・ヒノキの人工林についての解説。担当の淺野君が熱く語っている(いいですね、若いって。私にもそういう時期がありました)。午後には間伐の予定だが、前回、前々回と掛かり木をつくってしまった実績(?)がある。今度こそ。
午後。ノバは前回からの宿題である径路を横切って倒れた掛かり木の処理、そして間伐体験。掛かり木はメンバーの知恵と力と気合いで何とか無事に完了して、ガッツポーズだ。これですっきりとした気分で新年のスタートが切れる。一方、間伐陣は―。初体験の学生たちに木の伐り方、倒し方を説明した後、いよいよ伐倒にかかる。「うまくいってくれ!」。そんな切なる願いも空しく、スギの木はまたしても掛かり木に。大勢でロープを引っぱったり、緩めたりしてあおるものの、なかなか思うようにはいかず、ついに時間切れ。これで昨年末から三連敗となってしまったが、今回はこのことあるを予想していたとは淺野君の弁。次も頑張ろう。
活動終了後は相模湖交流センターに移動してお楽しみ新年会。「トンビ班」「スッポンタケ班」「ハナオチバタケ班」などと書かれた紙が机の上に置かれている。くじで班分けし、老若男女偏りのないようにとの伊藤女史の配慮。さすがは緑のダム宴会部長。ノバの瀬戸君との名コンビ司会で会が盛り上がるなか、各自それぞれに出身地や趣味、今後の夢、等々を語り合う。普段はなかなか知ることのできない才能や経歴、愉快な話。和やかな雰囲気にも森に込める熱い思いが感じられる交流の場となった。
それにしても、森に関わる人たちはいつも本当に気持ちがよい。森が人の心を浄化してくれるからだろうか。それとも、浄化された心を持つ人が森に集まってくるのだろうか。
今月から活動の様子を動画でご覧頂けるようになりました。
今月は朝礼〜森の神様への新年の挨拶〜森林整備班(杉の雪下ろし)〜ForestNova(掛かり木の処理)
〜高井戸中学校地球環境部(受け口作り、玉切り)〜東海大望星高校(ナンバーの確認)
の様子を紹介します。