月2回の定例活動など、緑のダム北相模のさまざまな活動を紹介しています。
定例活動報告 第320回 (嵐山の森)
 2日続いての大雨で天気が心配だったが、当日はカラリと晴れた快晴。朝礼前、東京駅前・丸の内・オアゾに展示した“組み合わせ丸太”が森に戻ってきた。これをワイワイと若者たちが手分けして、朝礼広場に移動した。広場が随分と恰好良くなった。
 中学・高校は試験中とのことで参加数が少ないかなと思っていたが、日大桜井研究室の森林実習生が、約30名が入って何時もの通り70名を超す盛況。青年の多い活動は、森の未来が希望出来て明るく・楽しく嬉しい。
 先ず、生命の森宣言班が設営した観察道はすごく立派なものができたが、沢筋に近いことと少し急坂なためぬかるんでいた。そこで、森林プロ木林士・水出さんに手を入れてもらうために案内。水抜きと階段補強をお願いした。班の活躍で森が素晴らしく明るく綺麗になっている。素晴らしい観察路に仕上がるだろう。生命の森宣言班本体は午前中は、全員で嵐山頂上を極めたとか。頂上は、神奈川景観100選に入っており、眼下に相模湖、中景に丹沢山塊、遠景に富士山が見える。幸い今日は雨上がりの快晴。佐藤さんが「未だ、嵐山頂上に行った事がない人は是非、見ておくと良い」と報告した。
 東京都市大学は雨量測定装置と、この森に隣接する中原沢の水質・水量の調査のための装置を取り付けるために来た。ここが良いと思う場所に案内した。また、この森の科学的な知見が蓄積されていく。
 ForestNovaは、間伐ヒノキを有効活用をするのだと各々、適当な大きさに伐って磨きをかけていた。仕上がりは見事な光沢と香りがしているが、これで何が出来るのだろう。仕上がり製品を早く見たいものだ。若者は思いがけないことを仕出かしてくれる。
 製品を作る別班は、工作班に隣接した栗林の古木枝落とし整備。栗の木は、かなりの巨木になっており長鋸で切り落とすのだが、不安定で何処に落ちてくるかわからない危険がある。そこはベテラン斉藤会員の適切な指揮で栗林は無事、見事に整理されて行く。来年は栗が豊作だろう。
| kitasagami | 森をつくる、定例報告(相模湖・嵐山の森) | 23:18 | - | - |
定例活動報告 第319回 (小原本陣の森)
 今回の小原定例活動の内容は、拠点の倉庫整備、イベントに向けての準備、小学校の子供たちが安全に行動できるようにするための拠点付近の整備でした。今回の活動日は雨が予報されていましたが、日差しが垣間見えるときもあり、とても活動しやすい日となりました。拠点に着き各々の役割を決め、各自の持ち場に散らばりました。
 拠点の倉庫整備では1年生と4年生の各1名が担当し、1年生が4年生に整備の仕方を教わりながら進めていく形となりました。4年生に物品の確認や道具の置き場所などを教わりながら1年生と一生懸命頑張っていました。
 イベントのための材加工では、木材を加工しやすい広い場所に移動させ、加工の仕方を教わりながらやらせていただきました。途中でチェーンソーのネジが外れてしまうというアクシデントも発生しましたが、幸い大きな事故も起きず無事に終わることが出来ました。不慣れなことで躊躇したりもしましたが、1枚の板に下ろせたときは何とも言えない達成感が感じられました。
 拠点付近の整備では使われなくなった釜を壊して埋めたり、小川沿いの崖手前に木(丸太)を並べ、それが落ちないように杭を打つ作業を前回に引き続き行いました。今回で2回目となるからか、慣れた手つきで杭を作っている1年生が見受けられました。今回目標としていた範囲まで滞りなく進み、いつもよりも大分早く全体作業が終了しました。  余談で、今回はとても奇妙なキノコ(?)を発見しました。ゼラチン質の根元に、発泡スチロールのような素材をした傘をしており、とんでもなく臭いものでした。小原の森にはこんな生物も生息しているのだなと改めて思ったと同時に、とても驚きました。
  前回の活動よりも更に作業が進み、先が見えてきたかなぁと思います。小学校の子供たちがなんの気兼ねもなく小原の森を訪れてくれるその日が楽しみですね。定例活動、お疲れ様でした。
| kitasagami | 森をつくる、定例報告(小原本陣の森) | 23:18 | - | - |





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