2011.10.16 Sunday
定例活動報告 第318回 (嵐山の森)
天候に恵まれたせいもあり、参加者は78名。このところ中学生から大学生までの若者の参加が多く、石村さんは嬉しさを隠せない様子。今日も楽しく安全に作業ができたのですが、記事担当の伊藤さんがお休みということで、各班から寄せられた報告を紹介します。
[日本大学生物資源科学部]
スギ、ヒノキ人工林の樹木現存量を知るための調査枠の設定と全成立木の樹高の測定、間伐効果を知るため、最近伐採された樹木の切り株の数と大きさの調査を行いました。街で育った学生は道のない斜面や茂る藪の中で悪戦苦闘しながらも、新しい体験としてモリを味わっていました。最後に406mの嵐山頂上に登り、天候に恵まれた秋の相模湖の景観に歓声をあげました。(報告: 桜井尚武、日本大学教授)
[Forest Nova]
以前に間伐した材が腐ってしまわないよう置場にまとめる。倉庫の片づけ。物品管理のため棚にラベルを貼り付けたり、鋸の替え刃等の在庫の確認をしたりしました。また、11月3日に行われる小原本陣祭・木工ワークショップの出店をさせてもらえることになったので、これまでに間伐した材を加工しました。今回の活動には留学生や高校生が参加しました。ふだん森や自然に触れ合うことの少ない学生からは「日常生活では得られないよい体験ができた上に、森を守っていく必要性を学べました」という感想もありました。(報告:植木聡、Forest Nova)
[望星高校、高井戸中学]
午前はSPP調査の続き。胸高直径、樹高測量、照度測定。モマ工房上とB地区の下の区画との比較を行いました。中学生は自分たちフィールドでも同様の調査を行うので、その練習として。
お昼には桜井先生に「なみすけの森プロジェクト」で取り組んでいる斜面を見てもらい、面積を測り直す必要があること、森をどう育てていくか、疎か密に仕立てていくかで間伐量が変わり、できる材の太さや価値が変わってくること、2割間伐するなら50本伐る必要があることを教えて戴きました。
午後は内野さん、石井さん指導のもと、枝打ちを行いました。かなり林内はすっきりしてきて、いよいよ間伐を進めていきたいと思います。(報告:宮村連理、本会理事)
このほかにもいろいろな活動がありました。体験学校長の斎藤さんは10人ほどの参加者を森に案内。黒川さんの養蜂場を見学した後、径路に這い出た親指ほどの太さがある巨大ミミズを見ながらの森林土壌話、スギの切り株を前にしての木材の話など、いつも通りの懇切丁寧な解説に皆さん満足された様子。お花畑班は川田さんの高校時代同期の井伊さん、薄井さん、岡田さんが急遽梅の剪定に加わり、これでもかというほど大胆に枝を切り落としてくれました。枯れたら私が責任をとることになっているのでご心配なく。実家にある苗木を持ってきます。石村さんは嵐山協働協約のための測量で森の中。県の測量士がスムーズに仕事ができるよう藪払いを行いました。作業に加わった小林さんも、山口さんもクタクタになったとのこと。お疲れさまでした。今日も実り多い一日であったようです。
[日本大学生物資源科学部]
スギ、ヒノキ人工林の樹木現存量を知るための調査枠の設定と全成立木の樹高の測定、間伐効果を知るため、最近伐採された樹木の切り株の数と大きさの調査を行いました。街で育った学生は道のない斜面や茂る藪の中で悪戦苦闘しながらも、新しい体験としてモリを味わっていました。最後に406mの嵐山頂上に登り、天候に恵まれた秋の相模湖の景観に歓声をあげました。(報告: 桜井尚武、日本大学教授)
[Forest Nova]
以前に間伐した材が腐ってしまわないよう置場にまとめる。倉庫の片づけ。物品管理のため棚にラベルを貼り付けたり、鋸の替え刃等の在庫の確認をしたりしました。また、11月3日に行われる小原本陣祭・木工ワークショップの出店をさせてもらえることになったので、これまでに間伐した材を加工しました。今回の活動には留学生や高校生が参加しました。ふだん森や自然に触れ合うことの少ない学生からは「日常生活では得られないよい体験ができた上に、森を守っていく必要性を学べました」という感想もありました。(報告:植木聡、Forest Nova)
[望星高校、高井戸中学]
午前はSPP調査の続き。胸高直径、樹高測量、照度測定。モマ工房上とB地区の下の区画との比較を行いました。中学生は自分たちフィールドでも同様の調査を行うので、その練習として。
お昼には桜井先生に「なみすけの森プロジェクト」で取り組んでいる斜面を見てもらい、面積を測り直す必要があること、森をどう育てていくか、疎か密に仕立てていくかで間伐量が変わり、できる材の太さや価値が変わってくること、2割間伐するなら50本伐る必要があることを教えて戴きました。
午後は内野さん、石井さん指導のもと、枝打ちを行いました。かなり林内はすっきりしてきて、いよいよ間伐を進めていきたいと思います。(報告:宮村連理、本会理事)
このほかにもいろいろな活動がありました。体験学校長の斎藤さんは10人ほどの参加者を森に案内。黒川さんの養蜂場を見学した後、径路に這い出た親指ほどの太さがある巨大ミミズを見ながらの森林土壌話、スギの切り株を前にしての木材の話など、いつも通りの懇切丁寧な解説に皆さん満足された様子。お花畑班は川田さんの高校時代同期の井伊さん、薄井さん、岡田さんが急遽梅の剪定に加わり、これでもかというほど大胆に枝を切り落としてくれました。枯れたら私が責任をとることになっているのでご心配なく。実家にある苗木を持ってきます。石村さんは嵐山協働協約のための測量で森の中。県の測量士がスムーズに仕事ができるよう藪払いを行いました。作業に加わった小林さんも、山口さんもクタクタになったとのこと。お疲れさまでした。今日も実り多い一日であったようです。