月2回の定例活動など、緑のダム北相模のさまざまな活動を紹介しています。
定例活動報告 第316回 (嵐山の森)
湿度も高いこの日、猛烈な陽光が肌を刺すように降り注ぐ。外来種だからと植え付けに物議をかもした百日紅(サルスベリ)の強烈な紅が咲き誇っている。森の中では時折,ヒヤリとした冷気が吹き抜ける。森林の機能にある「快適環境・気温調節機能」を実感!
何とまぁ、この暑さの中、望星の森参加者:杉並区立高井戸中学地球環境部23名+望星高校15名、学生連合フォレストノバ8名、若者の合計46名。東急コミニュテイなど一般参加29名、総計75名(中・高・大の若者参加比率61%)

・中学生の森は、「なみすけの森づくりプロジェクト」と名付られている。ン?、なぜ、なみすけ?。東京・杉並区のマスコットキャラクターが“なみすけ”というからだそうだ。未だ、なみすけを見たことないから今度、“なみすけ”を持っといで。
 初参加生徒が多いので、斉藤・緑のダム体験学校長による「森のオハナシ:臨時開校」は、分かりやすくて面白くて、夢中で聞き入る。午後の作業は、なみすけの森プロジェクトでの枝打ち指導。午後からは望星の森の草刈りを行った。
・望星高校生の森の今日の作業計画は、文科省支援によるSPP(Science Partnership Project)による間伐効果の調査。胸高直径、毎木調査、相対照度等の計測などを行った。日大の学生も指導に入る。
・学生連合は、材の利・活用の検討。4カ月葉枯らし+3カ月・2m玉伐り乾燥した製材実習。
・森林整備班:夏草の茂る森の中の刈り払い。作業後のスッキリした森を冷風が吹き抜ける。
・森林整備A地区に取り組むベテラン・生命の森宣言・東京班:広さ約1haの森のほぼ2/3を整備して余裕を見せながら、黙々と林床整理に取り組む。
・お花畑ガーデン班:吉池さんが黙々と草取りしていた。整理した花畑に持参の花桃苗を植えていた。
 ベテラン4人が来年度・森林整備計画のために町道・東海遊歩道入口から上って嵐山中腹から横道経路に入り森林整備A地区に下った。森林図を辿って踏査したが、図面と実踏査の地形・距離感の違いには驚いた。
 お昼の氷で冷やした少しピリ辛の味噌汁は、大人気だった。梅干しも良かった。シュワーっと塩サイダー飴を学生が喜んだ。作業を終わって・・・、冷たい麦茶に行列ができた。

*終礼:猛暑と蜂にやられそうになったが無事、今日も満足・納得の活動・・・・・・森に感謝!。
| kitasagami | 森をつくる、定例報告(相模湖・嵐山の森) | 21:04 | - | - |
経営運営会議 議事録
場所:マルモ出版会議室
時間:18時から
参加者:石井、石村、植木、内野、大塚、川田、斎藤、丸茂、宮村(記録)

【1】定例活動について
1.若柳・嵐山の森
9月の活動について
生命の森宣言東京は間伐の仕方について、毎木調査などの結果をもとに施業しているフォレストノバの施業を参考にするとよい。

10月の活動予定
8日、ジュニアフォレスターのイベント、JFIK主催
間伐体験、輪切りおみやげ、キノコ汁など広報活動はこれから。JFIKからのスタッフは8名。フォレストノバの応援も依頼する。

2.小原本陣の森
9月報告、道路側溝清掃(水の流れをよくするため)、午後は雨天のため、小原本陣で歴史関係の勉強会、BBQ付きで。10月基地の材木処理、川側の土留めを予定。

桂北小学校との連携について
JFIKのジュニアフォレスターのイベント募集だけでなく、通常の授業への支援は当面内野さんが担当し、支援するスタッフはやりながら募集していく。

相模湖県立交流センターとの連携
正式には来年度から様々な企画をしていく。JFIKと緑のダム北相模との3者で。ジュニアフォレスターのイベントのあとに打ち合わせ予定。

【2】イベント関連
間伐材コンテストのイベントについて
展示期間スケジュールが暫定版ではあるが決定した。開催期間中、10月1日土曜日午前が緑のダム北相模の時間として確保することができたので、震災支援活動であった森の積み木プロジェクトの紹介、報告をする。枠は2時間。
コンテスト受賞作品の展示も行う。作品の製作は相模湖、藤野の製材所や工房に依頼している。

東京駅積み木プロジェクトはJR関連企業の鉄道会館が話を聞いてくれることになり、月末に本社に伺う。

小原宿、本陣祭
大名行列への参加依頼があるので、フォレストノバが参加する予定。当日、フォレストノバのブースも出すことを提案する。

森の積み木製作の見直し
早い段階で嵐山周辺で製作できるよう試作を行う。依頼する先の候補はすでに上がっている。

フォレストノバ合宿について
来週行う。宿泊はカドヤ。13、14日。嵐山で活動する。朝4時から。2日目は交流センターで研修。
| kitasagami | 経営運営会議事録 | 21:07 | - | - |
定例活動報告 第315回 (小原本陣の森)
 この日の活動は台風12号が近付く中での活動日だったので天気が不安でしたが、朝は雨が降っていなかったため予定通り活動を行うことにしました。
 小原の山に着いてみると、雨がたくさん降ったせいか山に溜めきれなくなった水が流れて来ていて道が小川のようになっていました。ひどい所では側溝が詰まっていたせいで、水が溢れ出し、噴水のようになっていました。そこで、まだ雨が降ってくる可能性もあり、山の奥での作業は危険ということで小原の山の入り口付近の道を掃除してきれいにすることにしました。噴水のようになっていた場所では、側溝のふたをなんとか外し、詰まっていた枝や土をどかしました。掃除した後は水の流れも良くなり、きれいな水が流れるようになりました。上のほうでは、斜面の窪みに沿って下まで水が流れてしまうようになっていたので、水の流れに沿うように新たな窪みを作り、道沿いではなく沢側に水が流れるようにしました。他にも、また詰まったりしないように落ち葉や枝を片づけて水の逃げ道が出来るようにしました。
 山には水を溜める力がありますが、台風ように雨がたくさん降った時には水が溢れて今回のように思わぬところに川ができてしまったりします。普段から側溝をきれいにしたり、道路の落ち葉を片づけたりしておくことで水の流れを分散することができ、道が川になってしまうことも防ぐことができたと思います。でも、今まで気がつかなかったように雨が降ってみないと、どこから水が湧き出ていて、どこに水が集まりやすいのかわからなかったりします。雨が降った後だったからこそ、いつもとは違った小原の山の一面に気づけた気がしました。

 午後はいつもより早めに切り上げ、小原宿本陣へ移動して、本陣の中をひと回りしながら建物の中や置いてある物の説明を聞いたりして小原宿の歴史について学びました。前々から本陣の中がどうなっているのか気になっていましたが、中々じっくりと見る機会がなかったので見ることができて良かったです。

 その後は小原の山主の一人である小林さん宅で緑のダムの方たちとともにバーベキューを御馳走になりました。野菜は小林さんが丹精込めて作ったもので、とてもおいしかったです。山主さんや緑のダムの方たちとこうしてお食事をする機会は少ないので、良い機会となりました。ありがとうございました。
| kitasagami | 森をつくる、定例報告(小原本陣の森) | 21:02 | - | - |
「UIA2011 東京大会 チェアシティ展」に参加
第24回世界建築会議=UIA2011東京大会」には、100以上の国から、1万人に近い建築家の参加を見込んでいます。このような大規模な国際会議は日本初と言え、注目が集まります。

NPO法人緑のダム北相模、相模湖商工会と民間企業が協働して「森林再生事業促進実行委員会」を組織し、森林再生事業を創出するため4年間森づくり・モノづくりコンテストを実施してきました。4回目は今年開催される「UIA2011 東京大会 チェアシティ展」に入賞者の作品を若柳・嵐山の間伐材で製作し出展します。

公募コンペ作品展示部門について
●森づくり・モノづくりコンテスト入賞作品展示
日本地図のベンチに集い世界と語ろう
巨大日本地図のベンチ展示ほか4点(一部他の会場に展示)

●丸の内オアゾ展示・イベント概要
期間:9月23日〜10月2日
会場:丸の内オアゾ1F○○広場
共催:UIA東京チェアシティ展実行委員会+森林再生事業促進実行委員会
9月23日(金)
オープニングセレモニー 
川崎景太 花のメッセージ
10月1日(土)PM1:00〜PM5:00
森づくり・モノづくりコンテスト入賞作品表彰式
★森林再生トークセッション(未定)
★著名建築家の講演
10月2日(日) PM1:00〜PM4:00
武田双雲「世界感謝の日」
小田原 健のトークショー
★協賛企業プログラム

丸の内オアゾのページでも紹介されています。こちらから。
ぜひご来場ください
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| kitasagami | 森をいかす | 21:18 | - | - |





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