月2回の定例活動など、緑のダム北相模のさまざまな活動を紹介しています。
定例活動報告 第312回 (嵐山の森)
「夏パワーフル、熟年・若者!」

 山百合の美しい立ち姿・香り漂う。整備林に差し込む陽の光が美しい。その森に中は涼しい。そして、夏草のように逞しく元気な若者・熟年たちの夏の森。
 参加者は、望星の森(高井戸中+望星高校+OB)が46名、学生フォレストノバ13名,早稲田大・金山先生の講座から学生7名、生命の森宣言・東京9名、一般14名、合計89名。そして、津久井森林組合から鈴木副会長、坂本専務理事、県立・相模湖交流センターの櫻田館長の参加。
 作業前のミーティングでは、真夏のこの時期、熱中症と大スズメハチが怖い。朝礼で対処方法を詳しく説明し、一日の作業が始まった。

・「生命の森宣言・東京」は、9月25日〜10月5日開催の「UIA2011チェアシティコンペ」に出品する作品作成の為の材の搬出。 4m玉切りの大木にロープを掛け8人一グループで下り・上りの急坂を引っ張り出す。
 下りでは「諏訪の御柱祭り」の様なスピードで滑り下りる大木に、カメラのシャッターも間に合わない。コロを敷いた登り坂では全員、渾身の力を込めて引き上げる。森仲間たちは、猛暑の夏作業に汗ビッショリ。成果は、見事!10本、熟年パワーに感動!。
 「森林再生実行委員会」に全国からの約250点もの応募作品があったが、その中からこの国際認証の森の大木で最優秀賞作品を製作して出品する。実行委員会を指揮する丸茂理事も作業に参加して満足・納得。生命の森:佐藤リーダーも「良い仕事は、疲れも吹っ飛ぶなぁ〜!」

・望星の森:高井戸中+望星高校+OBは、日大桜井先生・東海大田中先生のご指導で「二酸化炭素の固定量調査」と言う難しい課題に取り組んでいる。 午後はなみすけの森にて間伐の効果を確認するための区画の設定、その区画内に毎木調査用のナンバリングテープ打ちを行った。 生徒指導の宮村先生・佐藤先生の声がビンビン響く。生徒と先生方の信頼感一体のスガスガしさが涼を呼ぶ!。

・フォレストノバは、森林整備班とヒノキ皮剥ぎ班に分かれる。原木をモマハウス裏に蓄木・林内乾燥した皮剥ぎ作業は、ワイワイと賑やかで楽しそう。

・早稲田大学・金山先生の講義に参加する学生は、緑のダム学校・斎藤学校長率いる森林体験。

・森をグルリ、県立・相模湖交流センターの櫻田館長を案内した。「今後、地元の方と森づくりとの交流に取り組みたい」との嬉しい申し出がありました。

 終礼での学生の発表は「森林に直接触れたことで、森の価値を改めて知った。僕の人生観が変わってしまった」。「自然の生命力の強さ、森の文化・価値・大切さを実感した」など、学生の個性を感じさせられる内容でした。
| kitasagami | - | 22:47 | - | - |
経営運営会議 議事録
場所:マルモ出版会議室
時間:18時から
参加者:石村、植木、内野、川田、永井、丸茂、宮村(記録)

【1】定例活動について
1.若柳・嵐山の森
7月17日定例活動
体験学校:早稲田大学金山先生、相模湖交流センター、津久井森林組合の新専務理事など様々な参加がある。
森林整備班は命の森宣言東京と合流し、間伐材コンテスト用丸太の搬出を行う。17日までに必要な材を確保。お花畑班は草刈り、望星の森、なみすけの森はSPP事業で桜井先生指導のもと、間伐した切り株の調査、フォレストノバは間伐した材の整理、径路づくりを行う。また積み木用材料の製材も試験的に行う。

8月は体験学校に相模湖交流センターから20名、杉並区教育研究会から10名の参加予定。JFIKのジュニアフォレスター開催予定の確認も行う。

2.小原本陣の森
活動報告として、
6月26日(日)小林先生の畑:麦の物干し作成協力、
7月3日(日)永井さん平野の畑:間伐材の整理協力、
7月9日(土)小林先生の下の畑の麦刈り・竹やぶ整備、
8月は小林山の作業の続き、整備、土留め作業を行う。

【2】イベント関連
UIA2011間伐材コンテストは実際にベンチを置く会場を交渉中。それにより展示可能な作品数が決定する。上智大との連携で行う東京駅積み木プロジェクトはUIA2011とは別活動として進める。

【3】理念活動
1.グリーンハブシティ構想
4月の人事異動以来、相模原市の動きが鈍いようなので、津久井森林組合の新しい専務理事などを加えさらなる勉強会を企画中。15日に担当者と打ち合わせ。

2.相模原市協働事業
千木良で活動している石井さんとの連携、林地団地化は7月から北都留森林組合が参加予定、活性化協議会の代表者会議は議論が活発になってきている。
8月下旬に市と本会で山主会を呼びかける。

3.東日本大震災支援関連
積み木支援は6月23、24日で大船渡市の幼稚園4施設、20ケースを寄付。その成果をもって三井物産環境基金への助成申請を行う。
生長の家が購入し、被災教区へ寄付したが追加の希望が出ている。
次回は8月第1週に現地入りを予定。

【4】事務局・組織
1.SGSからの是正要求への対応
7月1日からの新ルール適合に際し、トレードマーク等使用の際は事前に申請が必要となったが、都度申請するほどの人的、時間的余裕はないため、本会のウェブサイト以外での使用はしないことを確認し、対応策として書面にて提出する。どうしても使用が必要となった場合は、申請、管理担当者を決めたので、担当者経由で事前申請することとした。

2.会計ソフトの導入について
今年度4月からの入力を開始し、谷田部会計事務所にはその確認、完了作業を依頼。
| kitasagami | 経営運営会議事録 | 21:53 | - | - |
定例活動報告 第311回 (小原本陣の森)
 さんさんと照りつける初夏の太陽、この日は最高気温31℃を記録しました。川に飛び込みたくなるような暑さの中、小原定例活動が行われました。Forest Nova☆からは8名が参加し、汗を流しました。
 今回の活動内容は、小原地区にお住まいの永井弘樹さんが所有されている平野の畑にある間伐材の処理で、畑に転がっている材を一か所に並べまとめるという作業でした。材の上には枝打ちされた枝が多数あり、運搬の障害となったため、まず始めにその枝を除去する作業から始めました。しかし、木材に挟まっていた枝がほとんどだったため、枝を引き抜く人、枝を運ぶ人、枝を整理する人、材を運び並べる人の4役に分かれ作業を行いました。炎天下の中、枝を運ぶことはかなりの重労働でしたが、森で汗を思いっきりかいたのは初めてで、疲れているのにも関わらず、すがすがしい気持ちで作業に取り組むことができました。
 午後になる頃には、2Lの飲み物も尽き、作業効率が落ち始めました。そこで、一旦永井さん宅で休憩を取ることになりました。畳の香りと扇風機と愛情いっぱいのおにぎりと肉じゃがのおかげで、疲れも癒え、元気を取り戻すことができました。
 昼食休憩後からは、材を並べる作業をメインに行いました。スリングやてこの原理を活用して、重くて大きな材もどんどん並べることができました。全部の材を並べることはできませんでしたが、暑い中みなさんのベストの力を発揮できたと思います。また、数人でじゃがいも掘りを行いました。そのじゃがいもは、お持ち帰りさせていただきました。私は、カレーやポテトサラダにして食べました。とてもおいしかったです。
 作業後は、再び永井さん宅に戻り、古民家の案内と食事をごちそうになりました。古民家の中は、昔の麦の脱穀機や機織り機がありました。私が一番驚いたのは蔵の鍵の形でした。建設当時から、しっかりとした防犯対策が施されているのだと深く感心しました。食事も地元の山の幸をふんだんに用いた煮物やカレーなどをいただき、非常においしかったです。また、会話にも花が咲き、貴重な体験談を聞くことが出来ました。
 最後に、永井さんにお礼の言葉をいただきました。しかし、こちらもおいしい食事や楽しい会話をたくさんいただいたので、感謝の気持ちでいっぱいでした。お互いのありがとうという言葉が、さようならのあいさつとなりました。
| kitasagami | 森をつくる、定例報告(小原本陣の森) | 22:44 | - | - |





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