月2回の定例活動など、緑のダム北相模のさまざまな活動を紹介しています。
定例活動報告 第304回 (嵐山の森)
「紫のクロッカスと中学生」

 三寒四温の温かい日差しの今日、ガーデンには一輪の紫色の小さなクロッカス!、目を凝らすと周りに白と黄色の沢山のクロッカスが春を告げていた。
 この日の参加者は、杉並区の中学生16名、橋本高校1名、学生連合9名、生命の森5名、一般13名、計43名。朝の会では初めに東北大震災被災者に黙とうを捧げた。
 森林整備班と生命の森宣言班は,A地区の間伐と森の入口までの材の搬出。下りから上りの急経路には、コロを敷いて全員で渾身の力を込めて引き上げる。おみこしの掛け声も出て仕事は捗り、充実した成果を得る。
 宮村先生の率いる中学生たちの積極参加が嬉しい。先ず、望星の森の倒れた杉を整理整頓後、下方の平地杉林の間伐に取り組む。午後は盛り上がって、ワッショ・ワッショと丸太の搬出、初参加の生徒たちは「ノコ引きは手が痛かった、力を合わせて運ぶ丸太出しは重かったけど楽しい!」との感想。
 相模原市広報を見て参加の岡田さん、水上君(橋本高3年)は「予て興味を持っていたので貴重な体験になった」との事でした。
 地元相模湖のハンズクラフト作家吉永さんは、今年9月・国際フォーラムで開かれる「国際UIA東京展:チェアーシテイ部門」に出展する原木の下見に。「嵐山の森つくり」の感想を聞くと「森の手入が良くされていて、希望の未来が見えます」との嬉しいコメントを頂いた。そう言われて改めて森を見まわしてみた。ウン、確かに美しく豊かな森に変身している!。
 ボーイスカウトを養成されている初参加の浦島さん(井伊さんの知人)も帰りの「カドヤ会議」に加わり友達の輪で森づくりは広がって多彩な話で盛り上がった。
| kitasagami | 森をつくる、定例報告(相模湖・嵐山の森) | 21:40 | - | - |
ソトコトに掲載されました
ソトコト4月号(3月5日発売)の
「自分にも社会にもギフトを。嬉しい! 社会貢献プロダクト。」
のなかで、本会のFSCTM積み木が紹介されました。

売上げが森林整備の活動資金に充てられること、二酸化炭素の固定に役立つことがコメントとして掲載されています。
ウェブサイトはこちら。
http://www.sotokoto.net/jp/latest/?ym=201104

| kitasagami | 森をつなぐ | 21:43 | - | - |
定例活動報告 第303回 (小原本陣の森)
 今月の小原定例活動は、嵐山・小原の森に新たに導入された簡易製材機を使い、林内乾燥をした材を板に製材する班と、林内乾燥中の材の皮むきをして積み直す班の2班に分かれて活動をしました。
 製材班では、緑のダムの方々の指導のもと、簡易製材機の仕組みや扱い方、製材時は継続的にチェーンソーを使うので振動障害等に気を付けることなど、注意点などを教えて頂きながら数本の丸太で試し切りを行いました。
 簡易製材機を使った感想としては、レールやパイプを1つ1つ組立てていく段階で、道具の扱い方などの経験が少ないことから手間取ってしまう場面が見られ、怒られながらも丁寧に教えていただいた事を毎回確認し、これからの作業につなげたいと思いました。また、1本の丸太からあっという間に何枚もの板材を作れてしまうのに対し、機材の扱いが手軽だったことが印象的でした。道具を適切な方法で使うことで、安全に効率良く作業を進める事が出来ました。
 最終的には厚さ1寸と2寸の2種類の製材を行い、計3本の間伐材を板にすることができ、直径30〜40センチの丸太から平均3〜5枚の板材を造ることができました。また、もう一方の材の皮むき・積み直し班でも、ほとんどの材をきれいに皮むきをして積み直したことで、小原の森の活動拠点はだいぶきれいになりました。
 今回の活動を通し、簡易製材機の使い方を覚えたので、これからは使い方を共有して間伐材の活用につなげていこうと思います。
 今後の活動がより楽しみになる定例活動でした。
| kitasagami | 森をつくる、定例報告(小原本陣の森) | 21:39 | - | - |
グリーンハブシティ勉強会を開催しました
 昨年4月、相模原市が政令指定都市になったことで、相模原市は「内陸・
ハブ都市」を目指す事を公表しました。本会は、相模原市は森林資源を生かす「内陸・グリーンハブ
都市」を目指すべきと提案しました。相模原市は、これを受け、2月8日に市役所で正式の打ち合わせ会を実施しました。その結果、森林に関する勉強会を開催することになりました。

勉強会・報告


テーマ:相模原市・内陸・グリーンハブ都市を目指す
(緑と木材産業の明日に掛ける橋)
日時:3月2日、午後6時〜

場所:東京大学・農学部、ファカルティハウス講義室
講師:安藤直人 教授(東京大学大学院農学生命科学研究科 木質材料学研究室)
参加者:相模原市から5名、山梨県から2名など産・官・学・本会から27名参加。


主な内容
1、国の木材業促進の現況と展望

2、良質な木造建築物の設計・品質確保
3、木製品の利用拡大の方法

4、人材育成:木育教育




 安藤教授の分かりやすい講義と、ハイレベルの質疑応答でたちまち経過した2時間でした。参加者の評価も高く、相模原市から、構想具現化に向けて
更なる研究会・勉強会を開きたいとの申し出がありました。
 これらの経過等については、月次ニュースレターなどで順次、報告します。


東京大学弥生キャンパス内の向ヶ丘ファカルティハウスで開催

熱気あふれる満員の会場

今回、講義をしていただいた東大安藤教授

同大の酒井教授にもご参加いただきました
| kitasagami | 森をつなぐ | 21:48 | - | - |





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