月2回の定例活動など、緑のダム北相模のさまざまな活動を紹介しています。
定例活動報告 第274回 (嵐山の森)
参加者:会員23名、鶴ヶ台小学校・親子参加34名、望星高校22名、日大・桜井教室28名、早大・金山教室25名、学生連合フォレストノバ8名、計143名。紅葉のマッ盛り、落葉のタップリの森に老若男女入り混じっての声が響く。

・先ず、高橋林業士の経路つくり講学生たちが集う。高橋さんの軽妙な講義に学生は興味津々。講義後、経路つくり実習は、森の入口近くの軟斜面で実習。なるほど納得の経路つくり。
・日大・桜井教室28名は、造林演習・現存林分調査(毎木調査)のために森に分け入った。
・早稲田大は金山先生を総監督に2班に分かれての間伐実習と搬出作業。搬出作業は重労働。初参加の早大生たちに「森はどうですか?」の質問に、即座に「空気が上手いッ!、汗が心地よいッ!」の明快な反応。
・望星高校は、整備地区の拡大。望星に隣接地の蔓切りに始まって、ボサ刈り、低木間伐、林床整理。
・鶴ヶ台小グループは、内野講師による親子森林探検講座。元気の良い子供たちは森に溶け込んで、煙のような胞子を出す茶巾袋キノコを爆発させたり、朽ち樹の穴をほじくったり。午後はフォレストノバの学生が「ネイチャーゲーム指導」、クイズと共に森を歩き・考え、森林を理解して行く。腕白どもの突っ込みに学生らも元気ハツラツ!。親子で来る森の楽しさは、一生の思い出になるかも知れない。
・花畑班;斎藤会員が1年掛かりで準備した扶養土を畠に敷いて色々な種を大いに撒いて来春が楽しみ。
・木工班;小原の郷・間伐活用でデモンストレーションに作っていた「間伐材ベンチ」が大好評で大量の予約注文が舞い込んだ・・・・ので、大坪班長一行、小原作業所に全員移動。

*140人以上の参加のためのお昼の準備に,炊事班、佐藤ママの応援を得て、余裕の対応。お昼に帰ってきた、腹を空かせた森林作業一行は、満足・満腹。
*参加者多数、活動多岐に付き、終礼は各班長の判断に任せ。 何に事故もなく、無事終了。

     
| kitasagami | 森をつくる、定例報告(相模湖・嵐山の森) | 21:33 | - | - |
経営運営会議 議事録
場所: マルモ出版会議室
時間: 18時から
参加者: 石村、内野、大坪、川田、斉藤、廣石、丸茂、宮村(記録)

議事録:

○10月、11月の活動報告について
 木工教室(小原の郷、10月25日)は小学生、地元の方が多数参加して無事に終わった。
 FSCTM継続審査(COC審査のみ、10月30日)は原木 の出所、製材所(保管状況)、丸富工芸での在庫管理、発表伝票、本会との契約書などの審査を行った。やまのべ館でも同様の審査を行い、緑のダム事務所の製品在庫も確認した。指摘された点としては緑のダム事務所からの発送伝票にFSCTM材との記載がないこと、パンフレットにFSCTMシールがあるが、許可を申請しなければならない点。また、次回から認証番号が6桁となり、COC-002331 となる点。
 本陣祭(11月3日)にも積み木を出展した。木工教室で製作したベンチに市長も座ってもらうこともできた。ベンチを購入したいという注文がかなり入っている。
 木づかい循環フェア(11月6から8日)は週末は人出でにぎわった。積み木という出展は珍しく、他団体との差別化ができていた。今年まではボランタリー基金の関係で出展していたが、来年度からは基金が終了するため、出展要請があれば「レンタル」扱いとして検討する。
 ボランタリー基金アンケートの報告(11月9日)を受けた。
 相模原市公開ヒアリング(11月12日)は市民も参加する形であった。5分で活動を紹介した。質疑応答では集約施業がやれるのか?→難しいからやらないのではなく、挑戦することを伝えた。行政との連携が少ないようだが?→5つの事業に理解はしてもらえてる。時間的な制約が大きな理由で、ニュースレターや電話連絡は欠かしていない。森の現場に来てもらえないか。などのやり取りがあった。ヒアリングの結果については後日、結果によって来年度の協働が決まる。

○小原宿活性化会議(第2土曜日)について
 14日に開催。22日のウォーキング企画も40名を超える希望者がいる。
 小原の森の調査も行う。コドラート調査8箇所、毎木調査を行う。15日も行う。今後必要な調査は土壌の調査。

○11月の若柳嵐山の森
 早稲田大、日大(現地講義、桜井先生)、金山先生の越谷小学校(保護者も)、フォレストノバ、望星高校を中心に140名の参加者を見込んでいる。
 他に高橋林業のレクチャ(午前)もある。担当者もいる。来年の中国からの受け入れの担当者の下見もある。

○ボランタリー基金5年間の総括
 16日10時から17時で神奈川県からのボランタリー基金終了にともない、活動のまとめを県、国土緑水などの担当者が出席。資料はランドスケープデザインの掲載号を送付済み。神奈川県各部署からのリアクションが戻ってきている。

○会の会計作業のまとめ
 会計作業に実際に取り組むメンバーが集まり、効率的な作業を行えるよう打ち合わせを行う。18日。石村、川田、森野、佐藤、会計事務所などが参加予定。

○音楽アーティスト事務所との協働
 千駄ヶ谷の事務所にて。どのような活動ができることは何かについての打ち合わせ。現場での活動に加え、経済的な支援も考えている。

○臨時の経営会議
27日金曜日に行う予定。事務局新体制、組織、活動、予算など。内野さんに嵐山の活動の統括責任者としてお願いをする。

○桂北小学校
4年生:森のお友達→木の名前を調べている、堆肥から野菜づくり
1年生:落ち葉を集めて堆肥づくりなど森の活動が有機的につながりつつある。小原の森の散策も予定している。

以上
| kitasagami | 経営運営会議事録 | 23:30 | - | - |
第3回「森づくり・モノづくり」コンテスト募集開始
 豊かな森があってこそ、人の暮らしに欠かせない水や空気は供給されます。しかし、日本の国 土の3分の2を占める森林のほとんどが手入れをされず荒廃しております。水源地である神奈 川県相模原市相模湖町では、商工会・NPO法人「緑のダム北相模」・民間企業が協動して実行委員 会を組織し、森林再生事業を創出する活動を行っております。実行委員会では桂川・相模川流域 の間伐の実施と「間伐材」・「FSCTM認証材」などの活用を普及させるために、デザインアイディア の募集をいたします。また入賞者の作品を、実行委員会・作者・生産者・家具等の製作者・消費 者が協力して製品化を図る「生産者と消費者を結ぶ流域ネットワーク事業」を通じて、森にお金 を返す支援活動に取り組んでいます。「森づくり・モノづくり」コンテストにプロ・アマチュア を問わず多数の皆様の応募をお待ちしております。


画像をクリックすると募集要項PDFファイルを表示することができます。
| kitasagami | 森をいかす | 21:19 | - | - |
積算資料11月号に記事が掲載されました
「緑のダム 森を救う活動」(全3回、第1回)

        NPO法人 緑のダム北相模 理事、森林整備統括 川田 浩

緑のダムとは

 緑のダムとは、”保水力のある森林”を言う。森林に降った雨は、木の葉や幹を伝わって時間をかけて地面に届く。落ち葉や枯れ枝やコケなどで、森の土はスポンジのようにふかふかしており、たくさんの水を吸収する。その「スポンジ]から、少しずつ川や地下水に水を放出する。このように、森林はダムのようにたくさんの水をたくわえる事から、「緑のダム]と呼ばれている。一方、森のない土地に降った水は、急激に地表を流れ、土砂崩れや洪水の原因となってしまう。

続きは、各画像をクリックしてご覧下さい。










| kitasagami | 森をつなぐ | 20:58 | - | - |
定例活動報告 第273回 (小原本陣の森)
陽も短くなり、活動後は肌寒い季節となってきました。
身をもって季節の移り変わりを感じることができるのも山で活動する魅力の1つだと感じています。

今回の活動としては、現在活動している中里さんの山まで行く際にどの経路を通るのかを決定して目印の杭を打ちました。
その後は中里さんの山にて土留め作りを行いました。
土留め作りとは、斜面に横たわっている木を切り株などにかけ、等高線に沿って並べ直し、近くに落ちている枝や葉を木と地面の隙間に入れて完成です。
土留めには、斜面の土壌が流れるのを防ぐ役割があります。

初めのうちはとても元気よく取り組んでいました。
しかし、とても急な斜面で体力の使う作業だったので、活動が終りに近づくにつれて口数が減り、ほとんど話すこともなく黙々と作業していました。
その分、活動が終わった後の達成感は大きかったです。
参加した多くのメンバーに笑顔がありました。

とても大変な作業ではありますが、自分たちにできることをひとつずつ取り組んでいき、 森林をより良い状態にしていけたらと思っています。
| kitasagami | 森をつくる、定例報告(小原本陣の森) | 21:11 | - | - |





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