月2回の定例活動など、緑のダム北相模のさまざまな活動を紹介しています。
ランドスケープデザインに記事が掲載されました
ランドスケープデザイン68号に、12ページにわたり活動が紹介されました。

タイトルは
「市民の森づくりが地球を救う -Part2
拡大進展するNPO緑のダム北相模の森づくり-環境・経済・社会の調和」
です。

記事全文はこちらのPDFファイルでご覧頂けます。

このPDFファイルは(株)マルモ出版のご好意によるものです。
印刷等はできません。ご了承ください。

またPart1の記事に関してはこちらのエントリーをご覧ください。
| kitasagami | 森をつなぐ | 20:42 | - | - |
経営運営会議 議事録
場所:マルモ出版会議室
時間:18時から
参加者:石村、大坪、川田、斉藤、佐々木、神宮、宮村(記録)

○相模原市との協働について
公営住宅の建築に必要な材を用意できないか。4000立米程度。
神奈川県の年間の半分。北都留森林組合に依頼して話を進める。また「森林」に詳しい人材を集めてもらえないだろうかという依頼も受けた。状況に応じて、相談、支援していくことになった。

○8月の活動:小原本陣の森、若柳嵐山の森
小原の森の活動報告はForestNovaにお願いをした。記録、意見をまとめてもらうことになった。またForestNovaの嵐山での指導は高橋さん(山梨県庁→現在は藤野で林業を営んでいる)にお願いすることになった。
林業とまちづくりに取り組みたいという茅ヶ崎のNPO法人(申請中)やこどもりくらぶ、ビーボコーポレーション(海外植林を委託され行っている企業)から参加申し込みがあった。
また廃業した大工さんから機材の提供の申し入れ(購入)があり、定例活動に持ち込んでもらい、みせてもらうことになった。取材、日本木材新聞あり。またこれらの対応担当者も決めた。

○尾鷲:速見林業、吉田林業視察報告
吉田林業のGPS利用については大きな成果となり、今後活用できそうなものであった。
巻き枯らしについては雪害のある東北以外では危険のほうが高く、奨励できない。列状間伐も雪害に弱いため行われていないなど普段疑問に思うことに対してはっきりとした答えを出してくれたなど、トップレベルの林業技術に触れることができた。
速水林業では、製材、加工業者は大規模化、効率化が進んで、補助金体質や、グローバル化への対応が遅れている山主にしわ寄せが来ている。
杉や桧は浅く広く根が広がると思っていたが、それは挿し木で苗を育てているから。種まきして、直根で育てれば直根を伸ばすことができる。1年で1m伸びるようになるので、下草刈も最初の1年しか必要にならない。これも大きな成果であった。

○今後の予定
19日、ボランタリー基金後の取り組みについて県と打ち合わせ
22日、県サポートセンターにて取り組みのまとめについて
25日、金山先生から相模原市小学校校長会で話をしたいので参加要請、交流センターにて

○小原の森、間伐材利用について
ベンチなどを製作している。小原の郷に設置依頼がある。予算もついている。町役場にも役場内案内プレートなどの依頼もある。地元小原の工房にお願いをする予定。

○10月25日の木工体験
中学生以上体験で、参加費は無料とする。広報も行う。グループでベンチ作り、個人ならブックエンドなどを作れる予定。

○秋のFSCTMの審査について
COCの書類審査などが行われる予定。積み木などの出荷準備をしているため。

○業者選定の内規作成について
今後、業者に発注が増えることが予想されるが、それに際し、業者の選定についての内規を作成した。地元業者、技術・技能の向上に配慮する、事前もしくは事後に運営会議に報告を行うなど。

○ForestNovaからの報告
川崎NFでの机、椅子などの借用について。子供向けのイベントも企画しているので調整を行う。地主さんにも話を入れる。

○FSCTM材による積み木の在庫管理について
積み木在庫のうち、FSCTM材とそうでもないものの区別を再度確認する。スギかヒノキなどの区別も行う。イベント用、販売用とさらにわけ、FSCTM材でないものは寄付する、促販グッズとして使うなど。今後はFSCTM材でないものはつくらないので、現状在庫のみの対応。


以上
| kitasagami | 経営運営会議事録 | 21:51 | - | - |
つながる森づくりプロジェクト その2
8月8日から9日にかけて、三重県吉田本家山林部、速水林業を見学いたしました。
その内容を写真でご紹介します。
その2:速水林業の速水亨さん



速水林業の速水亨さんから説明をいただきました。



印象的なスライドから、木材価格の低迷はそのまま林家の負担になった(緑部分)



印象的なスライドから、途上国では森林破壊と教育、貧困が密接に関わっている



早くから機械化が進んだ速水林業。コストダウンのため、油圧ホースすら自作する



速水林業の森。人工林とは思えない雰囲気が広がっている。



我々のもつイメージよりもずっと広い間隔で間伐が行われていた



広葉樹の扱いについて説明を受ける。自然淘汰の結果を尊重し、植樹はしていない



人間の背丈ほどあるシダ類が生い茂っている



森の広場。多目的に使われているそう。ここも人工林とは思えない雰囲気
| kitasagami | 森をつくる | 11:49 | - | - |
つながる森づくりプロジェクト その1
8月8日から9日にかけて、三重県吉田本家山林部、速水林業を見学いたしました。
その内容を写真でご紹介します。
その1:吉田本家山林部の吉田正木さん



吉田本家山林部の吉田正木さん



管理しているFSCTMの森を案内していただきました



今回の研修の目的の一つ、GPSを利用した森林管理



使用されているGPS端末が衛星をとらえている様子



100年を超える森、拡大造林で植えた森とは雰囲気が異なっていた



今回の研修を企画していただいた一人の毎日新聞山本さん



GPSのデータ、さらには同時に撮影したデジカメデータの連動について説明を受ける



実際にトレースされたマップ。この機種で誤差は10mに満たないとのこと。
| kitasagami | 森をつくる | 10:05 | - | - |
定例活動報告 第267回 (小原本陣の森)
 8月2日(日)はいつものように小原の定例活動を予定していましたが、この日は残念ながら土砂降りで小原の活動は中止となりました。活動日が雨で中止になったのは私がForest Nova☆で活動を始めてから1年半年ほどで初めてのことで、それほど定例活動が中止になるような雨が降っていないということに驚きました。
 そのため今回は、市立桂北公民館で勉強会を行いました。この日は『生命の森宣言』の方々も来ていらしていて、様々な意見を頂きました。これについてはまた次回の記事でご紹介したいと思います。
 今回の勉強会では主に小原で実際どのような活動をしていて今後どうしていくのかを詳しくお聞きしました。
 小原本陣の森では現在林地団地化を目指して整備をしています。小原の森は色々な山主さんが所々土地を所有しているため、山主さんを一つにまとめ集約化して施業をしていった方が一つの目的をもってよりよい整備ができるということです。また、集約施業をしないと理想的な環境調査も機械化もできず効率的な施業が難しくなるといいます。およそ3700haの土地をまとめると施業しやすいそうです。
団地化をしみんなで協力してより良い森づくりをすすめるために、町内会に参加したり小原の活性化に協力したりと、まちづくりの視点からも活動をしています。
 現在小原は中里山を始め整備を進めており、その他の場所も許可を申請したりと幅を広げています。今後の施業についても林業の方々に協力をしてもらいながら進めていく予定とのことです。また、林業の方々の勉強会にも参加し、山で作業する上でのGPSの方法などもお聞きし活用できないか検討中のようです。
 以上、小原についてのこれまでやこれからの活動について沢山お話を聞くことができ、小原で今後活動する上で色々と勉強になりました。地域の方々と一緒に森づくりができるのはとても素敵なことだし、良い森づくりをする上でとても大切なことだと感じました。私たちもそういった関わりや繋がりを持って活動したり、このことを大切にしていけたらなと思います。
| kitasagami | 森をつくる、定例報告(小原本陣の森) | 20:41 | - | - |





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