場所:マルモ出版会議室
時間:18時から
参加者:石村、大坪、川田、斉藤、佐々木、神宮、宮村(記録)
○相模原市との協働について
公営住宅の建築に必要な材を用意できないか。4000立米程度。
神奈川県の年間の半分。北都留森林組合に依頼して話を進める。また「森林」に詳しい人材を集めてもらえないだろうかという依頼も受けた。状況に応じて、相談、支援していくことになった。
○8月の活動:小原本陣の森、若柳嵐山の森
小原の森の活動報告はForestNovaにお願いをした。記録、意見をまとめてもらうことになった。またForestNovaの嵐山での指導は高橋さん(山梨県庁→現在は藤野で林業を営んでいる)にお願いすることになった。
林業とまちづくりに取り組みたいという茅ヶ崎のNPO法人(申請中)やこどもりくらぶ、ビーボコーポレーション(海外植林を委託され行っている企業)から参加申し込みがあった。
また廃業した大工さんから機材の提供の申し入れ(購入)があり、定例活動に持ち込んでもらい、みせてもらうことになった。取材、日本木材新聞あり。またこれらの対応担当者も決めた。
○尾鷲:速見林業、吉田林業視察報告
吉田林業のGPS利用については大きな成果となり、今後活用できそうなものであった。
巻き枯らしについては雪害のある東北以外では危険のほうが高く、奨励できない。列状間伐も雪害に弱いため行われていないなど普段疑問に思うことに対してはっきりとした答えを出してくれたなど、トップレベルの林業技術に触れることができた。
速水林業では、製材、加工業者は大規模化、効率化が進んで、補助金体質や、グローバル化への対応が遅れている山主にしわ寄せが来ている。
杉や桧は浅く広く根が広がると思っていたが、それは挿し木で苗を育てているから。種まきして、直根で育てれば直根を伸ばすことができる。1年で1m伸びるようになるので、下草刈も最初の1年しか必要にならない。これも大きな成果であった。
○今後の予定
19日、ボランタリー基金後の取り組みについて県と打ち合わせ
22日、県サポートセンターにて取り組みのまとめについて
25日、金山先生から相模原市小学校校長会で話をしたいので参加要請、交流センターにて
○小原の森、間伐材利用について
ベンチなどを製作している。小原の郷に設置依頼がある。予算もついている。町役場にも役場内案内プレートなどの依頼もある。地元小原の工房にお願いをする予定。
○10月25日の木工体験
中学生以上体験で、参加費は無料とする。広報も行う。グループでベンチ作り、個人ならブックエンドなどを作れる予定。
○秋のFSC
TMの審査について
COCの書類審査などが行われる予定。積み木などの出荷準備をしているため。
○業者選定の内規作成について
今後、業者に発注が増えることが予想されるが、それに際し、業者の選定についての内規を作成した。地元業者、技術・技能の向上に配慮する、事前もしくは事後に運営会議に報告を行うなど。
○ForestNovaからの報告
川崎NFでの机、椅子などの借用について。子供向けのイベントも企画しているので調整を行う。地主さんにも話を入れる。
○FSC
TM材による積み木の在庫管理について
積み木在庫のうち、FSC
TM材とそうでもないものの区別を再度確認する。スギかヒノキなどの区別も行う。イベント用、販売用とさらにわけ、FSC
TM材でないものは寄付する、促販グッズとして使うなど。今後はFSC
TM材でないものはつくらないので、現状在庫のみの対応。
以上