月2回の定例活動など、緑のダム北相模のさまざまな活動を紹介しています。
定例活動報告 第248回 (嵐山の森)
 茹で栗と大木の伐採・・・

 前々日の台風のために、朝礼前に栗拾い。お昼のデザートかな・・と期待膨らむ。
 この日の多数に若者の参加で爽やかな森。参加者;望星高校22名(指導の先生2名、望星OB3名含む)、学生連合10名、新規企業(�タケエイ)5名、会員12名、飛び込み4名、計53名。

 現在の基地を長年、使っているので参加者の重みで土が硬くなって,周りの木を傷めているので基地の移動が検討されていた。モマ工房の上部150坪ばかりを、新しい基地にするための林床整理に取り組む。散乱した下草整理、腐りかけた倒木処理、整地、道具小屋や炊事小屋の縄張りなどである。

 望星高校は、来る文化祭に使うための中径木を伐倒。ところが、最初の伐倒木が倒す目標方向を外し、林道を向こうの木に引っ掛かり、枝どうしがガッチリ絡んで下ろせない!!!。綱引き宜しく15人掛かりで引っ張れども、唯揺れるバカリ。そこでベテランの石村・川田おじさんパワーの登場。チェンソーと梃の原理で問題解決。中径木と言えども、木の重々しさ、威力を感じさせられた作業でした。

 初参加の(株)タケエイの5人は、佐々木ファーブル先生の森林指導を受ける。植生・昆虫・鳥、哺乳類。相手に合わせてCSR(企業の社会貢献)まで。参加女性の木村さんと船橋さんは「森つくりは“植林”と思ってましたが“間伐”が森つくりの重要課題だとは・・・、勉強になりました」
 卒論学生を引率した、お久振りの桜井先生(日大教授)は、フォレストノバの学生にも、懇切丁寧な、ご指導をしておられました。

 石村ママが足を痛めて今日はお休み、三ママ(吉沢・青山・平沢)がお昼を作ってくれました。朝、拾った栗は、ビニール袋に均等に分けて全員のお土産になりました。
| kitasagami | 森をつくる、定例報告(相模湖・嵐山の森) | 00:41 | - | - |
経営運営会議 議事録
日時:9月12日金曜日18時から
場所:マルモ出版会議室
参加者:石村、大坪、川田、斉藤、佐々木、滝沢、仁藤、丸茂、宮村(記録)

議事録:
○川崎ネイチャーフェスティバル
 テーマは創ろう「いのちの森」・守ろう「水源の森」今回の目玉は1、積木広場、2、森つくり・モノつくりコンテスト募集、3、バウムクーフェン自作自食、4、ミニ列車試乗会

○プレジャーフォレスト(旧相模湖ピクニックランド)との協働
 嵐山の裏手にあるピクニックランドのリニューアルに際して協働を申し入れ、丸茂、石村で話を聞いてきた。未整備の森がかなりある模様。一度、所有するトレーラーハウスに泊まってみることを検討中。施設でなく、ソフト面での企画協力を検討しているようだ。

○第1回 間伐材活用コンテスト受賞作品の製品化
 受賞作品のうち小学生の応募作品であるモンスターアドベンチャー(すべり台)を実際に製作する。材の確保(一部FSCTM材を活用。ほぼ目処はついている)、スポンサー、設置場所などを検討する。完成品の検査はプロに要請する必要があるし、万一に備えて保険なども活用する必要がある。模型作成展示までは進めて,展示でスポンサーを募集し,本製作は資金の目処が付くまでは着手しない。

○小原本陣の森
 相模原市からの要望があり、小原の森の団地化について計画書を作成。孫山ハイキングコースについては予算がついたので、計画を進める。予算分のハイキングコースを整備。実際の施工者は現在検討中。森林公社などに当たっている。

○SPP進捗状況と望星の森
 インターネットコンテンツの録音は完了。完成まではいましばらく時間が必要。9月の定例では文化祭用の間伐材用意、11月、12月でSPP講座を開講。具体的な計画はおってメーリングリストにて配信する。

○内郷小での総合学習支援
 相模原市の内郷小での総合学習支援は、石村、渕上(エコナノクラブ)、橋本(同)、宮村で参加。3年生に森について話をしてきた。

○小原宿活性化会議、町並み整備
 地元での勉強会の計画が持ち上がっている。地元では歓迎ムードがあるようだ。お花畑などを製作しモデルコースを計画している。

○フォレストノバホームページ
 現在作成中のものへ本会ホームページから自動リンクを作成する。
アドレスはhttp://midorinodam.jp/forestnova/で、
メールアドレスはforest_nova@midorinodam.jpで作成。

○フォレストノバ報告
 14日にネイチャーフェスティバルが行われれば15日に嵐山B地区の作業を行う。間伐対象のマーキングを予定。10月には大学生対象の交流キャンプを企画中。活動紹介ポスターを製作している。
| kitasagami | 経営運営会議事録 | 23:06 | - | - |
定例活動報告 第247回 (小原本陣の森)
 前回の活動ではヒグラシがとても多く鳴いていましたが、今回はそれもなく、たくさんのツクツクホウシが鳴き、全体的に涼しくてもう夏も終わりかけているなと感じました。今回のForestNova☆の参加者は4人しかいませんでしたが、その寂しさには負けず楽しく活動できたと思います。

 午前中は沢の水量を調査するために、川田さんを中心として流量計を設置しました。流量計は三角せき、四角せき、全幅せきの3種類あり、今回は全幅せきを利用しました。流量計を設置をする理由は、緑のダムが森林経営の指導を受けている東林業さんから沢があるところは尾根が急なため、沢の水量を開発前の調査データとして残しておくことが今後の森づくりに活かせるからということです。流量計は水の高さを計って調査するため、地面を平らにしなければなりません。大きな石をどかしたり、水が横を流れていかないように小石や砂利を探しているうちに気づけばスニーカーがびしょびしょになっていました。石をたくさんどけたり小石や砂利をとって沢の形状を変えたためか、途中でサワガニを見つけたりもしました。

 午後は中里山の入り口付近の下草刈りを行いました。主にアオキを切ったり、アブラチャンの剪定を行いました。実際に剪定の仕方を教えてもらい、自分でそれをやることでとても覚えられたし、だんだんとコツもわかってきて、やっぱりフィールドワークってすごいなと感じました。太い枝の方を枝分かれしているところから5mm位のところを切るのが今後木を成長させるのに一番ちょうどいいとのことです。また、昔間伐をした木が縦向きに放置されていて、これは水が流れる通り道となってしまうため土砂が崩れやすくなってしまい、よくありません。土留めを強くするためにこれらの木を横向きに直したりもしました。中里山は傾斜が結構急なため、作業するときに何度も滑りそうになりました。中里山はテープで囲った2haの場所ですが、協力協約で、NPOによる30度以上の傾斜地の手入れは事故につながる危険性が高いため、やってほしくないらしいです。そのためそれ以下の0.75haしか手入れができないとのことです。

 下草刈り終了後は見晴らしがとてもよくなり、見違えるほど景観の変化が大きかったため、いつもより「作業したな」と直に感じられました。斜面で枝や草をたくさん切ったため、つなぎもその分汚れました。今までの作業で1番つなぎが汚れたなと思います。その分作業後の気分は爽快で、とても充実していた1日だったと思います。
| kitasagami | 森をつくる、定例報告(小原本陣の森) | 00:36 | - | - |
第2回 間伐材を生かした「森づくり・モノづくり」コンテストを共催
 本年度も間伐材を生かした「森づくり・モノづくり」コンテストを共催します。

 豊かな森があってこそ,人の暮らしに欠かせない水や空気は供給されます。しかし,日本の国土の三分の二を占める森林のほとんどが手入れをされず荒廃しております。水源涵養林としての「緑のダム」を守っていく活動として,NPO法人「緑のダム北相模」は,「森をつくる」「森とつなぐ」「森を生かす」を森づくり三原則として新しい森林再生事業を創出する活動を行っております。そこで昨年に引き続き,相模湖町商工会・NPO法人「緑のダム北相模」・(株)エコナノクラブで森林再生事業促進実行委員会を結成し,間伐材・FSCTM認証林の流域材を有効利用し,生産者と消費者を結ぶ流域ネットワーク事業を創出するため,森林再生のコンペティションを行ないます。また当コンテストは「森林関連商品の開発」を目的とし,入賞者の作品の一部の製品化も検討の上実施致します。プロ,アマチュア問わず,多数の応募をお待ちしております。

さらに詳しい内容はこちらから。

昨年度の審査結果についてはこちらから。




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| kitasagami | 森をいかす | 21:32 | - | - |





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