2008.07.20 Sunday
定例活動報告 第244回 (嵐山の森)
母校(英国:オックスフォード大学・日本産業研究所)の図書館で日本の森林状況の参考書を読み、インターネットで調べ。約2ヵ月間の計画で現地調査のため来日したアリスです。森林NPOでは、FSC(国際NGO:森林管理協会・本部・ドイツ・ボン市)のホームページに紹介されていた“NPO緑のダム北相模:若柳嵐山の森”を訪問した。今回の来日の目的は、私が専攻する「日本学・森林政策」を論文提出するためです。
若柳嵐山での最初の強烈な印象は、70数名を越す森林ボランテイアの方々の姿であった。あら ゆる階層(高校生・大学生・社会人・老若男女)の人々が参加していることが第一、そして、この森のそれぞれの場所・現場で多様な活動をしていることが第二。
また、朝礼・(お昼休み)・終礼・・・、参加者全員が集まり、各活動班ごとの今日一日の成果発表と情報の共有システム、そして、お互いがお互いを支え合う集団意識の高さに驚かされました。
もちろん、参加者の知識・経験・技術の差はあります。しかし、それぞれの方々が自分自身の意 志で森林の保全再生に貢献している姿は素晴らしいものでした。
この日、静岡から新しくNPOを立ち上げた環境保護団体が視察にきていました。また、来年を 目標に独立して森林活動を目指す「生命の森宣言・東京」という団体が、現場研修を受けていました。
「NPO緑のダム北相模」の活動は現在、点の規模の活動かも知れませんが、その影響力は地球 規模への発展途上だと言っても大げさではないでしょう。少なくとも、若柳嵐山の森のある相模川の上流・中流・下流をつないで、約40の団体とネットワークを組んでいることからも、そう感じました。石村さんは「1人の専門家より99%の普通の人」と話していました。
京都議定書では日本は、2012年までに330万haの間伐をしなければならないと言っています。これを実現するためには、専門家だけでなく全国民の参加が必要です。緑のダム北相模の活 動に、そのひな形を見ました。森林を全ての生物の遺産として、命の源として保護できていきますように・・・・・。
若柳嵐山での最初の強烈な印象は、70数名を越す森林ボランテイアの方々の姿であった。あら ゆる階層(高校生・大学生・社会人・老若男女)の人々が参加していることが第一、そして、この森のそれぞれの場所・現場で多様な活動をしていることが第二。
また、朝礼・(お昼休み)・終礼・・・、参加者全員が集まり、各活動班ごとの今日一日の成果発表と情報の共有システム、そして、お互いがお互いを支え合う集団意識の高さに驚かされました。
もちろん、参加者の知識・経験・技術の差はあります。しかし、それぞれの方々が自分自身の意 志で森林の保全再生に貢献している姿は素晴らしいものでした。
この日、静岡から新しくNPOを立ち上げた環境保護団体が視察にきていました。また、来年を 目標に独立して森林活動を目指す「生命の森宣言・東京」という団体が、現場研修を受けていました。
「NPO緑のダム北相模」の活動は現在、点の規模の活動かも知れませんが、その影響力は地球 規模への発展途上だと言っても大げさではないでしょう。少なくとも、若柳嵐山の森のある相模川の上流・中流・下流をつないで、約40の団体とネットワークを組んでいることからも、そう感じました。石村さんは「1人の専門家より99%の普通の人」と話していました。
京都議定書では日本は、2012年までに330万haの間伐をしなければならないと言っています。これを実現するためには、専門家だけでなく全国民の参加が必要です。緑のダム北相模の活 動に、そのひな形を見ました。森林を全ての生物の遺産として、命の源として保護できていきますように・・・・・。