月2回の定例活動など、緑のダム北相模のさまざまな活動を紹介しています。
定例活動報告 第240回 (嵐山の森)
「みんな伊達(ダテ)には生きていない」

新緑の五月、お花畑でフト、上を見上げたら圧巻!三本の大きな桐にピンク紫の花が満開では無いか!?ホント遠くに行かずとも、この嵐山はいろんな彩を見せてくれる。

参加:学生連合NOVA・12 名、望星高校14名、初参加3名、一般16名、計45名。今日も初参加者のチョッと緊張した中にユーモアある挨拶から始まった。望星高校の楢木先生は、「今日は生徒についてきた。自分も学びたい」。本日、全員男子生徒の参加。

望星の森では、宮村先生の声がアチコチで響く。栃の樹の周りの蔓切りなどの整備。肩上がりの急傾斜地なので滑りやすい。高校生たちは、現代っ子らしい会話を交わしながら作業は進む。樹は4m位まで伸びているものもあった。一方、NOVA・新一年生は、内野インストラクターの自然観察会に参加。午前・嵐山の植生、午後・巨木の森の植生観察。ベテランの加藤学生、滝澤学生は、それぞれ森林班、木工班に付く。

私も午後、巨木の森・植生観察に参加したが一つ一つに草花や、それに付いている虫や蝶などから豊富な知識、物語、進化:生き物の工夫、環境との関連など、時には“ユーモアを混ぜて解説してくれる・内野ワールド”に魅了されました。この日、特に印象に残った言葉は「伊達に生きていない!」と言うセリフ!どんな植物も動物も生きている限り、何等かの工夫をしつつ進化して、ここまで来ている生き残り作戦。そして花が受粉のためにどんな花を選ぶか、虫が選ぶか。

長いオトシブミや、ゾウムシの一種が観察者の手の平の上でみんな、死んだ振りして“息を止めている”のが愉快でした。こんな多彩な花・虫etcワールドを知って沢山の人が森の関心を持ってくれたらいいなぁ〜と。「沢山の植物が見れた。虫や亜植物の特徴や習性など自分で見て・触れると、とても知識になってよかった。」少数精鋭で森林整備班、お花畑班の草抜き、工房班は全幅堰(水量調査に使う)の設計・製作と言う新しい仕事に取り組んでいました。お昼は森で採集した若葉の何でもありの天麩羅でカマドの周りも盛り上がっていた。



| kitasagami | 森をつくる、定例報告(相模湖・嵐山の森) | 22:14 | - | - |
経営運営会議 議事録
日時:5月9日 18時から
場所:マルモ出版会議室
参加者:石村、大坪、川田、斉藤、佐々木、丸茂、吉田、宮村(記録)
議事録:
○東海大望星高校よりSPP申請について
 望星高校からSPP事業の連携先としての提案があった。インターネットコンテンツの作成などを緑のダムで担う。受け入れ条件は完成したコンテンツを緑のダムサイト上でも利用できること。

○相模原市協働事業提案書の確認
 応募条件の確認、市民提案型で応募する。協働事業企画書、収支予算書など。期間は平成21〜23年。神奈川県ボランタリー基金との整合性についての検討が必要。

○総会資料の確認
 第6期の総会資料原案を配布。各自持ち帰り、問題点を指摘する。総会は6月15日に行われる。

○小原宿活性化会議報告
 甲州古道、孫山景観整備、町並み保存のプロジェクトに参加。次回会議(5/17、14時)では、予算、実績について相談がある。「孫山整備」などは中心となって動くが、「町並み」では、サポートとして手伝う姿勢にする。

○小原砂防ダム工事
 砂防ダム工事に伴い伐採する材の置き場所について検討する必要がある。工事は始まっているようだ。ダムの場所によって出てくる財の種類がかなり違うので、確認が必要。

○オイスカとの協働
 積み木は1万個納入後さらに1万個納入。材料はまだ2万個分程度あるので、製作を続けている。FSCTM材にこだわった積み木にするかどうか検討する。安定供給できる体制を整える必要がある。
オイスカから紹介されている企業との連携は、SGEC,積み木など活動がはっきりしたほうがやりやすい。例えば、積み木を定期的に購入するなど。

○川崎NF、川崎の森について
 川崎NFに直接関与するのはあと2年という約束。舞台の代替の目処はついた。小原町へ紹介ブースへの参加を打診する。その後の活動としては、川崎の森の準備委員会を作る。川崎市、幸まちづくり研究会、周辺企業でグランドデザインをしていく。そもそも、緑のダムが関わる目的は従来の空き地に森の入り口をつくること。

○嵐山の物置小屋について
 工房の材料、製品、工具置き場、従来の道具物置(金属製)の4つを整理、統合する必要がある。集会場の移動とともに考える必要がある。いくつか候補地はあるが、面積、角度、日当り、炊事場などの要素を加味する。

○間伐材活用コンテスト表彰式
 4月月末のやまなみ祭にて表彰式が行われた。表彰式の様子はランドスケープデザイン6月号で紹介された。表彰式には三重など地方からの参加者もあった。

○相模湖国立公園の整備
 公園入り口付近の斜面の整備が必要。下が駐車場になっているため大幅な土壌改良は難しい。バラなどアーチ状に植えてはみてはどうか。公園のほうへ提案を行う。デザインのイメージ図が示された。フレームに間伐材を利用することもできる。

○小原本陣の森整備計画について
 登山道整備は約3分の1程度進んでいる。「中里山」の測量は終わっているので区画ははっきりした。協働協約の申請も済んでいる。共有部分では、オイスカ紹介の地元企業による研修の場、そのための登山道としての利用も兼ねる。周遊ハイキングコースも案が出ているが、人の出
入りが増えれば、希少植物の保護や入り口付近の急斜面のアプローチには問題点がある。

○メーリングリスト再開
 様々な問題点が指摘され閉鎖したメーリングリストだが、会員同士の情報交換などにやはり必要なため再開する方向で検討する。
| kitasagami | 経営運営会議事録 | 16:56 | - | - |
定例活動報告 第239回 (小原本陣の森)
経路工事6名、中里山境界線表示2名で行った。今月は境界線表示に絞って報告する。

3月末に中里山の協力協約の為に県立会いの測量を実施した。その際、測量杭の設置と共に立
ち木に目印の白テープをつけておいた。本日は中里山の区域が遠目でも判るようにするため、黄
色テープを境界線に張る作業を行った。これは石井山作業の反省に基づいたもので、参加者全員
が作業範囲を明確に認識出来るようにするものだ。やり残しの発生や範囲認識・指示待ち等の能
率低下の発生防止に重要だからである。経路作業と同時に境界を明示する事で、作業場所へのア
クセスの適正な経路を見通すためでもあり、また、境界を正確に掌握して、整備作業の概要を検
討するためである。中里山面積は約2haで形状は異形扇状で周長は約700mと推定される。

周辺境界表示作業は石村・川田が担当し、中里山下の沢から時計回りに登ることにした。急斜
面の藪の中で立ち木の目印テープを探しながら、境界線を辿り黄色テープを張った。テープの邪
魔になるボサを伐りながらの作業なので時間が掛かり、中里山上部境界線に辿り着いたときは、
昼になっていた。一度基地に戻り昼食をした。経路チームも基地に戻ってきており工事は順調に
進んでいるようだ。

午後、石村さんは甲州古道・道標設置のため不在で一人作業をする事になった。午前中の地点
へのアクセスチェックのため作業経路を辿ったのだが黄色テープになかなか行き着かず、見つけ
た時はホットした。境界テープの有効性を実感した。
一人作業は非常に能率が悪い。まずテープ玉を置いて次の目印を探し、見つけたら元に戻り藪
ボサを除去しながらテープを張る。この作業の繰り返しである。最後部分で測量点が見つからず
迷い、急斜面の沢を滑り降りる事になってしまった。中里山は、石井山より急斜面なので作業だ
けでなく往復路についても注意が必要だ。予定時間を過ぎたので後日作業とした。
中里山の境界表示はほぼ完了、全体像がかなり把握できた。経路つくりは中里山上部境界線辺
りまで必要である。
| kitasagami | 森をつくる、定例報告(小原本陣の森) | 22:25 | - | - |
自然観察教室のお知らせ
相模湖「嵐山の森」の自然観察教室:参加募集  主催 緑のダム北相模

 緑のダム北相模が活動している嵐山は、相模ダムの南側にあります。
 JR相模湖駅からも近く、東海自然歩道も通り、小仏峠・高尾山にも繋がっていて,京都の嵐山に似た自然豊かな山です。地名も高尾、嵐山、小原(大原に対して)、桂川(相模川上流)と呼ばれています。
 嵐山からの相模湖の眺めは、神奈川景勝50選に選ばれています。
 森林浴を楽しみながら、森の中の野草、樹木、キノコ、シダ、野鳥、昆虫等の豊かな森の生態系を観察します。
 下記の要領で行いますので、どうぞご参加下さい。

○予定コース :JR中央線「相模湖駅」(集合9時15分)→相模ダム→嵐山(自然観察)
        →相模ダム→相模湖駅(解散15時予定)

○日  時 :2008年 5月 18日 (日) 9時15分〜15時

○集合場所 :JR中央線「相模湖駅」改札口前に集合

○参加費   :1000円 (当日)

○申込み  :「緑のダム北相模」のホームページから、5月15日(木)までに、お申込み下さい。
○申込み方法:こちらより
       *「タイトル」は,「自然観察教室参加申込み」と記入。

○持  物  :弁当,飲物,歩き易い服装と靴,帽子,手袋,雨具,保険証など。
       自然観察用具(必要に応じて,筆記用具,カメラ,ルーペ,双眼鏡など)

○その他  :小雨決行 
(中止の場合は,当日朝6時30分までに,緑のダム北相模のHPの「緑の伝言板」に表示します)

◎ 講師紹介 :内野 郁夫
アーバンナチュラリスト協会登録講師,全国森林インストラクター,
神奈川県植物誌調査会会員,神奈川キノコの会会員,早稲田大学本庄高等学院非常勤講師,朝日カルチャーセンター講師
| kitasagami | 森をつなぐ | 23:44 | - | - |
林野庁機関紙で紹介されました。
林野庁機関紙、林野RINYA4月号に
本会の活動紹介が掲載されました。

林野庁ホームページからご覧いただけます。
本会の紹介は18ページからです。
ぜひごらんください。

http://www.rinya.maff.go.jp/kouhousitu/johoshi.html
| kitasagami | 森をつなぐ | 16:01 | - | - |





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