月2回の定例活動など、緑のダム北相模のさまざまな活動を紹介しています。
経営運営会 議事録
日時:9月14日 18時から
場所:マルモ出版会議室
参加者:石村、兼松、川田、斉藤、佐々木、滝沢、丸茂、宮村、吉田(50音順)
記録:宮村
議事録:

○FSCTM維持審査に関して
各書類の点検(バッファーゾーンにおける作業規則、急斜面における作業規則等)
当日の役割分担、準備の確認

○来期計画の追加について
神奈川ボランタリー基金が切れたあと、三年後からはどうするか。
ボランタリー基金は、この基金によって市民からの働きかけが行政を動かすものであ
る。
FSCTM認証取得により様々な波及効果があった。審議会、国交省夢街道など。
水源税の有効的な活用に寄与できる団体を目指す。
小原の森は団地化、遊歩道、森林教室など相模原市を動かしている。

ボランタリー基金→様々なモデルケース、担い手育成→水源税の使い道?

担い手育成では、退職者向けという考え方もある。受け入れ先として。
また、地元の方も「仕事」としてやれるような環境づくり。
そのために特定NPO認定があると、寄付は集まりやすい。


○災害時の会としての対応について
どこまでで活動を中止するか、その基準が必要、かつサイトで公表する
気象庁6時、神奈川県相模原に警報が1つ(大雨、洪水、暴風など)出たら活動は中


○その他の議題
自然観察教室の開催、間伐材を生かしたコンテスト、ネイチャーフェスティバル会場
配置の確認、ドングリ里親制の提案など

以上
| kitasagami | 経営運営会議事録 | 18:27 | - | - |
定例活動報告 第224回 (嵐山の森)
9月、爽やかな秋の気配と、未だ暑さの残る日、百日紅(サルスベリ)の花が森の入り口に彩かに輝く。この日は、川崎ネイチャーフェスティバルのファミリーや常連の大学生・高校生・熟年?!と幅広い層が集う。参加者52名。また、今日は国際FSCTM認証の森、維持審査の日。

夏休み明け、久々、“望星の森”では高校生等の姿。先月に続き、植樹した栃の木周りの草刈・手入れに頂上まで宮村教諭と学生が精を出す。森の中で“ピーン”と張り詰めた声が響く。「J240、エバガバズミ、直径:1,9!」日大の桜井教授の声、森林資源科学科の新井沙綾香さんが記録する。森のあちこちに方形に張られた白いテープの中の樹の全部に番号付けをする。樹に張られた黄色いテープは、土に溶けるものだそうだ。アラカシ、ヒノキ、マタタビ、アマチャズル・・・、などなど、色んな植物の名が次々と読み上げられて行く。マタタビの虫瘤は、ハエの幼虫が入っていて強壮剤になるとか。つくづくと「森は人間・生き物に役立つ宝庫・・なのだ!」
山路ホトトギスと言う可憐な花と出合った子連れファミリーは、栗拾い、茗荷(ミョウガ)取り、森の散策。元気な子供の声が森に響く。お昼、夏の思い出に相応しい“カレースープ&キャベツたっぷりサラダ”(野菜不足を森で補っている私。ホント、野菜たっぷり・旨味たっぷりの石村ママの何時もの料理!)。久し振り参加のシャポー吉田先生と森ベテランの石綿さんが、手馴れた手つきで料理の助っ人をしていた。
午後、チルホールド(材巻上げ機)で来月の「川崎ネイチャーフェテイバル」出品のFSCTM 材大木の引き出し作業に取り組む佐々木さん等、バウムクーヘンを焼くための竹串つくり、滝沢学生は三師匠(大坪・小出・松尾)に弟子入りして出品用のベンチつくりに精を出していた。
お花畑班には沢山の応援が入って丸茂班長さん、涙ウルル。綺麗になったガーデンでテイーパーイとかビヤーとか、“森の音楽会”もやりたいですね。
| kitasagami | 森をつくる、定例報告(相模湖・嵐山の森) | 18:46 | - | - |
間伐材を生かした「森づくり・モノづくり」コンテストについて
森林再生事業促進実行委員会主催の同コンテストに共催いたします。

コンテストの主旨
 豊かな森があってこそ、人の暮らしに欠かせない水や空気は供給されます。しかし、日本の国土の三分の二を占める森林のほとんどが手入れをされなく荒廃しております。水源涵養林としての「緑のダム」を守っていく活動として、NPO法人「緑のダム北相模」は森林破壊という負の遺産を子孫に残してはならないを理念とし、FSCTMガイドラインに沿った活動で、市民ボランティアでは初のFSCTM認証を取得しました。そして「森をつくる」「森とつなぐ」「森を生かす」を森づくり三原則として新しい森林再生事業を創出する活動を行っております。この度NPO法人「緑のダム北相模」と相模湖町商工会が協働で森林再生事業促進実行委員会を結成し、FSCTM認証林の流域材を有効利用し、生産者と消費者を結ぶ流域ネットワーク事業を創出するために、幅広い森林再生のコンペティションを企画しました。
 また相模湖町商工会が取り組んでいる「地域資源∞全国展開事業」の一つである「環境グッズサービスの開発」として、「森林関連商品の開発」を目的とし、入賞者の作品の一部の製品化も合わせて実施する事になりました。プロ、アマチュア問わず、多数の応募お待ちしております。




| kitasagami | 森をいかす | 12:50 | - | - |
川崎ネイチャーフェスティバルの概要
10月7日に開催します川崎ネイチャーフェスティバル
チラシができました。

チラシ1
チラシ2


川崎ネイチャーフェスティバルとは、
空気や水の供給源である「森」がどんどん荒廃し、地球温暖化が加速しています。
子供たちの未来のために、都市や森をつなぐことが求められています。
ネイチャーフェスティバルは、市民、企業、行政が協働して、「ふるさとの森」をつくり
川崎市民の水源の森を再生するために、木を使い、森を守ることを多くの人々に伝えるイベントです。
今年は、10月7日日曜日(雨天時は8日)10時から、川崎新鶴見操車場跡地「創造のもり」で行います。
| kitasagami | 森をつなぐ | 12:03 | - | - |
定例活動報告 第223回 (小原本陣の森)
・参加者 :石村,斎藤,佐々木,白石,丸茂,川田(記)(大坪・松尾は嵐山で作業)フォレストノバ=6名
・作業内容:午前/小原本陣見学,小原本陣の森の状況説明。 午後/中里山への経路整備。
(次回10月6日予定:中里山への経路整備:ただし川崎NFの準備とぶつかるので分担する)
○概況
 本日から,小原本陣の森の作業にもフォレスト・ノバの学生が参加することになった。
生憎の小雨で,大半が小原は初めてなので雨宿りを兼ねて,小原本陣の見学をした。
体験学校の斉藤校長の見事なガイド役に感嘆した。
一通りのガイド説明が終わった時,偶然にも,小原本陣のPRに尽力されている中里利夫さんと星野さんが登場。
小原の照手姫伝説の紙芝居を披露して頂き,また小原の歴史について説明して頂いた。(*註参照)
雨も上がったので,拠点に集合した。
石村さんから小原本陣の森の状況説明があった。(石井の森の整備,中里の森の整備予定,小原町・相模原市・県が志向する小原の再興計画 等)
 気が付くと,先月あれほどまでやかましく鳴いていたヒグラシが全く聞こえない,静かな森に帰っていた。小原のセミの
活動は非常に限られた短い期間なのだろう(ファーブル佐々木談)。
昼食は学生を加え,本日もまた石村夫人の作って下さった冷汁とナスをおいしく頂いた。
 午後は本番の作業経路の整備作業を行った。中里山に向かう経路は,場所によっては,夏草で覆われていた。
途中の分岐点で渓流を渡る場所に,橋を掛けることにした。付近の欠頂木・渓流内の木を伐採し,架橋作業をした。
 経路作り作業は,技能向上やチームワーク作りとしても,良い作業実習である。
玉切り時の安全な足場の取り方や,油断するとどうなるかを,白石さんに身をもって指導して頂いた。
学生の頑張りで見事な橋が掛かった。
 本日の作業は,15時で終了し,作業道具類の点検をして,拠点に戻った。この経路作りは,数回必要と思われる。
15時30分,小原の町に移住する予定の鈴木さんと小原の郷で落ち合った。小原の町興しに尽くしたいとのことある。
借りる家を外から見学した。家主の永井さんが,出てこられて廻りの土蔵などの説明をして下さった。
小林さんのお宅も見せて頂けたらと立寄ったが,お会いすることが出来なかったため,次の機会とした。
 例によって,かどや会議には学生も参加し,大いに盛り上がった。
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(*註)中里利夫さんの説明「小原本陣」
 神奈川県には,甲州街道・東海道を合わせて26本陣あったが,残っているのは小原本陣だけである。
本陣は大名,武士の宿。 旅籠:一般人。小原には7軒の旅籠があった。
参勤交代で小原本陣を利用したのは,(1)高島藩(3万石)(2)高遠藩(3.5万石) (3)飯田藩(1.5万石)である。
 (1石:1人の1年間の食料。土佐40万石,加賀100万石,甲斐武田100万石)
信州まで,230kmを7日間。飯田藩:行列120人以上。
小原は小仏峠を挟んで,下りの片継ぎ宿場であった,(下り:小仏→小原→(与瀬)→吉野。登り:与瀬→(小原)→小仏 )
小原本陣:入母屋兜作り。(屋根は茅葺にトタンを被せてある)
名主の3役(税金,水道,争い事の調停)。小原の産業:養蚕(八王子へ出荷),漆,労役
明治28年8月7日の火事で資料も消失。
民話「照手姫伝説」の紙芝居の上演。
| kitasagami | 森をつくる、定例報告(小原本陣の森) | 12:05 | - | - |





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