月2回の定例活動など、緑のダム北相模のさまざまな活動を紹介しています。
定例活動報告 第453回 (嵐山の森)
 今日は台風18号が早朝九州に上陸した影響で、相模原も昼過ぎには大雨になるとの天気予報通り朝から雨。まだ小降りなので嵐山に行くことにした。
 川田浩理事長が急死されたこともあって、朝礼の代役を担った。全員に葬儀が無事滞りなく終わったことを伝え、弟の川田晃氏より皆様に御礼の言葉が伝えられた。一分間の「黙祷」の後、各班の活動予定を連絡した。今後の不安を避けるため理事長代行を川田晃さんにやって頂くことを伝えた。
 基地の周りの栗の木から栗が沢山落ちて散乱していて、イノシシなどが荒らしに来るため、地主の鈴木さんより「できるだけ拾って欲しい」の依頼があったので、手の空いた人は栗拾いを手伝うことにした。午前中沢山収穫出来たので、大粒の栗は鈴木さんに届け、その他は皆さんで持ち帰ることにした。みんな大喜びだった。
 午後から雨がひどくなってきたので、本部「かどや」の二階で昼食の後、座学(講師:二藤君)により森林整備について話があり、中学生たちは真剣に勉強されていた。先日、イーパーツサポートセンターから寄贈されたパソコンを披露し、NPOの経理や連絡のために使われる目的を伝え写真に収め、その時の状況を画像と共にイーパーツに「喜びの声」として送らせて頂いた。(報告:小林照夫)
 9月の活動は雨のため、駅前「かどや(食堂2階)」での屋内学習となった。当会は、前理事長の石村黄仁さんのモットー「雨でも休まず」を20年ずっと続けている。今年理事長に就任した川田浩さんの9月7日の突然の死に直面し、まだその現実を受け止められない気持ちで、嵐山の基地に一端集合し、川田浩さんに全員で黙祷を捧げご冥福をお祈りした。そして朝礼で、宮村連理副理事長、小林照夫理事、川田晃理事、丸茂で川田さんの大役を引き継ぐ事を報告した。
 その後、宮村先生は東京学芸大学附属小金井中学の生徒さんと一緒に、植生調査のため森に入り、他の参加者は「かどや」行き、昼食時には全員集合した。宮村先生の何人かの生徒さんが、現場で学んできた逞しく成長した二藤政毅さん「フォレストクラス(麻布大OB)」に森の現場での活動について質問し、それに熱心に答える姿がとても強く心に焼き付いた。宮村先生の何人かの生徒さんが「フォレストクラス(麻布大のOB)」の二藤さんに森の現場での活動の事を真剣に質問している姿、その質問に現場で学んできた逞しく成長した二藤さんが熱心に答えている姿、20年続けてきた石村さん、宮村先生他若者を指導してきた桜井尚武先生、川田浩さんをサポートしてきた小林さん、若者を見守ってきた年輩の方たちが、微笑んで見ている。これこそ世代を超えて、森で結ばれている証であり、それは教室がなくても校舎がなくても「どこでも学校」ではないか。お互いが世代を超えて20年間続けてきた自信と誇りのNPO緑のダム北相模ならではの光景に触れ、思わず胸が熱くなった。石村さんのやって来た事、川田さんがやりたかった事、やり残した事はしっかり次の世代に受け継がれていくことを確信したのである。
 補足しておくと、「フォレストクラス(麻布大のOB)」の滝澤康至さんを世話役として、二藤さん、斎藤駿一さん、斉藤理沙さん(旧姓神宮さん)、加藤浩晃さん等は社会人となった今でも緑のダム北相模のOBとして活動に参加し、後進の面倒をずっと見ている。NPOの高齢化がどこでも問題になっている今日、緑のダム北相模は中学生、大学生、そして高齢者まであらゆる世代がつながり、世代交代が行われている数少ないNPOでありとても恵まれていると思った。(報告:丸茂 喬)
 この日は予報通りの雨。理事長だっただけでなく、我々が活動していく精神的支柱でもあった川田浩さんがお亡くなりになって初めての森。森もそのことを悲しんで泣いているんじゃないだろうかという雨のなかで、少しセンチメンタルな気分になりつつ活動に臨む。作業自体がまだまだ怪しい地球環境部にいつも厳しく、しかし的確に、そしても最も応援してくれてきた川田さんが抜けた穴はあまりに大きく、まだまだ教えていただきたいことばかりだったが、それでも我々は活動していかねばならない。安全に、ときに大胆に、地球環境部らしく活動し、ご恩に報いたい、そんな話を中高生としてから活動を始めた。
 雨であることは分かっていたので、中高生も準備は万端。桜井先生もいらっしゃるとお聞きしていたので、雨の中お願いをして植生調査の準備。これまで学芸大の小柳先生にいろいろ指導されてきた生徒たちにとって違う視点での植物の話。いつもある一定方向の知識を鵜呑みにする学校の中で複数の専門家から違う視点での話を聞き、自分たちのやり方、答えを見つけていかねばならないということに戸惑いながらも、いずれ大きな感動になるに違いないと期待しながらの活動でした。活動に参加した生徒の感想を紹介します。(報告:宮村 連理)
 僕の活動は森の光量を測り、それによってどのように森に光があたり、影響があるかという活動です。なので、晴れないと出来ません。本日の天気は台風近づいていたこともあり大雨でした。しかし、とても有意義な活動が出来たと思います。何故か、それは、分からないことが分かったからです。今までの僕達の活動を見てみると、これがこうなるから…という風に論理を立てすぎていました。しかし雨でもいざ行ってみると、自分たちが予定していたことが間違っていたところが多く、驚いてしまいました。今回は雨が降ってしまいましたが、今までしてきたことを見直す、いいきっかけとなりました。そのため冒頭にも書きましたが、とても有意義なものとなりました。実際に見る大切さというこの活動のテーマを、身をもって体験した一回になりました。(福田将希、東京学芸大学附属小金井中学校2年)
 今回の活動は我々小金井中の生徒にはとても厳しいものになったと思う。活動当日まさかの台風直撃、活動に参加した生徒も10人いるかいないかという状況のなかで相模原へと出向いた。しかし今回、我々にはとても力強い味方がいた。林業を営む二藤さんである。森の中は予想通り雨でぐちょぐちょだった。前回この活動に参加したときは快晴で、服装も長袖長ズボンという軽装でよかったのだが今回ばかりはそうはいかない。
 森の中ではまず、森の中に光を届けるために、それを妨げる植物をそれぞれ分かれて切っていった。次に雷に打たれたと分かる比較的低い木を仁藤さんに指導されながら切り倒した。前回の活動では木も高く、危険も大きかったため大学生や大人がつきっきりで作業したが、今回は倒す木も低かったため、我々生徒が木を切り倒すまでの過程のほとんどを担当した。受け口の向き、追い口の深さなどを考えながら合計2本の木を切り倒した。森での活動の後は、林業のプロである二藤さんにいくつかの質問をさせていただいた。どの質問からも二藤さんの森への思いや、プロ意識を感じ取ることができた。今回の活動を振り返ってみると、自ら考えて動いたことが多くあった。森に光を届けるためにはどの植物を切ればいいのか?受け口の向きは?追い口の深さは?どんな質問をしようか?など普段よりも活動しにくい中だからこそ、雨だったからこそ動きやすい日よりも、晴れの日よりもより多く、より深く考えて行動することができた。普段ならできないことをした。そんな活動だった。(乾有希、東京学芸大学附属小金井中学校2年)
| kitasagami | 森をつくる、定例報告(相模湖・嵐山の森) | 11:06 | - | - |





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